ひとつのデマンドサイドプラットフォームであらゆるメディアを一元管理
デマンドサイドプラットフォーム(DSP)がマーケティング業界で隆盛を極めています。今日、モバイルブラウザーやアプリ上のスペースに出稿するための広告取引を実施するとなれば、迷わずモバイルDSPを使用することでしょう。オンラインバナー用にはディスプレイDSP、デジタル動画には動画DSPという具合に、様々なメディアに対応した専用のDSPが存在します。一般的なDSPは一部のメディアに対応しているだけですが、アドビのDSPはあらゆるメディアに対応しています。
Adobe AdvertisingとAdobe Analyticsの緊密な連携
有料メディアとサイト上のアクションを結び付け、広告投資の効果を高めましょう。

デジタル広告とTV広告の統合で拡大するビジネスチャンス
広告取引も今や自動化される時代となりました。手作業ではスピードに追いつけない今日のビジネス状況を考えれば、それも当然です。メディア戦略がかつてないほど複雑になっている今、複数のサイトにわたって一斉に、容易に、webページのロード時間と同程度のスピードでほぼ瞬時に戦略を展開できるDSPが必要です。
DSPの中心的役割を担っているのはデータです。データによって個人を識別し、オーディエンスに最もリーチできる組み合わせを割り出します。しかし、DSPの中には特定のメディアタイプにしか対応していないものがあり、活用できるデータが限定されるために個人の識別が不完全になり、オーディエンスへのリーチも妨げられます。デジタル広告の取引はDSPでおこなわれるようになっている一方、従来型のTV広告は手作業によるプロセスで計画、管理することがいまだに主流となっています。しかし、その両方を統合できるなら、顧客のイメージをより詳細に把握できるでしょう。
デジタル広告とTV広告をひとつにまとめられれば、ファーストパーティ、セカンドパーティ、サードパーティ、オンライン、オフラインのあらゆるデータを単一の基盤で取り扱うことが可能になります。ゴールデンタイムのテレビCMで商品を知るところから、他社の商品と比較するために好みの検索エンジンを使用してFacebookフィードを閲覧するところまで、カスタマージャーニー全体をまたいで顧客とブランドとの関わり方を把握できます。
このような統合が進めば、ブランディングとパフォーマンスの双方のインテリジェンスを活用して認知度を高め、コンバージョンを向上させ、効率化を促進できます。統合された基盤では、あらゆる結果を、ひとつの場所から確認することができます。購入したメディア在庫を正確に管理し、ブランドの安全性が確保された質の高い場所に広告を出稿できるので、適切なオーディエンスへのリーチを最大限に高めることができます。

アドビがお手伝いします
Advertising DSPは、クロススクリーンとクロスチャネルの連携を図りながら、計画、購入、測定、最適化できる、チャネルに依存しない業界初のDSPです。コネクテッドTVや動画、ディスプレイ、ネイティブ、オーディオ、検索キャンペーンをサポートする唯一のオムニチャネルDSPです。
即座に届くリアルタイムのレポート、カスタムレポート、未加工のアクティビティログ、レポート用APIなどを使用することで、キャンペーンのパフォーマンスを極めて柔軟に分析し、豊富な情報にもとづく最適化を短時間で実現します。アドビ独自の広告クリエイティブ管理基盤や統合されたブランド調査など、Adobe Experience Cloudの他のツールと組み合わせれば、広告の掲載スポットを購入するだけでなく、パーソナライズされた魅力的なエクスペリエンスの提供が可能になります。
Advertising DSPは、広告を管理するための、チャネルに依存しないエンドツーエンドの基盤であるAdobe Advertisingの構成コンポーネントです。ブランドイメージの一貫性を維持しながらパフォーマンスを向上させ、経済的な透明性をもたらすと同時に、アドビが提供するデータおよびクリエイティブ機能を最大限に活用できるのはAdvertisingだけです。また、グローバル規模での広告費用の管理を強化できることで、ビジネス目標の達成が容易になります。

プレミアム広告在庫管理
保証型のプライベート広告管理を自動化します。同様に、100以上のパブリッシャーやTV放送局から、あるいはオーディオや屋外デジタル広告、ソーシャルメディアなどの非従来型メディアからプログラマティックに提供される、オンデマンドなプレミアム広告在庫の管理も自動化します。

ピープルベースマーケティング
Cookieとデバイスによる個人のターゲティングから一歩進み、複数のデバイスを関連付けてひとつの顧客プロファイルを作成します。オープンでチャネルに依存しないアドビの基盤を使えば、容易にデータを結合して、プロファイルを拡張できます。それらのプロファイルを類似(look-alike)モデリングで利用して、さらなる顧客を開拓します。