Adobe Experience Platform Query Service

データが語るストーリーを読み解く

Adobe Experience Platformに集約された、ペタバイト規模にものぼる行動データ、CRMデータ、POSデータなどの顧客データセットを対象として、ビジネス課題の背景を探るためにSQLクエリをすばやく処理します。これにより、顧客行動の動機などに関する有意義なインサイトを獲得できます。BIツールとも連携できます。

再生ボタンが表示されたタブレットの画像

利点

顧客データにすばやくアクセス

高速なリアルタイムデータ収集により、オムニチャネル顧客データへのSQLアクセスに要する時間を短縮できます。

充実したインサイトによる的確なアクションの促進

インサイトをパーソナライズされたエクスペリエンスやオムニチャネルキャンペーンに直接リアルタイムで組み込むことができます。

セルフサービスによるオムニチャネル分析の活用

Microsoft Power BI、Excel、Tableau、Qlik、Lookerなど、さまざまなユーザー向けの多様な標準BIツールを使用して、クエリ結果を視覚化できます。

ペタバイト規模のデータ処理が容易

エンタープライズグレードのSaaSであるAdobe Experience Platform Query Serviceなら、ペタバイト規模のデータ処理で高いパフォーマンスを発揮し、データガバナンス機能も組み込まれているため、高い可用性、自動スケーリング、マルチレイテンシといったメリットが得られます。

Adobe Experience Platform Query Serviceの機能

データの価値を最大限に活用

Adobe Experience Platform Query Serviceなら、一元化されたデータアクセス、オープンアーキテクチャ、ダイレクトSQLアクセス、データプレパレーションに役立つAI(人工知能)とマシンラーニング(機械学習)の機能を使用して、顧客データから優れたインサイトを迅速に取得できます。さらに、ペタバイト規模のデータであっても、クエリ分析を自動化および最適化できます。

Adobe Experience Platformに取り込んだ生データおよび処理済みデータへのANSI SQLアクセスにより、エンタープライズデータを簡単に統合できます。

標準のODBC/JDBCインターフェイスを使用して、分析アプリケーションやマシンラーニングアプリケーションを構築または統合できます。

Adobe Experience CloudソリューションのデータへのダイレクトSQLによって、SQL分析を使用したユースケースにおいてデータを移動することなく迅速に価値を実現できます。

Experience Platform Data Science Workspace内のQuery Service機能にアクセスすることで、AI/MLアルゴリズム設計に向けたデータエクスプロレーションおよびプレパレーションが可能となります。

アドビが定義した機能(セッション化、IDデータ検証/照合、アトリビューション)を使用したり、独自のカスタム機能を定義したりすることで、一般的なオムニチャネル分析タスクを自動化できます。

ブルームフィルター、データコンパクション、クラスタリング、小規模パーティションなどの最適化により、ペタバイト規模の分析において高いパフォーマンスを達成できます。

複数のBIツールとの統合により、ビジネスに合わせてカスタマイズしたスコアカードやダッシュボードを作成できます。

データガバナンス機能が組み込まれているため、規制へのコンプライアンスや分析結果に対する完全なアクセス制御を確実に実施できます。

フリーフォームクエリUIでクエリを作成し、クエリ実行をプレビューすることにより、分析を迅速化できます。

ストレージから取得する際にデータをスキーマに当てはめるので、変換をおこなわなくても、そのデータを複数の方法で分析できます。

 

関連トピックス