東京電力エナジーパートナーがアドビのキャンペーン管理ソリューション「Adobe Campaign」を導入

顧客とのコミュニケーションがますますデジタル化する中、東京電力エナジーパートナー(以下東電EP)はデジタル化推進における取り組みの一環として、アドビのクロスチャネルキャンペーン管理アプリケーション「Adobe Campaign」を導入し、顧客エンゲージメントの向上を促進しています。

東電EPでは従来、お客さまとのコミュニケーション方法は電話や郵送が中心でしたが、2016年以降の電力・ガスの小売全面自由化により、業界をまたいだ相互参入や他業界からの新規参入による競争激化から顧客接点の強化が課題となっていました。このような状況の中、東電EPは顧客に早く的確に情報を届けるため、2020年より顧客体験の管理システムの導入に向けた検証を進め、2021年6月にAdobe Campaignの導入を決定しました。

お客様とのタイムリーなコミュニケーションでサービスの利用を促進する

Adobe Campaignの導入により、お客さまのデジタル接点でのタイムリーなコミュニケーションが可能になり、様々なサービスの認知が向上するとともに、利用を促進することができました。導入前の2021年6月と比較して2022年6月時点で、月々の電気料金や電気使用量のグラフ比較など、東電EPのご家庭のお客さまページ「くらしTEPCO Web」に初めてログインする顧客が前年と比べ約5%増加し、継続的なアクセス会員数も前年同期比126%と順調に増えています。また、ポイント交換額も前年同期比200%に増加するなど顧客とのエンゲージメントも高めています。

導入においては、複雑になりがちなマーケティングオートメーションソリューション機能の使いやすさ、導入後の充実したサポート、外部のアクセス解析ツールとの容易な連携といった点が高く評価されました。

東電EP 販売本部 お客さま営業部 赤木 宏充氏は次のように述べています。「導入の決め手になったのは、ツールの使いやすさに加え、アドビのコンサルタントを中心としたサポート体制が素晴らしかった点です。Adobe Campaignの導入により、くらしTEPCO Webを通じたお客さまとのデジタル接点が強化され、お客さまの必要なタイミングに、必要なコミュニケーションを取れるようになりました。」

電力需給が厳しく節電が求められる中、アドビは顧客とのデジタル接点の強化により、東電EPを引き続き支援してまいります。