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用語集:用語

eコマースプラットフォーム

クイック定義

eコマースプラットフォームとは、フロントエンドおよびバックエンドシステムを介して、商品やサービスの商取引を仲介するソフトウェアです。
【英:E-commerce platforms | 略:EC platforms】

重要ポイント

 

eコマースプラットフォームには、顧客が特定の製品を探すことができる検索機能、注文を管理できる買い物かご機能、そして決済機能が必要です。

Shopifyのようなeコマースプロバイダーによってホストされ、クラウドを通じて提供されるeコマースソリューションを使用するか、カスタムのeコマースプラットフォームをオンプレミスでホストするかを選択することができます。

企業が陥る一般的な失敗には、事前に目標を設定していないこと、自社のニーズに最適なeコマースプラットフォームを選択していないこと、セキュリティ規制に注意を払っていないことなどが挙げられます。

将来的には、IoT、音声、仮想現実(VR)などの新しいデバイスによってeコマースストアの情勢が変化すると考えられています。


eコマースプラットフォームに関する様々疑問に、Ganeshwaran JayachandranTory Brunker回答ます。Ganeshwaran Jayachandranは、AwareXプロダクトマネージメントディレクターです。以前Adobe Commerceプロダクトマーケティングチーム所属Adobe Commerce製品スイートクラウド関連するあらゆる取り組み担当ました。Magento業務就くは、VantivWorldpayeコマースプラットフォーム向け戦略決済製品管理ました。

 

Tory Brunkerは、アドビAdobe Commerceプロダクトマーケティングディレクター務めます。20以上にわたりB2Bマーケティング分野携わり、DellOffice DepotWorld Firstといった企業マーケティング指揮ました。アドビは、Adobe Commerce Order Management、Business Intelligenceなど、Adobe Commerceポートフォリオ製品戦略提供担当ます。

 

質問:eコマースプラットフォームとは何ですか

回答:eコマースとは、インターネットおこなわれる売買活動指します。コマース種類には、B2B、B2C、C2C(消費者から消費者)、C2B(消費者から企業)があります。eコマースプラットフォームとは、販売者と消費者の双方が利用し、それぞれの役割を果たすソフトウェアアプリケーションのことです。基本的には、消費者がeコマースプラットフォームを利用して製品を探し、買い物かごを利用し、チェックアウトできる必要があります。

質問:eコマースプラットフォームにはどのような種類がありますか

回答:eコマースプラットフォームは主に、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)プラットフォーム、PaaS(サービスとしてのプラットフォーム)プラットフォーム、オンプレミスプラットフォームの3つの種類があります。SaaSとPaaSプラットフォームは、どちらもインターネットを介してeコマースソリューションを提供します。ShopifyのようなSaaSプラットフォームはソフトウェアのみを使用します。ここにハードウェア要素が加わると、PaaSプラットフォームとなります。

オンプレミスのeコマースプラットフォームは、他のプロバイダーが設定し、クラウドを通じてアクセスするのではなく、小売業者がローカルでホストし、自社のITスタッフが管理します。SaaSやPaaSは、小規模な企業やeコマースに参入したばかりの企業に最適な選択肢です。専門家による設定とサポートを受けられますが、通常はサイトを使用するための月額料金が発生し、さらに購入ごとに手数料が発生します。オンプレミスプラットフォームでは、自社のeコマースサイトをきめ細かく制御でき、カスタムの店舗ソリューションを構築できます。

現在、マーケット非常人気あるeコマースプラットフォームは、Shopify、BigCommerce、Magentoおよびその商用にあたるAdobe Commerce、WooCommerce、Wix、Big Cartel、Squarespace、Salesforce Commerce Cloud、Volusionあります。Shopify、Squarespace、WooCommerce(無料WordPressプラグイン)などプラットフォームは、すぐ運用開始できる手軽ソリューション必要する小規模企業適します。一方、Adobe CommerceBigCommerceどちら言う注文多い企業適します。

質問:何を基準にeコマースプラットフォームを選べばよいですか

回答:eコマースプラットフォームを選択するときは、徹底的な調査が必要です。特定のプラットフォームで何ができ、そのプラットフォームの機能でどのようにニーズを満たすことができるかを確認します。検討する必要がある重要な基準のひとつが流通取引総額(GMV)です。

GMVが高い販売者はカスタム構成が多い傾向があり、そのため、大幅なカスタマイズを実現できる適切なプラットフォームを見つける必要があります。GMVが低い販売者は標準的なサービスを求める傾向があるので、比較的低いコストで標準的なサービスを提供する適切なプラットフォームが必要です。プラットフォームの選択に影響するその他の基準としては、検索機能、決済オプション(顧客がクレジットカードを使用する必要があるか、PayPalなどのサービスを利用できるか)、セキュリティレベル、プラットフォームと大規模なキャンペーンとの連携などがあります。

あらゆる顧客にすべてのサービスを提供できるeコマースプラットフォームはありません。どのプラットフォームにも足りない部分があるので、利用するプラットフォームを選択するときは、どういったニーズに対処したいかを検討します。選択肢のひとつは、追加プラグインやアドオンによってカスタマイズできる拡張性の高いプラットフォームを選択することです。ベースとなるプラットフォームですべてのニーズに対処できなかったしても、コンテンツ管理システム(CMS)エンタープライズリソースプランニング(ERP)システムなどサービス統合すること補完できます。

