プロジェクトワークフロー
共有環境でプロジェクトを作成してチームの情報やアセット、ワークフローを容易に管理し、自動通知を利用してモニタリングします。また、すぐに利用できるワークフローを通じて、承認ワークフローや電子メールリクエスト、ランディングページリクエストなどを運用し、プロジェクトや承認プロセスを追跡します。
円滑に機能するチームの構成
プロジェクトの範囲と期限は明確に決まっているのに、サイトの立ち上げやデジタルプロジェクトをいくつもの小さなタスクに分割して、チーム全体で共同作業を進め、ボトルネックや問題が発生している部分を管理しなければならないような状況では、熟練のプロジェクトマネージャーでもお手上げでしょう。
急ごしらえでワークフローソリューションを構築したり、プロジェクトの完了に向けてチームを管理する機能をデプロイするという解決策も考えられますが、Adobe Experience Manager Sitesを導入すれば、共有環境を容易に構築して、リソースをグループ化し、アセットを共有できます。明確に定義された役割をすばやく割り当てて、チームが円滑に機能できるワークフローを容易に立ち上げることができます。個々のタスクを詳細に確認することも、全体的な進捗を把握することも容易になり、進行状況をリアルタイムで追跡できます。これらの機能を活用すれば、チームの時間と労力をワークフローの作成ではなく、プロジェクトそのものに使えるようになります。
次のような機能があります
目的別のテンプレート
メディアプロジェクトや翻訳プロジェクトなど、役割とワークフローが定まった一般的なプロジェクトテンプレートをすぐに利用できます。必要に応じてカスタマイズすることも可能です。クリエイティブワークに対するアドビの深い知識が反映されたテンプレートを利用すれば、プロジェクトをすぐに開始できます。
タスクの追跡
タスクタイルを使用して、プロジェクトが順調に進んでいるか、注意が必要かなどを即座に確認できます。必要に応じて、期限を過ぎているタスクや進行中のタスクが上に来るようにリストを並べ替えたり、各チームメンバーの活動を確認するなど、進捗を詳細に把握することが可能です。
受信トレイの統合
コラボレーションを強化してプロジェクトの期限を守るには、チームメンバーがどこにいても連絡が取れなければなりません。電子メールでしか連絡できない担当者もいるでしょう。Adobe Experience Manager Sitesを導入すれば、ユーザーが各自の受信トレイからタスクにアクセスして、作業を進められるようになります。
関連機能
複数サイトの一元管理
モバイルとwebのプロパティをひとつの基盤で管理し、様々なキャンペーンやメッセージングをまたいでブランドのアイデンティティを維持します。各地のビジネスユーザーは、地域ごとに固有の変更を加えてコンテンツを更新し、それぞれの地域に最適な情報を提供できます。
テンプレートエディター
IT担当者の手を借りることなく、ページやターゲティングされた電子メールのテンプレートを作成、管理します。慣れてくれば、編集可能なコンポーネントを定義できるようになるとともに、事前に設定したテキストや画像などのコンポーネントを追加できます。
すぐ利用できるコンポーネント
パンくずリスト、フォーム、ページナビゲーション、ティーザー、検索など、後方互換性を備えたすぐに利用できる柔軟なコンポーネントを使用してページを作成し、制作者と開発者の時間を節約します。