Adobe Marketo Engageのインタラクティブウェビナーを活用して需要を創出
バーチャルイベントは、B2Bマーケティングの中核となる要素です。しかし、マーケターは、セールスリードを創出および選定するためのウェビナー体験を構築、スケジュール設定、マーケティング、提供するために、複数のツールを使用するという負担を強いられています。複数のログイン情報を管理し、様々なデータモデルを扱いながら、複数のツールの統合を維持することは非効率であり、重要な顧客アクティビティデータがソリューションごとに分断されたまま放置されたり、スプレッドシートを使用してデータの受け渡しが行われたりします。B2Bマーケターは、需要をより効率的に生み出すことを目指しており、テクノロジースタックの簡素化、プロセスの合理化、データを活用した優れた顧客体験の向上が最重要課題となっています。
Adobe Connectを活用したインタラクティブウェビナーは、Adobe Marketo Engageのインスタンスに組み込まれた、完全なエンタープライズグレードのウェビナーマーケティングプラットフォームです。インタラクティブウェビナーを活用すれば、他のすべてのMA(マーケティングオートメーション)プログラムやリードジェネレーションプログラムと並行して、Adobe Marketo Engage内であらゆるウェビナーを作成、宣伝、配信、分析できます。
インタラクティブウェビナーは、よりインタラクティブなデータを使用してウェビナーマーケティングを自動化し、クロスチャネルマーケティング戦略を推進して需要創出を合理化します。ワークフローの効率化とデプロイメントの迅速化に加えて、投票、アンケート、挙手、Q&Aなどのエンゲージメントポッドを使用して、ウェビナーのエンゲージメントに関するより多くのデータを収集することで、チームにメリットをもたらすことができます。
参加者がそうしたインタラクティブ機能を利用すると、それらのデータはAdobe Marketo Engageのデータベースにすぐに取り込まれ、オーディエンスセグメントの更新、コンテンツのパーソナライゼーション、フォローアップコミュニケーションのトリガー、セールス部門へのアラート、リードスコアとアカウントスコアの調整が行われ、ウェビナー後のエンゲージメントがより迅速に自動化されます。
Adobe Marketo Engageに組み込まれているアトリビューションダッシュボードを使用すると、ウェビナーが他のチャネルやプログラムと並行して、成約した商談に影響を与えたかどうかモニタリングできます。
インタラクティブウェビナーの利点
ウェビナーの作成とプロモーション
- ユーザーフレンドリーなWYSIWYGエディターを使用すれば、ウェビナーのニーズに合わせて、チャットポッド、投票、アンケート、Q&Aなどのウィジェットをドラッグ&ドロップするだけで、ウェビナーのカスタムレイアウトを簡単にデザインできます。
- エンタープライズグレードのメールマーケティングオートメーション、ランディングページの制作、統合フォームなどを使用して、イベント前、イベント中、イベント後にウェビナーのオンデマンド視聴の需要を喚起し、最大化できます。
高度にインタラクティブなセッションを提供し、膨大なアクティビティデータを収集
- Adobe Marketo Engage内でライブウェビナーセッションを作成、開催し、リアルタイムの投票、アンケート、チャット、Q&A、挙手機能などで参加者の関与を促し、登録や出席データ以上のものを収集できます。
- ダッシュボードでウェビナーのアクティビティデータを表示して、ウェビナーのパフォーマンスとインサイトを確認できます。
より迅速かつパーソナライズされたフォローアップを実現
- セッション中のアクティビティデータを使用して、参加者の行動に基づく迅速なフォローアップエンゲージメント、リードスコアとアカウントスコアの調整、オーディエンスの更新、セールス部門への通知、コンテンツのパーソナライズをトリガーできます。
- ウェビナーセッションのアクティビティに基づいて、1~2時間でリードとアカウントのスコアリングを拡充し、商談のルーティングやCRMからのセールス部門へのアラートをトリガーできます。これにより、セールス部門のパイプライン選定を迅速化できます。
インタラクティブウェビナーの価格
Adobe Marketo EngageのSelect、Prime、Ultimateパッケージをお使いのお客様は、追加料金なしでインタラクティブウェビナーをご利用いただけます。ウェビナーセッション数、参加可能人数、ストレージ、セッションの同時実行は、Adobe Marketo Engageのパッケージによって異なります。より多くのウェビナーを開催する必要がある場合、より多くのストレージが必要な場合、または複数のウェビナーを同時開催する必要がある場合は、有料のアドオンを利用できます。
最初のインタラクティブウェビナーを作成
製品の発表、ソートリーダーシップのウェビナー、顧客イネーブルメントセッションなど、インタラクティブウェビナーは、その内容を問わず、オーディエンスにとって思い出に残る体験を生み出すのに役立ちます。
インタラクティブウェビナーの利用を開始するには、次の3つの簡単なステップに従います。
- インタラクティブウェビナーの作成: マーケティングアクティビティの下にある、新しいプログラム、イベント、インタラクティブウェビナーを選択します。ウェビナー情報を入力し、テンプレートを選択して、ウェビナーのレイアウトをデザインします。様々な種類のエンゲージメントポッド(投票、アンケート、Q&Aなど)から、任意のものを選択します。
- ウェビナーのプロモーション: Adobe Marketo Engageのクロスチャネルマーケティングデータを使用して、スマートリストを作成し、特定のリードやアカウントに招待メールを自動的に送信します。
- ウェビナーの配信: ウェビナー当日に、事前に作成したウェビナールームにログインします。ウェビナーの配信や録画の再生時に、選択したすべてのインタラクティブ機能を使用できます。
ウェビナーの終了後、イベントの概要画面でパフォーマンスを確認します。この画面には、詳細なオーディエンスエンゲージメントのダッシュボードが表示されます。このデータを使用して、イベントワークフローのスマートフィルターとトリガーを使用したフォローアップをパーソナライズします。さらに、オンデマンドウェビナーのパフォーマンスを追跡できます。
インタラクティブウェビナーを導入し、Adobe Experience Leagueでベストプラクティスを学びましょう。
詳細については、ビデオチュートリアルをご覧いただくか、インタラクティブウェビナーの担当者までお問い合わせください。
Joe Stewartは、アドビのシニアプロダクトマーケティングマネージャーです。Adobe Marketo Engageの製品ポジショニング、セールスイネーブルメント、競合分析、顧客/市場フィードバックの開発に携わっています。アドビで7年間、業界戦略とプロダクトマーケティングに取り組んでいます。以前は、ハイテク、メディアおよびエンターテインメント、B2B業界向けのExperience Cloudを担当していました。Joeはユタ州リーハイ在住で、アウトドアとスポーツが大好きです。
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