Adobe Experience Platform Query Service

データが語るストーリーを読み解く

Adobe Experience Platformに集約された、ペタバイト規模にものぼる行動データ、CRMデータ、POSデータなどの顧客データセットを対象として、ビジネス課題の背景を探るためにSQLクエリをすばやく処理します。これにより、顧客行動の動機などに関する有意義なインサイトを獲得できます。

よりクリーンで充実した実用的なデータを活用

Adobe Experience Palatform上に構築されたアプリケーションだけでなく、他のさまざまなアプリケーションでも、顧客データを最大限に活用できます。そうしたシステム全体でデータを検索、抽出することで、エンゲージメント、インサイト、パーソナライゼーションを向上するための優れたサインを発見できます。

オムニチャネルデータの活用

顧客データをサンプリング、検索、利用するための高度なクエリを実行し、データの特徴を検証、把握できます。

 

優れたインサイトによる的確なアクションの促進

バッチクエリをスケジュールし、価値の高いデータと属性を継続的に追跡して、下流のエンゲージメントシステムやワークフローで活用できます。

 

ニーズに応じたダッシュボードのカスタマイズ

Adobe Real-Time CDPや、Microsoft Power BI、Excel、Tableau、Qlik、LookerなどのPSQL統合機能を備えたさまざまな標準BIツールで、収集したインサイトを活用するためのダッシュボードを定義できます。

 

ハイパフォーマンスな環境で容易に作業

SQLベースのツール(フリーフォームのクエリUIや任意のPostgreSQL)とスケーラブルなインフラストラクチャを使用して、APIのアクセシビリティとPostgreSQLの統合を利用し、大規模なデータ処理に対応できます。

 

データプライバシーとガバナンスを重視

探索または生成されたデータセットに対して、消費者のプライバシーポリシーとアクセス制御ポリシーをシームレスに適用できます。

データを顧客体験に役立てる高度なクエリ機能

SQLベースの高度なクエリーを使用して、すばやくデータを検証

ANSI SQLによる強力な探索

フリーフォーム形式のUIでクエリを作成し、クエリの実行をプレビューすることで、分析を迅速化できます。

 

PSLを介したサードパーティクライアントとの統合

検証済みの接続を作成し、複数のクライアントアプリケーションと統合できます。例えば、DbVisualizerなどのPostgreSQLツールとドライバーを使用して、クエリを作成できます。

SQLベースのバッチクエリによる顧客データのクリーニング、整形、調整、補完

強力なSQLベースのバッチクエリデータ処理エンジンを使用することで、次のことを実現できます。

 

  • スケーラブルなインフラストラクチャ
  • テンプレート、匿名ブロック、スナップショット増分処理、サンプリングによる生産性の向上
  • 標準的なSpark関数やアドビ定義のSQL関数など、SQL機能をユースケースに合わせてカスタマイズし、パス関数やウィンドウ関数などの時系列操作に使用できます。

スケジューリング、アラート、モニタリングの自動化

データ処理ワークフローとデータガバナンスを運用し、データのセキュリティ、使用状況、プライバシー、監査を管理できます。

ワークフローの接続による、充実したインサイトの獲得

BIツールとの接続性

BIツールと接続することで、Query Serviceを使用して生成されたレポートデータをダッシュボードで利用できます。

 

Adobe Real-Time CDPのデータモデルを拡張

独自のデータモデルを構築し、Adobe Real-Time CDPでユーザー定義のダッシュボードを作成できます。また、レポートAPIを使用して、任意のレポートフレームワークに組み込むことも可能です。


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