官公庁向けAdobe Cloud Srvices、FedRAMP℠認定を取得
米国連邦政府によるリスクおよび認証管理プログラム(FedRAMP)は、クラウド製品やサービスのセキュリティ評価、認証、継続的な監視に関する標準的なアプローチを提供しています。
2015年7月、Adobe Cloudの官公庁向けサービスはFedRAMP認定を獲得しました。Adobe Managed Servicesによって実行されるAdobe Experience ManagerとAdobe Connectを対象として、アドビは保健福祉省(HHS)から運用権限(ATO)を付与されました。このATOは政府全体で有効となるため、アドビのテクノロジーを採用する他の省庁は時間やコストを削減できます。
今後さらに普及が見込まれるクラウドサービスのその理由を説明します。
短期間での実装と柔軟性
オンプレミス型のソリューションが実装に何か月も要するのに対し、クラウドソリューションは既に「インストールおよび導入」されています。加えて、クラウドソリューションは組織の需要に応じて拡張することが可能です。
オンプレミスでの最小限のメンテナンス
ソフトウェアのインストール、システムのアップデート、パッチの適用、ソリューションやデータのバックアップはベンダーがおこないます。アドビは、トラブルシューティングを担当する専任のチームを設置します。サービスの利用者はメンテナンスに要する時間を節約し、ITではなく、作業の内容に集中することができます。
常に最新バージョンを提供
クラウドソリューションは、アドビの社内チームによるマイナーチェンジや顧客からの提案によって頻繁にアップデートされています。これらのアップデートにより、サービスのセキュリティと品質が高い次元で維持されています。
アドビのFedRAMP認定による利点
FedRAMP認定を受けたサービスプロバイダーであるアドビを利用することで、以下のようなメリットを享受できます。
- 機関をまたいだ既存のセキュリティ評価の再利用の促進
- コスト、時間、リソースの大幅な節約
- 向上されたリアルタイムのセキュリティの可視化
- リスクベースの管理に対する統一されたアプローチ
- 政府とアドビのクラウドサービス間の透明性の向上
FedRAMP ATO取得済みのソリューションを選ぶ
アドビのFedRAMP準拠ソリューションは、政府の省庁のニーズを満たしているかどうか絶えず厳しくチェックされています。これらのソリューションを最大限に活用するには、Adobe Managed Servicesをご利用ください。期待できる投資効果には、以下のものが含まれます。
- 市場投入までの時間を短縮
- コストの削減
- ITチームの負担を軽減