次に来るものは? デジタル広告はまだまだあります。経験豊富なマーケターは常に一歩先を考えています。アーリーアダプター向けに、ここでは今後のトレンドを3つほど簡単に紹介します。
1. バーチャルリアリティ(VR) 周知のとおり、バーチャルリアリティは没入感を得られることから人気を集めています。VRとネイティブ広告が組み合わさることで、自然と生まれる力を想像してみてください。見たいと思わせる魅力的なコンテンツが提供されるうえ、オーディエンスは「囚われの聴衆」状態です。ユーザーはモバイル動画広告を避けようとして他のアプリをタップするかもしれませんが、いったんVRヘッドセットを装着してしまえば、外すことは難しいのです。
2014年のワールドカップの際、Coca-Cola社は、ホームチームの選手としてプレーできる体験を味わえるバーチャルリアリティイベントを主催しました。ユーザーはこの体験を楽しみ、同社はブランドを大きく広めることに成功しました。
2. ウェアラブルデバイス スマートウォッチやフィットネストラッカーは、ウェアラブル技術の一端にすぎません。シューズメーカーや衣料メーカーは、センサーを用いた機器を次々と開発しています。広告主としては、どのように生成されたデータを収集・集計して、商品メッセージをスマートに送るか、ということを考えるべきです。たとえば、ウェアラブルデバイス付きのシャツを着た人がランニングを終えた後に、身体を回復させる効果のあるスムージーのクーポンをMMSで送ったり、舗装された道を一定距離歩いた人に対して靴の割引を行ったりすることなどが考えられます。
3. ビーコンおよびBluetooth Low Energy(BLE) 今日ではどこかのチェーン店に入店したときに、その店があなたの素性を知っている可能性は十分にあります。その理由は、Business Insider Intelligenceが伝えているとおり、約3分の1のスマートフォンがBLE(「ビーコン」が発する信号)に対応しており、そして小売店が顧客のターゲティングにこの信号を利用しているためです。もっとも有名なBLEアプリの1つはShopkickです。消費者の多くには、報酬を得られることでお馴染みとなっているアプリです。このアプリを使えば、Macy'sやToys "R" Usなどの店舗を訪れたときに、ポイント(利用者からは「キック」と呼ばれています)を獲得することができます。
先進的な小売業者は、このテクノロジーを活用する新たな方法を模索しています。たとえば、店の近くを通りかかった人を対象に特別割引を送ったり、以前オンラインで閲覧したことのある商品の在庫を知らせたりすることなどです。ブランドのショーウィンドウの近くをぶらぶら歩いてみてください。その場ですぐに20%の割引がもらえるかもしれません。