Studio Rxは、親会社のInterpublic Group(IPG)が導入し、グローバルネットワークを通じて傘下の代理店にも提供されるAdobe Fireflyとカスタムモデルを活用しました。これにより、外部からの受託案件と自社主導のマーケティングキャンペーンの両方の強化が実現できたのです。従来であれば計画から実行までに数か月はかかるようなまったく新しいブランドアイデンティティの実装プロジェクトを、Adobe Fireflyを使用することで、わずか数週間で完了しました。
Studio Rxのエグゼクティブクリエイティブディレクター、Matt Hall氏は、次のように述べています。「このキャンペーンでAdobe Fireflyを使用した結果、これは私たちが求めていた効率性の向上を実現しつつ、コンテンツのクリエイティブコントロールも維持できる、信頼性の高いテクノロジーであることがわかりました。Adobe Fireflyによってアーティストの作品の個性やスタイルを完成した画像に反映させることができたのは、本当に素晴らしいことであり、それこそ当社のブランドを表現するために意図した重要な点でした」
Rxiesのバリエーションを増やす
Studio Rxは新しいブランドアイデンティティのために20以上の画像を求められ、webサイトやその他のデジタルマーケティングチャネルに使用するためのコンテンツも必要でした。つまり、メールキャンペーンからSNSでの投稿まで、幅広い用途のために大量のバリエーションを用意することが求められていたのです。Studio RxはすでにRxiesのアセットをwebサイトに展開済みでしたが、さらに一歩進み、Adobe Fireflyのカスタムモデルを活用したバリエーション作成に取り組みました。
Studio Rxの事例は、IPG Healthにおける生成AI活用の一例にすぎません。Adobe Fireflyを通じてユーザーは、安全に商用利用が可能で、Adobe Stockなどのライセンスコンテンツやパブリックドメインのコンテンツでトレーニングされた生成AIモデルにアクセスできます。
Studio Rxのような代理店は、人間が主導権を維持することを前提としたうえで、生成AIがクリエイティブプロセスに与える影響について実体験とともに語ることができます。Studio Rxの場合、効率性の向上と時間の節約が、新しいクリエイティブ表現を創出する取り組みを補完しました。Adobe Fireflyは、クリエイターのアイデアをデジタル画面に瞬時に変換するだけでなく、その革新的な機能を発揮し、今では代理店のブランドアイデンティティに沿ったキャラクターファミリーをも生み出せることを示したのです。
Studio Rxは、世界で最も著名で受賞歴のあるヘルスケアマーケティングエージェンシーのグローバルな集合体、IPG Healthの一員です。斬新なマーケティングソリューションを創造し、クリエイティブ、テクノロジー、サイエンス、データを駆使し、より健康であるための行動を喚起することへの健全なこだわりを持つ、6,500人の社員が世界の6大陸で働いています。IPG Healthは、2024年と2023年のカンヌライオンズにおける「Healthcare Network of the Year」の受賞をはじめとして、米アドエイジ誌「A-List」、ニューヨークフェスティバル「Health Awards」、Manny Awardsを含む数々の栄誉ある賞を受賞しています。IPG Health は、2023年のClio Health Awards、London International Awards、およびMM+M Awardsで「Healthcare Network of the Year」にも選ばれました。