筑波大学授業事例

「デジタルクリエイティブ基礎」

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選択必修科目「デジタルクリエイティブ基礎」

2018年7月4日〜8月1日(5週間10コマ)

2018年7月、筑波大学ですべての学群(学類)の学生を対象にした選択科目「デジタルクリエイティブ基礎」が開講されました。アドビのクリエイティブツールを用いた一般教養科目の開講は、日本で初めての取り組みです。

大学でのデジタルリテラシー教育における先進的な本取り組み実現までの経緯やねらいについてお話を伺いました。

小学校でプログラミングが必修になる時代、大学教育はさらに付加価値のあるものでなければいけません。その意味で、デジタルツールを用いて単にアイデアを形にできるだけではなく、人によりわかりやすく伝わるようにするための技術を習得する機会を提供すべきだと考えました。実施してみると学生たちは細かい作業にもよく取り組めており手応えを感じています。

長谷川 秀彦 教授

筑波大学 図書館情報メディア系 長谷川 秀彦 教授

アドビ製品は以前から導入していましたが、学生たちがPhotoshopやIllustratorはやや敷居が高いと感じている様子を見て、手を動かして学べる授業を実現しようと思い立ちました。実際の授業では使い方だけではなく、デザインの考えかたや社会での活かし方の視点も学んでいる様子がうかがえます。やはりまずは機会を提供することが大切だと実感しています。

中井 央 准教授

筑波大学 情報環境機構 学術情報メディアセンター 中井 央 准教授

単なるツールの使い方というレベルではなく、実際の世界の中でのコンテンツの在り方を学べる授業を実現できたと思います。情報というのはあらゆる分野と接点を持ちつつ発展できる学問です。最先端の技術にも広く視野を持ちつつ創造性を発揮できる人材が育ってくれることを願っています。

和田 耕一 教授

筑波大学 情報学群長 情報環境機構長 和田 耕一 教授

筑波大学一般教養科目

第1回:ビジュアル表現(講義)

ビジュアル表現の構成要素を支える技術の役割

▶第2回:ビジュアル表現(演習)

第3回:画像処理(講義)

画像形式の特性や画像処理の仕組み

▶第4回:画像処理(演習)

第5回:カラーリング(講義)

メディアによる色の扱い方の違いや特性・色指定の考え方

▶第6回:カラーリング(演習)

第7回:タイポグラフィーとレイアウト(講義)

ビジュアル文字表現とwebレイアウト技法

▶第8回:タイポグラフィーとレイアウト表現(演習)

第9回:映像制作(講義)

映像コンテンツに関わるデジタル技術の基礎について

▶第10回:映像制作(演習)

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