Adobe Marketing Cloudの最新のイノベーションが、マーケターの顧客体験管理(CXM)を支援

新しいAI機能により、エクスペリエンス提供と顧客エンゲージメントを強化

顧客ロイヤルティは、大きな課題です。企業は、これまで以上に消費者の興味を引く必要があり、顧客と接する際には、常に心に残る体験を作り出す必要があります。

Adobe Summit 2019の一環として開催されたMarketing Nationでは、Adobe Marketing Cloudの新たな機能を紹介しました。この画期的な機能によりマーケターは、B2BとB2Cのオーディエンスに素晴らしい体験を提供でき、企業は顧客体験管理(CXM)をリードすることが可能となります。またこの新機能には、Marketo Engageとの初統合と人工知能(AI)のイノベーションが含まれているため、企業は適切なタイミングで、適切な人に、適切な体験を自動的に提供できます。アドビのAIとマシンラーニングのテクノロジーであるAdobe Senseiを活用すれば、マーケターはパーソナライズした体験を大幅に自動化できます。

さらに、アドビ、マイクロソフトおよびLinkedInは、企業のアカウントベースドエクスペリエンス(ABX: Account Based Experiences)を加速させるために連携することを発表しました。このB2Bマーケティングを変革させるパートナーシップにより、ターゲットを絞ったコンテンツの管理、評価および配信プロセスを向上させ、LinkedInをはじめとする主要B2Bプラットフォームにおいて、よりパーソナライズされた体験を個人およびアカウントレベルの両方で提供できるようになります。

アドビのデジタルエクスペリエンス事業部門担当シニアバイスプレジデント スティーブ ルーカス(Steve Lucas)は次のように述べています。「アドビは、顧客獲得からアドボカシーまで、消費者の体験全体に渡り、優れた顧客体験を作り出す必要があると考えています。マルケトのイノベーションとアカウントベースドマーケティングの機能が統合されたAdobe Experience Platformの発表は、今までになかった規模でパーソナライズした体験を提供するロードマップの始まりで、アカウントベースドマーケティングから、アカウントベースドエクスペリエンス(ABX)への移行を意味します。この最新の機能により、セールス部門とマーケティング部門は、適切なアカウントで適切な人と関係構築できていることをお互いに確認し合い、確信を持つことができます。さらに、ビジネスにもたらす効果を全く新しい方法で測定することが可能になります。」

アドビは、業界初となるCXM向けオープンプラットフォームであるAdobe Experience Platformと、その上に構築された新しい電子メールおよびキャンペーン管理機能を発表しました。また、Marketo Engage、Adobe Marketing CloudおよびAdobe Creative Cloudの初めての連携により、マーケターを以下のように支援します。

Adobe Marketing Cloudの新しいAI機能によって、マーケターはより賢く効率的かつインテリジェントに以下を実現できます。

Adobe Summitで発表したAdobe Experience Cloudにおける最新のインベーションについては、こちらのリンク(英語)を参照ください。

Adobe Experience Cloudは、エクスペリエンスのためのデジタルコンテンツの制作からマーケティング、広告、アナリティクス、コマースを含む業界唯一の包括的なソリューションです。静的かつ分断化された顧客プロファイルのみを扱う従来のエンタープライズプラットフォームと異なり、Adobe Experience Cloudは、すべてのタッチポイントやあらゆるチャネルを通し、魅力的なエクスペリエンスを一貫性と継続性をもって提供することを支援し、顧客のビジネス成長を加速させます。エクスペリエンスを主題にした主な調査報告書において、業界アナリストがアドビをリーダーとして位置づけるものは20を超え、これはテクノロジー企業のなかでも突出しています。

※本記事は、2019年3月28日にAdobe Communications Teamが英語で公開したブログの抄訳版です。