統合されたインクルーシブデザイン

Adobe Creative Cloudグループ版でユーザーエクスペリエンスをデザインするPiaggio Fast Forward

ロゴ

創業

2015年

従業員数:65人
マサチューセッツ州ボストン
www.piaggiofastforward.com
www.mygita.com

50%

Webページの制作を高速化

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目標

閲覧者に表示するすべてのデザインとユーザーエクスペリエンスを強化する

デザインガイドラインを全社で共有し、一貫したエクスペリエンスを提供する

関係者がどこにいても共同作業を推進する

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成果

Creative Cloudライブラリを使用することで、印刷物とデジタルで一貫性のあるブランディングを維持

Adobe XDを使用することで、webページのデザインにかかる時間を最大50%高速化

動画を入れることでソーシャルメディアのエンゲージメントが139%アップ

カスタムブランドテンプレートにより、メールの開封率が1.22%、クリックスルー率が2.3%向上

Piaggio Fast Forwardのモットーはデザイン第一。人の後をついてくる画期的な荷物運搬ロボットのフラグシップ製品、Gitaで有名な会社です。親会社であるPiaggioを代表するVespaスクーターと同様に、Piaggio Fast Forwardは革新的でインクルーシブな製品で未来を築くことを目指しています。

 

Gitaロボットは最大40ポンド(18kg)の荷物を運べるため、歩くことが楽になります。動的追従技術を採用したロボットのため、コントローラーやプログラミングが不要で簡単に使用でき、個人用にもビジネス用にも最適です。

 

ロボットのなめらかな曲線から、直感的に操作できるモバイルアプリ、魅力的なマーケティングやソーシャルメディアのコンテンツまで、Gitaのあらゆる面にデザインが反映されています。Piaggio Fast ForwardのデザインマネージャーであるJerry Ding氏は、デザイン主導の考え方をビジネスのあらゆる側面に取り入れています。

 

「ユーザーエクスペリエンスが当社すべての中心であるべきです」とDing氏は語っています。「そのため、パッケージからwebサイト、製品開発まで、開発の初期段階からデザインチームが参加しています。他のチームと協力してアイデアを練り、革新的なエクスペリエンスが直感的に使える方法を考えています」

 

5人で構成される社内デザインチームは、Piaggio Fast Forwardのすべての部門に関わり、あらゆる種類のデジタルおよび物理的デザインを作成する必要があります。Adobe Creative Cloudグループ版の共同作業機能を活用して、ブランディングとカスタマーエクスペリエンスの一貫性を保つために常につながりを維持しています。

 

「Adobe Creative Cloudグループ版はこれまでも便利でしたが、さらに年々進化して共有と共同作業の機能が追加され、驚くほど便利になっています」とDing氏。「当社のチームはこれを基盤とし、デザイナーがどこにいても効率的に仕事ができるようにしています」


「Adobe XDとCreative Cloudライブラリを使用することで、個々のwebページのデザインを最大50%短縮できます」

 
Ludo Cestarelli氏

Piaggio Fast Forward、グラフィックデザイナー


インタラクティブプロトタイプによる効率的なデザイン変更

Piaggio Fast Forwardのデザインチームは、印刷およびデジタルのクリエイティブコンテンツを作成するためのAdobe IllustratorAdobe PhotoshopAdobe InDesignやビデオコンテンツを作成するためのAdobe Premiere ProAdobe After Effectsなど、様々なAdobe Creative Cloudアプリを使用しています。またこの数年は、あらゆるタイプのエクスペリエンスデザインにAdobe XDを活用しています。シンプルなドラッグ&ドロップ操作で再利用可能なコンポーネントを目的の位置にすばやくドラッグできるほか、要素のコピー、コンテンツの再配置、サイズの変更もでき、任意のサイズのスクリーンに表示できます。

 

しかしデザイナーがAdobe XDで作成しているのは平面のスクリーンだけではありません。インタラクティブなダイナミックプロトタイプを開発しています。これはレビュー用にオンラインで公開して関係者と共有できます。レビュー担当者はブラウザーでプロトタイプを開けば、クリックや画面のスクロール、メニューを開くなどの操作ができ、最終的なユーザーエクスペリエンスと同じルック&フィールでデザインされたトランジションを見ることができます。そのため詳細で正確なフィードバックが得られます。

 

デザインチームはwebサイトをリニューアルするにあたり、カスタマーサポート、マーケティング、経営陣など様々な関係者の懸案をすべて解決するwebサイトにしたいと考えました。Adobe XDを使用することで、最新のプロトタイプをすべての関係者と同時に共有してフィードバックを集め、リアルタイムにイテレーションできるため、レビューが簡素化されました。デベロッパーに渡すときは、Adobe XDの「開発用に共有」機能を使ってデザインと関連リソースをひとつのリンクにまとめたデザインスペックを生成しました。

