アドビ、Adobe Analyticsの新機能「Virtual Analyst」を発表

AIと機械学習を活用し、データの奥底に埋もれた強力なインサイトを発見

アドビはこの度、Adobe Analyticsの新しい機能であるVirtual Analystを発表しました。Virtual Analystは既存のテクノロジーに基づいており、ユーザーはインサイトを自動的に発見できるようになります。アドビのAIおよび機械学習のフレームワークであるAdobe Senseiを活用することで、ブランド企業は気づかなかった可能性のあるシグナルを表面化させて分析からさらなる価値を引き出すことができるようになります。これには、リアルタイムのエスカレーションへの対応や増収のための新たな機会を見いだすのに不可欠なオンライン注文やwebトラフィックなどの重要な指標における予期せぬ変動に関する貴重なインサイトも含まれます。

新しいVirtual Analystの機能には以下が含まれます。

新しいVirtual AnalystはAdobe Analyticsの包括的な一連のソリューションに基づいて構築されています。これには、異常値検出機能(システムがデータ内で統計的に重要な逸脱を探す機能)や、コントリビューション分析(異常値を引き起こした要因を特定する機能)などが含まれます。この度発表した新機能はインテリジェントアラートをベースとし、Adobe Senseiを利用した新たなAI機能を備えています。

Adobe Analytics製品管理ディレクターであるジョン ベイツ(John Bates)は次のように述べています。「新しいVirtual Analystは、アウトプットで現実の問題を解決できるようにするため、実際の顧客データでテクノロジーを厳密に検証し、AIモデルのトレーニングを行うのに何年も費やし、時間をかけて構築しました。初期の試用プログラムに参加したグローバルの主要ブランド企業からは、100人を超えるデータサイエンティストをチームに加えるのに匹敵するインサイトであったと言われました。今のところアドビはこのフィードバックに満足しており、このテクノロジーをより広く展開することを楽しみにしています。」

※本記事は、2018年9月24日にアドビが米国で発表したメディアアラートの抄訳版です。