すべての人に世界最高水準のリーガルサービスを

Slater & Gordon社は、デジタルワークフローにAdobe Signを使用することで、顧客ニーズに迅速に対応しています。

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設立

1935年

従業員数: 1,500名以上
所在地:United Kingdom
www.slatergordon.co.uk

Adobe Signで署名されるドキュメント数

13,300件/月

導入製品:

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課題

イギリスにおいて高品質でテクノロジーに対応したリーガルサービスを提供したい

従業員と顧客のエクスペリエンス向上のためにテクノロジーに投資したい

従業員の業務効率を低下させ、クライアントに集中できなくさせる要因を取り除きたい

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成果

“Work Anywhere”, “Automate & Innovate technorogy” 戦略の一環として、顧客とのデジタルコミュニケーションが可能になった

Adobe Signで 毎月13,300件 の電子文書を処理

モバイルフレンドリーな電子署名により、ドキュメントプロセスを短縮

トラッキングと監査証跡により、ドキュメントの可視性を維持

Slater & Gordon社は一般的な法律事務所ではありません。人々の日常のためのリーガルサービス会社であり、顧客サービスを非常に大事にしています。住宅売却や遺言書作成から、人生を変えるような大事故への対応など、人生の一大事に直面した人々に対して、彼らを助けることができる法律の専門家をSlater & Gordon社は紹介します。

Slater & Gordon社は、顧客がオフィスへ出向くことなくどこからでも便利で安全に接することができるテクノロジーに投資することで、強力な顧客サービスを実現しています。顧客は電話、webチャット、オンラインリクエスト、オンラインプラットフォームにログインし、進行中の事故や事案に関する詳細を確認することができます。

従来の紙のワークフローから、Adobe Document Cloudを使用した安全なデジタル取引への転換がされています。Adobe Acrobatは、あらゆる種類のドキュメントを共有可能で安全性の高いデジタルファイルに変換します。Adobe Signは、直感的な操作で電子署名、監査証跡、トラッキングを行うことができ、ワークフロー全体を変革します。

CTIOのJon Grainger氏は”Work Anywhere, Automate Everything & Innovate”という考えのもと、Slater & Gordon社の強力なテクノロジー戦略を作り上げました。Grainger氏は次のように述べています。「当社のテクノロジー戦略は、有意義かつ安全な方法で、人々を当社の企業文化や従業員とつなぐという考えを基盤としています。これは、オフィス、自宅、移動中など、どんな仕事環境でも同じです」

すべての従業員にとってよりスムーズなワークフローの実現

Slater & Gordon社はまず、マニュアルタスクのトランスフォーメーションに焦点を当て、そのための新しい技術に多額の投資を行いました。すべてのコンピュータをMicrosoft Managed Desktopsにアップグレードし、すべてのユーザー環境を最新の状態に保ち、より安全で、高い可用性を実現しました。Microsoft Teamsは、従業員がどこで働いていても、常につながりを保てるよう支援します。Adobe Document Cloudとの統合によりTeamsの機能が拡張され、PDFの同時レビューと電子署名がTeamsのインターフェイスから直接行えるようになりました。

多くの従業員にとって最大の障害となっているのがペーパーワークでした。リーガルサービス会社である Slater & Gordon社の社員は、毎日たくさんの書類を管理しています。書類の印刷、整理、郵送に時間がかかったり、署名された契約書が返送されるのを待ったりと、事務処理への対応に多くの時間が掛かっていたのです。

「Adobe Signは当社の弁護士に非常に好評で、現在は当社のコアケース管理プラットフォームとの統合を推進しています」とGrainger氏は述べています。

「業務効率向上により、Adobe Signは従業員にイノベーションを起こし、より良いサービスを提供する力を与えます」

Jon Grainger

Chief Technology & Information Officer, Slater & Gordon

迅速なクライアントコミュニケーション

Adobe Signによるモバイルフレンドリーなサインは、ドキュメントプロセスとケースフローの速度を向上させ、Slater & Gordon社がより多くの顧客とケースを効率的に処理することを可能にしています。重要な法律問題に関して、誰かが助言を求めて電話をかけてくるという状況はよくありますが、Adobe Signを使用することで、署名のために文書を印刷したり、郵送したりする時間を省くことができます。数分以内に、従業員が標準的な契約書を電話相手に送信することができ、契約書への署名と返送はモバイルデバイスから数秒で行えるので、すぐに新しいクライアントとして迎え入れることができるのです。

Grainger氏は次のように述べています。「Adobe Signを使うことで、迅速に顧客の手元にドキュメントを届けることができ、また顧客も簡単に対応することができます。すべての消費者市場においてスピードは非常に重要ですが、直感的で便利なユーザーエクスペリエンスを持つことの重要性も忘れてはなりません」

Slater & Gordon社の従業員は、Adobe Signが付与する文書追跡と監査証跡による可視性によって、クライアントとケースの増加に容易に対応することができます。弁護士はAdobe Signのダッシュボードで、クライアントが提案書を受け取ったかどうかを確認することができます。文書が遅れているようであれば、クライアントに電話して質問に答えたり、自動リマインダーを送信したりして、文書のやり取りを継続することができます。監査証跡は、誰が文書にアクセスしたかを明確に記録することで、コンプライアンス要件を担保します。署名された文書はPDFファイルとして返送され、スキャンやデータ入力の必要がなく、安全性の高いストレージに保存することができます。

「業務効率向上により、Adobe Signは従業員にイノベーションを起こし、より良いサービスを提供する力を与えています」と Grainger 氏は述べています。

「Adobe Signは、新しい消費者向けリーガルサービスの顧客体験をデジタル化するために不可欠な要素です。 まさにテクノロジーのイネーブラーです」

Jon Grainger

Chief Technology & Information Officer, Slater & Gordon

パンデミック下で先手を打つ

Slater & Gordon社は数年前にAdobe Signの導入を開始しましたが、世界的なパンデミックで従業員の在宅勤務が義務化されると、その採用が一気に進みました。同社は、Microsoft Teamsを通じてライブイベントを開催し、各部門におけるAdobe Signのユースケースのポテンシャルを説明しました。

「パンデミックが起こるかなり前から”Work Anywhere”戦略は進行していたため、私たちは迅速に方向転換しました」とGrainger氏は述べています。「Adobe Signは、この新しいリモートの世界には欠かせないものでした。パンデミックは予見していませんでしたが、"Work Anywhere"のテクノロジーが当社にもたらす競争上の優位性は理解していました」

Adobe Signは現在、数十のユースケースを処理し、毎月約13,300件の文書を処理しています。Adobe Signは、顧客向け文書にシームレスなワークフローを提供する一方で、社内ではコンプライアンス、財務、調達など多くの部署で幅広く利用されています。Slater & Gordon社では、Adobe SignとMicrosoft Teamsの統合により、社内文書のワークフローの中心的なハブを構築し、さらなる普及と効率化を目指しています。

Grainger氏は次のように述べています。「Adobe Signのさらなる統合は重要な課題です。今期はケースマネジメントシステムにさらに深く組み込んでいます。Adobe Signは、新しい消費者向けリーガルサービスの顧客体験をデジタル化するために不可欠な要素です。まさにテクノロジーイネーブラーです」

* Adobe Signは2022年3月にAdobe Actobat Signにリブランドしました。

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