 

グラフィックデザイナーのLudo Cestarelli氏は標準webコンポーネントのデザインシステムをAdobe XDで構築し、Creative Cloudライブラリを使って他のデザイナーと共有しました。このデザインシステムは、クリックするだけで新しいコンポーネントを追加できページのデザインをすばやくイテレーションできるため、webサイトのデザインをさらに効率化できました。

 

「Adobe XDとCreative Cloudライブラリを使用することで、個々のwebページのデザインを最大50%短縮できます」とCestarelli氏は語っています。「ページにポップアップを追加する必要があれば、コンポーネントをドラッグだけで、正しい境界線と寸法で配置できます」


「Creative Cloudライブラリの最大のメリットは、どのAdobe Creative Cloudアプリでも使用できることです」

 
Ludo Cestarelli氏

Piaggio Fast Forward、グラフィックデザイナー


全社で一貫性のあるブランディングを維持

デザインチームはCreative Cloudライブラリを管理して全社員と共有することで、デザイン、メッセージ、ブランディングの高い一貫性を維持しています。ブランドライブラリには、最新の承認済みロゴ、フォント、カラー、その他のブランド要素のみが含まれています。ブランドライブラリにアクセスすることで、社員であれば誰でも最新のブランドガイドラインとアセットをすぐに見つけることができるため、デザイナーにメールで正しいファイルを確認する必要もありません。

 

「Creative Cloudライブラリの最大のメリットは、どのAdobe Creative Cloudアプリでも使用できることです」とCestarelli氏。「Adobe XDでメールを作成するときも、Adobe InDesignでユーザーマニュアルのデザインを変更するときも、同じライブラリを使います。印刷物とデジタルの連携も万全です」

毎週のカスタマーメッセージ発信

毎週デザインチームはマーケターと協力して、テーマに沿ったクロスチャネルの販促資料を作成しています。毎週のメッセージ発信には、ブログ記事、2通のメール、複数のソーシャルメディアへの投稿が含まれ、それぞれ他の記事にリンクすることでカスタマーエンゲージメントを高めています。すべてのコンテンツ制作にAdobe Creative Cloudアプリを使用しています。ソーシャルメディア用の写真をPhotoshopで編集し、Illustratorでカスタムグラフィックやパッケージをデザインします。同社のソーシャルメディアでは映像の重要性が増しているため、デザイナーはPremiere ProやAfter Effectsも頻繁に使用するようになりました。

 

「昨年の調査では、Instagramの動画投稿は静止画投稿に比べて139%も高いエンゲージメントを示しました」とCestarelli氏。「Gitaの静止画を見るのと、Gitaが自動的に人の後について荷物を運んでいる動画を見るのとでは雲泥の差です」

 

Piaggio Fast ForwardはHubSpotでメールキャンペーンを配信しています。これまではHubSpotのテンプレートを使ってメールを作成していましたが、高速でレスポンシブなメールテンプレートを作成するためにAdobe XDに切り替えました。

 

「Adobe XDを使用して、同じwebデザイン方針でレスポンシブメールを作成しています。デザインをデベロッパーと共有し、デベロッパーはそれをブラウザーで開いてコードをHubSpotにコピーします」とCestarelli氏。「短時間で簡単にできるため、テストの作成やCTAボタンの調整に多くの時間を割くことができ、開封率を1.22%、クリック率を2.3%向上できました」


「コンテンツニーズが高まる中、Adobe Creative Cloudグループ版を使うことで、需要に効率よく対応しブランディングを維持できるため、常にベストのカスタマーエクスペリエンスを制作できます」

 
Jerry Ding氏

Piaggio Fast Forward、デザインマネージャー


Gitaを使った新しいストーリーを開拓

Piaggio Fast Forwardは、ユーザーがGitaを活用して生産性を高める方法をイメージしやすいように、特にビジネスでの様々な活用事例を展開しています。現在試験的に病院、空港、ホテルで運用し、Gitaが担当者をサポートして非接触で配送を補助しています。

 

Piaggio Fast Forwardの次の段階は、同社が運用する自社サイト、Gita製品サイト、自社ビジネスサイトの3つのサイトを1つにまとめることです。統一ポータルがあれば、閲覧者は必要な情報を得るためにサイトを行き来する必要がなくなります。

 

「コンテンツニーズが高まる中、Adobe Creative Cloudグループ版を使うことで、需要に効率よく対応しブランディングを維持できるため、常にベストのカスタマーエクスペリエンスを制作できます」とDing氏は語っています。

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