組み込まれている制御機能によって、データプライバシーや使用許諾契約に違反するデータ利用を回避します。データの使用方法と個人情報(PII)に関連付けるデータソースや配信先を制御します。
Audience Marketplace
アドビの安全性の高いプライベートなマーケットプレイスを利用して、サードパーティデータを容易に売買したり、セカンドパーティデータのパートナーシップに参加できます。
安全かつ容易にデータを売買
ビジネスを成長させるには、価値の高い新しい顧客にリーチするか、既存の顧客へのターゲティングを向上させる必要があります。それは、信頼性の高いサードパーティデータを活用することで可能になります。そうしたデータソースの活用により、未知の顧客情報にアクセスしたり、既存の顧客データに詳細な情報を加え、コンバージョン率を向上させることができます。
Audience Marketplaceなら、データの購入者と販売者が容易に情報交換できます。時間や労力をかけてデータプロバイダーを探す必要はなく、容易にサードパーティデータを購入したり、セカンドパーティとのデータ連携をおこない、手持ちのデータを拡充できます。また、Audience Marketplaceでは、個人を特定できる情報を省いたファーストパーティデータを販売して収入を得ることも可能です。

次のような機能があります
データフィード購読
データプロバイダーから定額料金やCPM、プライベートデータフィードとして提供される有料のデータフィードを購読できます。
データ使用方法の制御
データ購入者の支払い方法と使用方法を制御できます。購入者が購入データを手持ちデータに追加したり、新しいオーディエンスを探すためのモデルを作成したり、アクティブ化のために広告サーバーや広告ネットワークに送信したりすることを許可するプランタイプを設定できます。
決済処理
プロバイダーや販売元との契約や請求、決済などの処理はアドビが代行するため、ユーザーはデータフィードの売買に集中できます。
重複レポート
既に所有しているデータ特性と、購読フィード内の特性との重複を追跡できるので、既に所有しているデータを購入するという無駄は発生しません。
プライベートデータフィード
販売するデータを閲覧できる購入者を限定できると同時に、販売元の名称を隠すこともできます。プレイべートなデータフィードを利用して、特定の購入者に特別な条件や割引などをオファーすることも可能です。購入者から支払いがない場合や、購入者がデータを不適切に使用している場合は、購読フィードへのアクセスを取り消すことができます。


関連機能


類似(look-alike)モデリング
Adobe Senseiを利用したアドビ独自のTraitWeightアルゴリズムによって、主要な顧客の外側にリーチを拡大し、ユニークで価値の高いオーディエンスをサードパーティデータから新たに見つけ出します。

A/Bテストによるセグメンテーション
様々なターゲティングプラットフォームやアルゴリズムモデルの効果を主要業績評価指標(KPI)にもとづいてテストするために、セグメントを相互排他的なグループに分割します。これにより、成功指標に確実にフォーカスできます。