Adobe Experience Manager Sitesの機能
コンテンツ制作
Adobe Experience Manager Sitesには、コンテンツ制作に役立つさまざまな機能が備わっています。ドキュメントベースのオーサリング機能を利用すれば、Microsoft WordやGoogle Docsなどの既存のツールを利用して、webページを制作、編集できます。Adobe Experience Manager Sites内で、webページを見た目のまま制作、編集することもできます。また、サイトをまたいだコンテンツの再利用、メタデータとタグ付けの容易な管理、翻訳の高速化により、顧客にとってより適切なデジタルジャーニーを迅速に構築できます。
ドキュメントベースのオーサリング
ドキュメントベースのオーサリング機能を利用すれば、Microsoft WordやGoogle Docsなどの既存のツールを使用して、webページを迅速かつ柔軟に構築、編集できます。見出し、リスト、画像、フォント要素、動画を、ソースドキュメントからwebサイトに直接転送できます。
- ブロック: ブロックは、webページを構築するための設計図です。SEOに対応し、柔軟性に優れ、パフォーマンスを最適化できます。独自のブロックを構築するか、ブロックコレクションから事前に構築されたブロックを使用できます。
- 編集、公開、プレビュー: Adobe Experience Manager Sidekickは、ドキュメントやスプレッドシートから直接、コンテンツを容易に編集、プレビュー、公開できるようにする、ブラウザーの拡張機能です。
- Adobe Experience Manager Assetsとの連携: DAM(デジタルアセット管理)で画像を検索し、ドキュメントに直接挿入できるように、アセットセレクターを設定できます。
- 構造化データ: コンテンツをスプレッドシートに入力すると、開発者が使用できるAPIに自動的に変換されます。これにより、スプレッドシートをヘッドレスCMSのように使用できるようになります
ユニバーサルエディター
ユニバーサルエディターを使用すれば、アーキテクチャ(サーバーサイドやクライアントサイドなど)、フレームワーク(ReactやAngularなど)、コンテンツタイプを問わず、プレビューでページを視覚的かつリアルタイムに編集できます。
- インコンテクスト編集: ライブコピー環境でコンテンツブロックを編集し、さまざまな場所にコンポーネントを動かして、思うがままのコピーやデザインを実現できます。
- レイアウト: ビジュアルコンポーネントパネルを使用して、コンポーネントを容易に追加、削除、並べ替えできます。
複数サイトの管理
モバイルとwebのあらゆるプロパティを単一の基盤で管理し、さまざまな地域や言語をまたいで、サイトの一貫性とブランドのアイデンティティを維持します。これにより、地域ごとに固有の変更を加えてデジタル資産を更新し、変更内容をあらゆるサイトにすばやく適用して、ブランドアイデンティティの一貫性を保ちながら、地域ごとのオーディエンスをターゲティングしたサイトを効果的に作成できます。
- コンテンツの再利用:ライブコピー機能により、既存のサイトと同様のサイト構造とコンテンツを活用して、新しいサイトをすばやく作成できます。プライマリサイトへの変更を容易に同期できるため、手作業による更新を低減できます。
- ローカライズの管理:各地域のチームがコンテンツを編集、更新できるようにし、ブランディングの一貫性を維持しながら、それぞれの地域に即したコンテンツを提供するためのガバナンスとガードレールを提供できます。
多言語対応
Adobe Experience Manager Sitesで翻訳作業を合理化および高速化することで、オーディエンスがどこにいてもコンテンツを容易に翻訳できます。翻訳管理コネクターを使用して、Adobe Experience Manager Sitesを任意の翻訳サービスと統合し、コピーや画像メタデータの翻訳を自動化できます。翻訳する必要のあるコンテンツのみを識別するように、翻訳ルールを容易に構成できます。
- 翻訳管理の統合:Adobe Exchangeの主要な翻訳ベンダーを活用し、 Adobe Experience Manager Sitesと統合できます。編集を効率化し、複数のコンテンツ制作者や新規のコンテンツ制作者が容易に共同作業を進めることができます。
- 人による翻訳と機械翻訳の両方をサポート:人による翻訳の場合、専門の翻訳者がコンテンツをオフラインで翻訳し、Adobe Experience Managerに読み込みます。機械翻訳を利用すれば、コンテンツを自動的に翻訳できます。
- 翻訳プロジェクトの管理:人と機械をうまく使い分けましょう。機械翻訳を利用すれば、膨大な量の幅広いコンテンツをすばやくローカライズできますが、Adobe Experience Manager Sitesでは、その使用パターンを分析し、人による翻訳が必要な場所を特定することも可能です。