Creative Cloud の多彩な機能を駆使して訴求力の高いパッケージデザインを内製

 

株式会社セカンドファクトリー

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創業

2005年

所在地:東京
http://www.2ndfactory.com/

イメージをすぐに具現化

画像合成の作業時間が1/10に短縮

課題

・より効果的なデザイン作製

・業務効率化

成果

高品質なデザインを実現

最新のグラフィックツールDimensionがより質の高いデザインをサポート

多彩なフォントの活用

Typekitに用意されたフォントが印刷やWebサイトに利用可

画像合成作業を効率化

画像素材の合成がスムーズになり作業時間が1/10に短縮

撮影するだけで素材を入手

スマホで撮影するだけですぐにデザインに取り込める

UI開発・UXコンサルティングで培われた技術・経験を基盤に、革新的なインターフェイスのアプリケーションを提供する株式会社セカンドファクトリー。近年は「食」に関する6次産業化の実現を目指し、飲食店や複合型共創施設を自社運営しながら「食」に関わるステークホルダーをネットワークする事業も推進する。そんな同社は、オリジナル商品のパッケージデザインに最新のデスクトップアプリDimensionを活用し、業務効率化とより効果的なデザイン作製を実現させている。


「Dimensionの活用で作業が大幅に効率化するとともに、よりハイクオリティなデザインワークが可能になりました」

 

エクスペリエンス デザイン グループ デザイナー 鈴木 潤一氏


地方活性化を意識した飲食関連事業も手がけるIT企業

 

株式会社セカンドファクトリーは、数多くのUI開発・UXコンサルティングによって培われた先進的な技術と豊富な経験を活かし、革新的なインターフェイスを持つアプリケーションを提供するIT企業だ。デザイン・テクノロジー・ビジネスを掛け合わせたところに新たな価値が生まれると考える同社は、近年飲食関連事業にも注力。飲食店向けオーダリングシステムや、生産者・飲食店・消費者をつなぐクラウドプラットフォームを開発するほか、さらなるUI/UX向上を目指す実証実験の場として、飲食店や海の家などを自社運営。「食」に関わるすべてのステークホルダーに利益をもたらすための6次産業化も推進しており、複合型共創施設「THE NARUTO BASE」(徳島県鳴門市)を展開するなど、多角的な事業に取り組んでいる。

商品をリアルにイメージさせるデザインを追求

 

同社はこのほど、オーガニック栽培のフルーツを原料とするジャムを商品化した。これまで製品のパッケージデザインは主にIllustratorとPhotoshopで行われていたが、代表取締役の大関興治氏は、「従来の平面的なデザインでは商品の雰囲気が十分に伝わりにくい」として、よりリアルなイメージを喚起できるデザイワークを要望。その依頼を受けたデザイナーの鈴木潤一氏はDimensionに着目した。

「2D・3D素材の合成が簡単にできるグラフィックツールだと知り、試しに使ってみました。3DCGソフトで作製したジャム瓶のobjデータをDimensionに取り込み、Illustratorで作成したラベルを合成。Dimensionに予め用意された背景に合わせたところ、要望に沿うリアルなデザインを簡単に実現することができました」(鈴木氏)

わかりやすいデザインの提示で商談がスピードアップ

 

鈴木氏が完成させたデザインカンプを見た大関氏の目をみはらせたのは、あたかも本物のジャムの瓶を並べてスタジオで撮影したかのようなリアルさだった。

「さっそくお客様との商談でデザインを提示すると、それが商品の現物を撮影した写真ではないことに驚かれました。Dimensionによるデザインは、商品を店頭に並べた際の様子や、消費者の利用シーンまでありありとイメージさせられるので、説得力のあるプレゼンテーションを展開できます。その結果、百貨店様などとの取引交渉が以前よりスピーディーに進むようになりました」(大関氏)商品イメージを伝えることを主目的とするデザイン作製には、専用のモデリングソフトや3DCGソフトはスペックオーバーの嫌いがあり、導入コストも大きい。かといってスペックの低いソフトでは十分な完成度が得られない。「当社のデザイン業務にとってまさに理想的なツール」と、大関氏はDimensionを高く評価する。

手間のかかる処理を自動化することで作業時間を大幅に短縮

 

必要な機能が厳選して集約され、操作性がシンプルなこともDimensionの特長だ。初めて使うアプリだったにもかかわらず、鈴木氏はどんな機能が用意されているかを確認するだけで、すぐに使いこなせるようになったという。

「これまでは、複数の素材を合成した画像が不自然にならないように処理するのに苦労していましたが、Dimensionは背景画像の光源の位置を自動的に判断して全体を自然な雰囲気に処理し、コンテンツに影までつけてくれます。そうした効率化により、作業時間は体感として以前の1/10程度になっているように思います。そのおかげで、バリエーションの異なるデザインをトライ&エラーするなど、クリエイティブな作業に多くの時間を割けるようになりました」

多彩なアプリが快適なデザインワークをサポート

 

同社の積極的な商品開発に伴い、鈴木氏は新商品のロゴをデザインする機会も多い。そこでフル活用しているのが、豊富なフォントが揃ったTypekitだ。あらゆるフォントのライセンスがクリアされているので、ロゴの商標登録も安心してスムーズに行えるという。

「画像素材をスマホなどでキャプチャーできるモバイルアプリのCaputureも重宝しています。ジャムを例にすれば、瓶の中身をCaputureで撮影し、素材としてストックしておけば、必要に応じて瞬時にデザインを加工したり修正したりすることが可能です」(鈴木氏)

エクスペリエンス デザイン グループ デザイナー  鈴木 潤一氏(左)、代表取締役 大関 興治氏(右)

デザインの業務効率化を全社の働き方改革につなげる

 

これまでにも増して訴求力の高いデザインを短時間でできるようになったことを実感している鈴木氏は、引き続きDimensionを意欲的に活用する意向だ。従来のようにIllustratorとPhotoshopだけで行えるデザインにおいてもDimensionを試用し、作業速度や完成度にどんな変化が生じるかを検証して適切なツール活用を進めていきたいという。

一方の大関氏は、Dimensionで作製したデザインを、取引先だけではなく、社内外のさまざまなシーンで活用していく方針だ。実物を想起させるリアルなデザインは本社と各地の拠点間でイメージを共有するのに役立ち、また、同社が食材を調達する農水物の生産者と円滑な意思疎通を図る上でも有効だからである。

「商品イメージを一目で伝える質の高いデザインが取引先との商談をスムーズにすると述べましたが、このことは営業社員の仕事が効率化することをも意味します」

そう話す大関氏は、Dimensionがデザインワークにとどまらず、全社のさまざまな業務効率化に波及して、働き方改革の推進に貢献することにも大きな期待を寄せている。

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