質問:eコマースプラットフォームにはどのような機能が必要ですか

回答:eコマースソフトウェアに求められる機能のひとつは、顧客がストア内を検索して製品を見つけられる機能です。また、eコマースサイトには購入者や関心のある利用者が、チェックアウトプロセスに進む前に購入予定の製品を保管して表示できる買い物かごも必要です。eコマースプラットフォームの目的が購入の促進にあることから、プラットフォームには顧客が製品の支払いをおこなえる決済ゲートウェイが必要です。検索、買い物かご、決済という3つの機能を自由につなぎ合わせて基本的なeコマースプラットフォームを構成できます。

eコマースプラットフォームはこれら3つの基本的な機能に加え、トランザクションの詳細情報を格納するデータベース、販売可能な商品をトラッキングする在庫管理、カスタマーサポート、カスタマージャーニーを向上させる注文管理などの機能を備えている場合もあります。セキュリティ機能や新しいチャネルに拡張するための統合機能付きのプラットフォームもあります。プラットフォームごとに機能が異なるので、eコマースプラットフォームを選択する前に、どのような機能が自社の目標達成に役立つのかを検討する必要があります。

質問:eコマースプラットフォームを設定するにはどうすればよいですか

回答:eコマース企業が特定のプラットフォームに興味を持った場合は選択プロセスに進みます。プラットフォームを選択したら、プロバイダーと連携してプラットフォームを実装します。実装する際、プロバイダーは実装先のオンラインビジネスを理解するよう努め、ビジネスシナリオに対応できることを確認します。eコマースプラットフォームプロバイダーは、サイトの見映えを確認し、また顧客が実店舗でできるあらゆることをオンラインストアで実現できることを確認します。

eコマースプラットフォームを最大限に活用するには、調査を実施し、自社のニーズを満たすプラットフォームを選択し、ソリューションコンサルタントと緊密に連携する必要があります。ソリューションコンサルタントは、導入企業がプラットフォームを最大限に活用する方法を理解できるように支援します。プラットフォームのあらゆる機能を確認し、その特定の企業がそれぞれの機能を生かす方法を特定します。

eコマースのwebサイトを実装する場合は、そのプラットフォームにおけるビジネス目標が何であるかを見極める必要があります。例えば、B2Cビジネスの小売業者の場合は、目標はその特定のチャネルからの売上拡大になるでしょう。さらに、オフラインチャネル(つまり実店舗)の強化も目指しているかもしれません。しかし、B2Bビジネスの場合は、eコマースサイトによって注文と売上の拡大を推進するだけでなく、アカウント内でのエンゲージメントを促進したいと考えていたり、B2B企業に対する直接購入や製品フルフィルメントにのみ対応するのではなく、実際はリード獲得やその他のセールス活動を促進したいと考えていたりする場合があります。

質問:eコマースプラットフォームのニーズは、大企業と小規模企業ではどのように異なりますか

回答:一般的に、大企業には維持したいブランドイメージがあり、自社のニーズに合わせてカスタマイズされたプラットフォームを求めます。さらに、売上の面でも大きな影響を及ぼしたいと考えています。例えば、KPIのひとつにGMVがあります。一般的に、プラットフォームによってどのように特定の商品の購入を促進し、買い物かご放棄率を減少させ、セキュリティを向上させるかに注目します。

一方、小規模な企業はこれらの事項に関心がない場合があります。関心があるのは、カスタマージャーニー実現できるようになることです。大きな売上目標があるのではなく、インストールおよび導入に重点を置いています。大規模な小売業者と小規模な小売業者では、目標が大きく異なります。

質問:eコマースプラットフォームに関する陥りやすい失敗にはどのようなものがありますか

回答:よくある失敗は、適切なプラットフォームを選択していない、検索エンジンの最適化を重視していない、SEO戦略が不適切である、製品カタログに問題があるなどです。調査を実施せず、実際にニーズを満たすプラットフォームよりも、一番安価で高速な製品を選択する場合があります。さらにカスタマイズに関連する問題に直面する場合もあります。例えば十分にカスタマイズしていないためにニーズを満たすことができなかったり、カスタマイズしすぎて過度に複雑なプラットフォームになってしまったりすることがあります。

販売者サイトのセキュリティの質が低いという失敗もあります。クレジットカード決済に対応する販売者はPCIセキュリティ標準規格に準拠する必要がありますが、この要件が見過ごされる場合があります。また、規制は国によって異なるので、米国で適用される関連規制とヨーロッパの規制はまったく異なります。 

失敗を回避するためには、適切な方向に導き、どのような質問にも回答してくれるパートナーと連携する必要があります。また、ビジネスニーズと目標を把握し、eコマースプラットフォームによってこれらの目標を達成する方法を理解する必要があります。

質問:eコマースプラットフォームはどのように変化してきましたか

回答:eコマースプラットフォームは、1970年代から1980年代に人気のあった通信販売やテレフォンショッピングから発展しました。それらのビジネスサイクルがオンラインモデルに統合されたのです。また、現在オンライン購入には、小売業者独自のブランドのeコマースサイトと、Amazonなどのサイトで構成されるマーケットプレイスの2種類があります。

質問:eコマースプラットフォームは今後どのように進化していきますか

回答:どのプラットフォームにも、カスタマイズ対応や新規テクノロジーの導入、コスト効率、セキュリティレベルなどの制約があります。今後はこのような制約への対処に加え、B2Bインタラクションサポート強化や、モバイルコマースワークフロー向上向けた開発進められます。

eコマースプラットフォームの将来に影響を与える主な変化は、新しいデバイスの実装と統合です。例えば、車載のIoTデバイスを使用して、運転中にダッシュボードから購入することが考えられます。これらのユースケースは既にテストされ、成功が確認されています。IoTベースのコマースは、音声や拡張現実、仮想現実と並び、eコマースの次のステップとなります。


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