ナイキやアドビなどの世界的企業から、世界を変革しようとする非営利団体まで、さまざまな規模の組織が、 Owen Jones を頼り、魅力的なブランド体験をつくり出そうとしています。Owen Jones は、将来にわたり持続するブランド戦略、キャンペーン、ビジュアルを開発することへの、献身的な姿勢で注目を集めています。

Owen Jones の戦略担当バイスプレジデント Stacy Westbrook は「私たちは、あらゆるレベルの関係性を重視しています」と言います。「私たちは、自社チームメンバーの生活の質の向上であれ、クライアントが顧客に優れたブランド体験を提供する作業の容易化であれ、あらゆる人々を成功に導きたいのです」

Owen Jones のクライアントは、熟考されたブランドガイドラインに基づく、視覚を刺激するキャンペーンを求めています。その要求に応えるため、常にデザイナーたちは、さまざまなチャネルやデバイスのためのコンテンツを開発し、サイズ変更し、レビューし、配信しています。

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「コンテンツに対する需要の変化が、私たちにクライアントとの働き方の見直しを促しました」と、Owen Jones のシニアプロデューサー Hari Khalsa は言います。「すべて自分たちで行うよりも、クライアントと一緒に作業し、彼らが必要な規模とスピードを実現する助けになるる方が理にかなっています。私たちは、高度なクリエイティブ戦略とデザインの専門知識を提供できます。それにより、クライアントは、具体的なメッセージを自ら作成できます」

Illustrator でロゴをデザインしたり、Photoshop で背景画像を編集したりするなど、 Owen Jones にとって Adobe Creative Cloud アプリケーションは欠かせないツールです。彼らは、Adobe Express に、コンテンツ制作を革命的に変化させる可能性を見出しました。Express を活用すれば、Owen Jones のクリエイティブ担当が開発した要素を使うことで質の高いブランディングを維持しつつ、クライアント側のチームが制作の主体になることができます。

「Express は速く、柔軟で、使いやすいツールです。クライアントのマーケティングチームは、編集や修正の繰り返しを自分たちで行えるため、より多くをコントロールすることが可能になります」と、Owen Jones のアカウントディレクター Grace Young は言います。「また、私たちのクリエイティブ担当は、クライアントの大きな戦略やデザインに関する疑問への対応に集中する時間を確保できます」

Adobe Stock チーム用 Adobe Express のシーズンテンプレート
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マーケティングチーム向けセルフサービス用クリエイティブアセット

同社は、一連の静的な完成ファイルをクライアントに渡す代わりに、編集可能なアセット、簡単に使えるテンプレート、そしてブランドキット（フォント、カラー、ロゴ、承認されたイメージなど）をクライアントに提供しています。マーケターは、発表日の変更やバナーコピーの変更などのため、アセットを土壇場で調整しなければならない場面でも、Owen Jones にファイルを戻す必要はありません。キャンペーンをスケジュール通りに実行できるように、いつでも自分たちで修正できます。

Adobe Substance 3D ソーシャルメディアチームは、Owen Jones のクライアントです。このチームは、新しい製品機能に関する情報を提供し続けるために、厳しいスケジュールで作業することが日常茶飯事です。今では、彼らは、プロフェッショナルな外観のブランディングされたコンテンツをゼロから作成し始める必要がなくなりました。その代わりに、ブランドキットの要素を再編集することで締め切りに間に合わせ、クリエイティブなメッセージを伝えることに集中しています。

Adobe Substance 3D チーム用の Adobe Express ソーシャルメディアテンプレート
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Owen Jones は、Adobe Stock の季節ごとのキャンペーンを定期的に担当しています。当初の彼らへの依頼は冬のキャンペーン用のアセット制作でしたが、彼らは、その代替として、全ての季節のアセットを含む、より柔軟なキットを開発できることに気づきました。Adobe Stock チームのマーケターは、ちょっとしたバリエーションのためにデザイナーの時間を取ることなく、簡単に画像を入れ替えたり、コピーを変更したりして、年間を通してデザインを作成できます。

