ルールベースターゲティング
サイトにたどり着いた方法や位置情報、訪問者の行動属性などの具体的なリアルタイムデータにによって特定の顧客をターゲティングし、すぐに利用できるツールを使用して最適なコンテンツをすばやく提供します。コーディングの必要はほぼありません。
詳細なターゲティングで最適なユーザーエクスペリエンスを提供
訪問者にはできるだけ長くサイトに滞在してもらい、ページをクリックしてコンテンツを閲覧し、広告を見てもらいたいものです。しかし、訪問者がそのような行動を起こすのは、自分の関心に即した興味深いコンテンツを目にしたときだけです。訪問者は自身のニーズに合わせてカスタマイズされたwebサイトを求めています。しかし、そのために必要となる複雑なコードを書く時間や専門知識がないという企業も少なくないでしょう。
ルールベースターゲティングを使用すれば、ターゲティングパラメーターを設定するだけで、訪問者ごとの条件に即したコンテンツを提供することができます。使用しているモバイルデバイス、サイトにたどり着いた方法、ブラウザー、オペレーティングシステム、現在地、webサイト上で実行したアクションなど、サイトの訪問中に収集したデータにもとづいて、訪問者をグループ化することも可能です。また、性別や年齢、地理情報、消費傾向などのオーディエンス情報を利用することもできます。シンプルなフォームベースのインターフェイスを使用して、ルールの要素を選択したり、作成することができるので、コードを書く必要はありません。
次のような機能があります
フォームベースの設定
シンプルなインターフェイスを使用して、定義済みのルールライブラリの中からルールを容易に選択して実行できます。既存のルールをカスタマイズしたり、ゼロからルールを作成することも可能です。
位置情報にもとづくターゲティング
訪問者ごとのロケーションを把握して、ローカルのトレンドやアクティビティ、さらには天候などにもとづいて、コンテンツをターゲティングできます。
顧客プロファイルによるターゲティング
Adobe TargetやAdobe Analytics、CRM、サードパーティなどから顧客プロファイルデータをアップロードすれば、さらに強力で先進的なターゲティングを実行できます。
Adobe Campaignとの連携
Adobe CampaignとAdobe Experience Managerを連携すれば、効率的に電子メールを作成できます。Adobe Experience Manager Assetsを使用して、Adobe Campaignの電子メールのバリエーションを作成できるので、ひとつの電子メールから複数のバージョンを容易に作成できます。
パーソナライズされた顧客体験の構築
Adobe Experience ManagerとAdobe Targetを使用してエクスペリエンスフラグメントを作成し、パーソナライゼーションをさらに強化する方法をご覧ください。
関連機能
レスポンシブwebデザイン
レイアウトやテキストサイズ、コンテンツ、ナビゲーション、画像などの要素が顧客のデバイスに合わせて自動的に調整され、チャネルをまたいで無制限に再利用できるwebデザインを実現します。
コンテンツインサイト
web分析とSEOのレコメンデーションを利用して、作成したページごとにパフォーマンスデータを取得します。合計ページビュー数や実訪問者数などのデータにもとづき、コンテンツに関する意思決定を向上させます。
ターゲティングインサイト
オーディエンスごとのコンバージョン率や平均注文額(AOV)、訪問者あたりの売上(RPV)、エンゲージメントなどに関するレポートを活用すれば、マーケティング活動の成果を正確に把握できます。