Creative Cloud ならではの新機能を生かした、より柔軟なデザインワークの実現とともに、ライセンス管理も省力化

 

株式会社サンリオ

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創業

1960年

従業員数: 731
所在地:東京
www.sanrio.co.jp/

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ライセンスの管理を20〜30%省力化

目標/課題

デザインワークのさらなるデジタル化

煩雑なライセンス管理の省力化

成果

細かな作業もスムーズに

アニメーションズーム機能の進化で、よりスムーズな作業が行えるように

“ゆめかわいい”表現も簡単に

フリーグラデーション機能で求める表現を簡単に作成

ロゴデザインの大幅な時短

Adobe Fontsでイメージに近いフォントが利用可能に

ライセンス管理の省力化

Adobe IDによってユーザーとライセンスの管理を20~30%省力化


「Illustratorの新機能をうまく活用してさらにスムーズにデザインワークが進められるようになりました」

キャラクター制作部 デザイナー O.K氏


ハローキティ、シナモロール、ポムポムプリン、マイメロディ……世界中の人々に愛される数多くのオリジナルキャラクターを軸にしたビジネスを展開する株式会社サンリオ。アドビ製品とのつながりは長く、1990 年代からIllustrator をメインに数多くのキャラクターデザインに使用されてきた。現在はCreative Cloud 2019 の新機能を活用し、よりクリエイティブかつスムーズなデザインワークが可能となり、煩雑だったライセンス管理の省力化も実現している。

以前よりデジタル化していたデザインワークをCreative Cloudでより進めやすく

 

キャラクターデザインのデジタル化にいち早く取り組んだ株式会社サンリオ。その始まりは1990 年代半ばまで遡る。当時は作業に際し、手描き原画をスキャナで読み取り、その画像をベクトルデータに変換し、Illustrator 上で編集可能にする旧アプリケーション「Adobe Streamline」を使用していた。その後、1990 年代後半にIllustrator CS を導入。以前は手描きをもとに進めていたデザインワークも、ブラシなどツール機能の進化とともにその大部分がアプリケーションのみで作業されるものへと変化している。

なお、デザインツールとしてIllustrator を選んだ背景には、キャラクターをアレンジし、多彩なアイテムに展開する同社ならではの理由がある。サンリオショップで販売しているオリジナルの商品や入園・入学準備アイテムなどを手掛ける、キャラクター制作部 デザイナーのO.K氏はこう説明する。

「使用感が手描きに近いPhotoshop で、キャラクターをベースにした絵を作成することもできます。しかし商品化を前提にする場合、さまざまな立場からデータに手を入れることが一般的です。その際に元のイメージを崩さず、データが加工しやすいツールがIllustrator でした。デジタルで作成した絵は、手描きのものよりも堅い印象になってしまうイメージがありますが、Illustrator でブラシやぼかしといったツールを駆使すれば、あえて“手描き感” を出すことも可能です。時代のトレンドに合わせられるよう、Illustrator での表現の幅を広げていくことにこだわっています」

アップデートされた各機能を生かし、さらなるクリエイティビティを

 

2バージョン前の環境から最新バージョンへと移行し、さまざまな機能が追加/アップデートされている。O.K 氏も以前から使用している、スムーズに拡大・縮小が行える「アニメーションズーム」。この機能も最新版ではパフォーマンスを中心にさらに使い勝手が良くなった。

「細かな部分を描き込みたいときに、スムーズにそこに入っていける操作感が快適です。特に今回のバージョンではアウトラインモードでもアニメーションズームが行えるようになり、この機能だけでも移行する価値があると思います。グラフィックが多い場合、間隔などを随時、アウトラインモードで確認しながら行うのですが、その作業がスムーズにできるようになったことは、デザインワークの省力化に確実に貢献しています。過去バージョンと比較すると、この機能だけでも日々の作業が3、4 割は効率化できていると実感しています」

また、追加された新機能の活用についても語ってくれた。

「キャラクターの背景をパステルカラーが、ふわふわと混ざり合った“ゆめかわいい” 雰囲気にすることが多いのですが、『フリーグラデーション』は点や線に任意の色を置くだけで色を混ぜ合わせることができます。これまでは、ぼかしやマスクといった機能を組み合わせていたのですが、どうしてもデータが重くなってしまいます。それが機能ひとつで完結するのはとても助かります。もうひとつ、新しい機能で注目しているのが、『パペッ

トワープ』です。キャラクターの新しいポーズを検討する場合、これまでは、まずキャラクターデータの各部パーツを切り分け、首や手を調整し仕上がりを判断するという手順を踏んでいましたが、パペットワープを使用すれば、キャラクターが持つイメージを崩すことなく、効率的にイメージを作成するのに使えそうです」

 

多様なフォントが自由に使えるAdobe Fonts

 

「ロゴ制作は、ベースとなるフォントを加工して行うことが一般的ですが、Adobe Fontsによってイメージにより近いフォントが見つけられるようになったことは、省力化に確実に貢献しています。また社内会議用に、イメージに近いフォントが仮置きできるようになったこともメリットです」(O.K氏)

情報システム部 長尾 恵理香氏

情報システム部 長尾 恵理香氏

キャラクター制作部 デザイナー O.K 氏

キャラクター制作部 デザイナー O.K

各部署からのリクエストで、さらなるCreative Cloudの活用を検討

 

Creative Cloudはデザイン制作部署だけではなく、ほかのセクションからも注目度が高い。

「キャラクターの商品開発やデザインだけでなく、『いちご新聞』をはじめとする出版や、サンリオピューロランドで上映される映像制作など、幅広くCreative Cloud の活用が期待できます。実際に各セクションからPremiere Pro やInDesign などを使用し制作したいという声が出てきているので、今後さらにCreative Cloudの活躍する場面が増えてくるはずです」(長尾氏)

長きにわたりアドビ製品を使用してきたサンリオ。Creative Cloudによって今後もさまざまなキャラクター、そして楽しいアイテムが生み出されていくだろう。

 

※掲載された情報は、2019 年6月現在のものです。

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