消費者とつながり、TVの未来をリードする

TiVo、Adobe Commerce（旧名称：Magento Commerce）を利用して、マーケティングの俊敏性を高め、顧客のニーズに応える

創業

1999年

従業員数：630人
米国カリフォルニア州、サンノゼ
www.tivo.com

1日

ターゲットを絞った価格キャンペーンのローンチに要した日数

使用製品：

目標

新規キャンペーンの市場投入までの時間を短縮したい

顧客のニーズに合わせた価格設定で、カスタマイズされたバンドルを提供したい

コマース基盤とコンテンツ基盤をまたいでシームレスな顧客体験を提供したい

成果

ターゲットを絞った価格キャンペーンを 1日でローンチ

カスタマイズされたバンドル向けに オプションを展開

顧客体験を よりスムーズに

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コマース基盤とコンテンツ基盤を統合

今日、人々は、ケーブルTVや衛星放送から、コネクテッドTV、ストーリミング機器、NetflixやHuluといったビデオストリーミングサービスに至るまで、様々な形でエンターテインメントを楽しむことができます。この業界には多くの企業が参入し、競争が激しく、常に人々の好みの変化に合わせて新たな選択肢が出現するという脅威に晒されています。

今日、人々がTVを視聴する方法は、常に変化しています。そのため、機器メーカーは、人々が何を視聴して、どのようにコンテンツを消費するのか、またブランドとして、どのように顧客とやり取りし、買い物客のロイヤルティを推進するのかに細心の注意を払わなければなりません。端的に言えば、それらを顧客体験管理（CXM）に組み込む必要があるのです。CXMで成功を収めれば、必ず未来のTV業界を牽引していけるでしょう。

業界にディスラプションをもたらした先駆け的な存在のひとつであるTiVoにとって、この状況はエキサイティングなチャンスです。最初のデジタルビデオレコーダーを出荷した1999年3月から20年、同社は新たに消費者ビジネスの成長に軸足を移し、特にwebサイトやデジタルストアにおいて、より俊敏に対応することで、競合他社から抜きん出ています。

「今日では、スピードとカスタマイズがすべてだと言えます。顧客のニーズに応じて、様々な価格設定で最適なカスタマイズされたバンドルを提供できるようにしたいと考えています」

Ted Malone氏
TiVo、消費者向け製品およびサービス担当バイスプレジデント

市場投入までの時間短縮に成功

TiVoが有料テレビ市場に参入するためには、マーケティングの俊敏性が不可欠です。同社の消費者向け製品およびサービス担当バイスプレジデントであるTed Malone氏は、顧客中心のビジネス変革の中核を成すテクノロジーファーストのアプローチについて、次のように説明しています。

「webコンテンツ管理にAdobe Experience Managerを使用しています。Adobe Experience Managerは、私たちが作成したいと考えているデジタル体験に最高のツールです。また、当社のeコマース基盤を刷新する際に様々な選択肢を検討し始めたときに、アドビはAdobe CommerceとAdobe Experience Managerが緊密に連携しているという点で突出していました」とMalone氏は述べています。

数年前にAdobe Experience Managerを導入したことは、同社にとって大きな節目となりました。マーケティングチームは、競合他社とは一味違う新しいキャンペーンを展開したり、コマース基盤でシームレスなカスタマージャーニーを構築できるようになりました。また、A/Bテストを実行したり、よりパーソナライズされたコンテンツ配信へとチャンスを広げることもできました。

現在、同社では、製品やサービスの提供方法を迅速に拡大するため、Adobe Commerceを使用して、この俊敏性を新たなレベルに引き上げることを目指しています。

「今日では、スピードとカスタマイズがすべてだと言えます。顧客のニーズに応じて、様々な価格設定で最適なカスタマイズされたバンドルを提供できるようにしたいと考えています。Adobe Experience ManagerとAdobe Commerceを使用することで、ターゲットを絞った新しい価格設定のキャンペーンを1日で開始できるようになりました。従来のシステムでは2～4週間を費やしていました」とMalone氏は述べています。

「Adobe Experience Cloud製品は、消費者が求めるものを理解し、必要な製品やサービスを提供するための鍵となります。消費者が買い物を始めた時点から、購入、そしてその先に至るまでのあらゆる段階で、関係を築くことができます」

Ted Malone氏 TiVo、消費者向け製品およびサービス担当バイスプレジデント

顧客体験が重要な理由

経営の重要な柱のひとつへの投資を増やしているTiVoでは、自社と顧客の間の溝を取り除くことを目標としています。その鍵を握るのが、CXMです。

「企業向けであれ、一般消費者向けであれ、購入を促す大きな要因は顧客体験であり、それは1回の取引に限ったものではありません。「Adobe Experience Cloud製品は、消費者が求めるものを理解し、必要な製品やサービスを提供するための鍵となります。消費者が買い物を始めた時点から、購入、そしてその先に至るまでのあらゆる段階で、関係を築くことができます」