B2Bコマース基盤で困難な課題に対応

JCB、最新テクノロジーを駆使してB2Bコマース用webサイトを刷新し、差別化を促進する。

ロゴ

創業

1945年

従業員数:12,000名
英国、ロチェスター
www.jcb.com

パートナー
iWeb
www.iweb.co.uk

20%

新規顧客がリピート顧客に転換した割合

使用製品:

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目標

顧客が容易に取引できるようにしたい

顧客が部品を見つけるのに要する時間を短縮し、オンライン売上を向上したい

あらゆる商品に対応できる拡張性を備えた、大規模なコマースサイトを低コストで構築したい

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成果

300種類の建設機械を網羅したオンラインカタログを構築

新規顧客の20%がリピート顧客に転換

25万ものにSKUに対応

大手建設機械メーカーが求める堅牢なB2Bコマース基盤

世界第3位の建設機械メーカーであるJCBは、世界4大陸で12,000名を超える従業員を擁し、150の国で2,000の販売拠点を展開しています。世界各地の製造拠点では、300種類を超える建設機械が製造されており、その質の高さと比類のないカスタマーサービスで高い評価を得ています。同族経営企業として70年の歴史を持つ同社は、研究開発を常に重視し、業界の最前線でイノベーションを追求し続けています。

 

同社は2017年、膨大な部品を掲載したデジタルカタログを一般に公開し、顧客が自社との取引を容易におこなえるようにしたいと考えました。これを実現するためには、大規模な用途に対応できるコマース基盤を導入する必要がありました。同社が求める要件は、低コストで構築可能で、25万に上るSKUを処理できる拡張性を備えており、手間のかかる困難な課題に対応できることでした。同社の目標は、オンラインの売上を増加させると共に、総トラフィック量やコンバージョン率、平均注文額、顧客からのフィードバックといった指標を利用して成果を測定することでした。また、市場への投入時間を短縮する必要がありました。これらの目標を達成するために同社が採用したのは、Adobe Commerceでした。


「顧客は、25万品目のカタログから必要な部品をすばやく探し出せるようになりました」

 
Craig Jeffery氏

JCB、サービスおよび部品デジタルイノベーションマネージャー


新しいB2Bコマース向けサイトにより、部品の検索と購入が容易に

JCBは、ソリューションパートナーであるiWebと共に、Adobe Commerceを利用したカスタマージャーニーの合理化に着手しました。iWebが導入した幅広い機能により、部品の検索と購入が容易になりました。部品検索機能を利用すれば、どの商品ページからでもJCBの大規模な部品カタログを検索して、シリアル番号や部品番号、モデル番号をもとに必要な部品を見つけ出すことができます。さらに、新たに開発された「部品互換性」機能は、JCBの部品カタログをAdobe Commerceと連携させることで、顧客が部品番号を入力するだけで、自社の機械と互換性があるかどうかを確認できるようにします。

 

部品図と画像拡大機能を使用すれば、部品の細部を精査して、特定のフォークリフトやトラクターに互換性があることを確認できます。また、IP検索機能は、顧客の位置情報に応じて商品の情報や価格、言語をカスタマイズするのに役立ちます。次に同社は、厳選したサードパーティの拡張機能を導入しました。WorldpayとBarclaycard Paymentを追加して、安全で使いやすいオンライン決済システムを構築しました。さらに、Foomanを採用したことで、注文書や請求書、出荷書類、クレジットメモをPDF形式で電子メールに添付し、顧客に自動的に送付できるようになりました。

JCBは世界各地にディーラーを擁しており、その多くがビジネス基盤として異なるディーラー管理システム(DMS)を使用しているため、それぞれ固有のシステム上の課題を抱えています。Adobe Commerceは、APIを介して各ディーラーのDMSと連携させることができます。これにより、Adobe Commerce上で在庫状況の確認や販売価格の設定、DMSへの発注を直接おこなうことが可能になります。マルチストア機能も、Adobe Commerceの大きな利点のひとつです。JCBはこの機能を使用して、ディーラーごとに個別のwebサイトを構築し、これらのサイトをまたいで、部品検索機能などの同社独自の主要な機能を一貫して提供しています。

 

「webサイトの運用を成功に導くためには、複数の自社システムと連携できることが不可欠でした。Adobe Commerceは、当社の新しい部品販売サイトの発展を支える原動力となっています。顧客は、25万品目のカタログから必要な部品をすばやく探し出せるようになりました」と、同プロジェクトの責任者であり、JCBのサービスおよび部品デジタルイノベーションマネージャーであるCraig Jeffery氏は述べています。


「Adobe Commerceは、当社の新しい部品販売サイトの発展を支える原動力となっています」

 
Craig Jeffery氏

JCB、サービスおよび部品デジタルイノベーションマネージャー


顧客からの絶大な信頼を獲得

JCBの新しいwebサイトは、最先端のテクノロジーを採用しながらも、わずか4か月という短期間で完成しました。部品を探し出すのに要する時間が大幅に短縮され、顧客に対して、正規ディーラーから適切な部品を購入できるという安心感をもたらすことができます。顧客は、部品番号やシリアル番号で部品を検索できるほか、類似の機械ごとに分類されたギャラリーから、該当する機械を選択することも可能です。一部のディーラーは、独自のwebサイトを開設し、自社のERPシステムと連携させることで、一貫性のある単一のカスタマージャーニーを提供しています。

 

「iWebの俊敏性と開発スピードにより、当社は将来のビジネスニーズにも柔軟に対応できる、真に革新的なコマース基盤を構築することができました。これにより、顧客は当社との取引をさらにスムーズにおこなえるようになりました」と、Jeffery氏は述べています。

 

デジタルイノベーションへの新たな一歩を踏み出したJCBは、変化し続ける顧客ニーズに対応するための基盤を整えています。その一環として、ディーラーネットワーク向けの新しいサービスを開始すべく、取り組みを進めています。同社は、Adobe Commerceに搭載されているマルチストアアーキテクチャを活用することで、パワフルなB2Bデジタル体験を、わずか数週間で容易かつ効率的に提供できるようになりました。Adobe Commerceは同社にとって、同社の建設機械のように堅牢で柔軟性に優れ、困難で手間のかかる作業を容易に進めることができるeコマースツールなのです。

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