「クライアントにとって時間節約になる大きな可能性があるのは、Express を使った修正の繰り返しです」と Khalsa は言います。「マーケターは、いつでもメッセージを調整できます。これは、特に多くのテストを行いたいブランドの役に立ちます。私たちが関わる時間は半分に削減されました。これは、クライアントがより速く、より少ないコストで仕事ができることを意味します」

Adobe Express のテンプレート
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ローカリゼーションを専門家に任せる

Owen Jones が最大の利点を感じているのは、ローカリゼーションに対応する場面です。同社は、Express を採用することにより、ローカリゼーションチームにアセットの作成を直接任せることで、精度の向上と制作のスピードアップを実現しました。

以前の Owen Jones におけるキャンペーンのローカライズは、アセットに使われているコピーをローカリゼーションチームに送り、翻訳をまとめるためのスプレッドシートを作成するというものでした。シニアデザイナーの Carly Fiste をはじめとするデザイナーたちは、新しいテキストをアセットに慎重にコピー＆ペーストしていました。馴染みのない言語の改行調整など、凡庸な作業にも頻繁に修正が発生していました。

「今は、アセットをアップロードすると、ローカリゼーションチームが自分たちでアセット内のテキストを変更しています」と Fister は言います。「Express を使えば、クライアントは知識とスキルのある担当者に、アセットへの必要な変更を任せることができるようになります。初回から正しく修正できるため、キャンペーン用コンテンツ制作の速度が大幅に向上します。そして、私のようなデザイナーは、よりインパクトのあるクリエイティブな仕事に集中できるのです」

生成 AI を活用し、イノベーションと効率化を推進

コンテンツ需要が増大する中、Owen Jones のデザイナーたちは、生成 AI モデル Adobe Firefly を搭載した機能によるより迅速な作業に期待しています。Photoshop の生成拡張は、生成 AI を使用して背景を水平または垂直に拡張し、任意の縦横比のアセットに画像を適用できるように変更します。また、デザイナーは、コピーを配置するためのスペースを追加する際に、単純に白にフェードアウトするのではなく、画像の背景を拡張してより自然に見せることもできます。同社はまた、アドビのイベントのために、スーパー解像度を使って解像度を上げることで、7 フィートの高さのバナーに画像を鮮明に表示させました。

「生成 AI は、デザイナーが画像の候補を探したり、手作業で回避策を探したりするために費やす時間を節約します」と Owen Jones のアソシエイトクリエイティブディレクター David Feldkamp は言います。「Adobe Firefly の、テキストから画像生成する機能は、アイデアの有効性を判断するためのラフ案を数秒で生成してくれて、初期のコンセプト考案を支援します。私たちは、Firefly の生成 AI が、クリエイティブエージェンシーにとってどれほど強力なツールとなり得るのか探求し、イノベーションを推進し、効率を向上させ、戦略的思考の時間をつくり出すことに対して、とても興奮しています」

クライアントのためのスピードと柔軟性

Owen Jones は、まずアドビのクライアントチーム に、Express のワークフローを導入しました。今後は、より多くのクライアントのプロジェクトにこのワークフローを拡大したいと考えています。小規模のクライアントや非営利団体は、より手軽に自分たちだけで作業ができ、時間とコストを節約できます。また、大規模なクライアントは、大量のコンテンツを高速に処理し、多くのテストを行うえば、効率的にコンテンツ制作の規模を拡大できます。また、どのような場合であれ、企業は、終わりの見えない編集や修正の繰り返しの代わりに、より戦略的なキャンペーンの発案を Owen Jones に依頼することで、クリエイティブ予算からより大きな利益を得られます。

「私たちの目標は、ファイルを約 15% 早く納品し、修正にかかる合計時間を約 40% 短縮することです」と Westbrook は言います。「Express を使ってアセットを届け、マーケティング担当者に力を与えれば、私たちのクライアントは、クリエイティブ制作のパートナーとして長期的な成功を収めることができるでしょう」

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