DX道場 ~ワークスペースの基本編~ ①ワークスペースとは

アドビのカスタマーサクセスチームは、Adobe AnalyticsやAdobe Targetをはじめとした、Adobe Experience Cloud 各種製品を使い始めた方向けのコースを中心とした無償オンラインセミナー『DX道場』を定期的に開催しております。このシリーズでは、DX道場の内容を各テーマに沿ってご紹介します。今回は『ワークスペースの基本』コースより、ワークスペースの概要についてお届けします。

レポーティング機能:分析ワークスペース

「分析ワークスペース」は、Adobe Analyticsの最も中心的な機能です。ユーザーはこの「分析ワークスペース」を使用して、レポート作成や分析を実施することが可能です。

特徴

ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作 でクロス集計や複数レポートの集約などを実現

提供価値

・学習コストが低く、誰でも簡単に分析ができる環境を構築可能

・ビジネス状況をすぐに分析し、データに基づく意思決定と改善活動を早期に実現

また「分析ワークスペース」内には、以下のような様々な機能が統合されています。

・アクションに至るまでのユーザー行動の 顧客体験分析機能

・クリックマップツールを含む20種類以上の 視覚化機能

・分析作業を効率化する Adobe Sensei (AI) の各機能

・アドビ製品を含む様々な製品との データ連携機能

Adobe Analyticsで利用可能な各種ツール

Adobe Analyticsには、ワークスペース以外にも様々なツールが備わっています。以下はそれぞれのツールの概要・特徴になります。

Reports & Analytics

ウェブサイトの簡易的なレポートと リアルタイムレポート を提供するAdobe Analyticsのスターターツール。Reports & Analyticsの機能の多くは現在ワークスペースでも提供されています。

※Reports & Analyticsは、2023年12月31日をもってEOLとなります(詳しくはこちら)。

Data Warehouse

Reports & Analyticsのデータを 未加工の状態で保持 することができるストレージです。Data Feed機能を利用することで毎日または毎時間など、定期的に生データをバッチ化してデータレイクなどに配信できます。

Adobe Experience Platform Launch

全てのサイトでAdobe AnalyticsやAdobe Targetのタグを管理する 次世代型のタグ管理機能 です。また、オープンAPI を利用することでアドビ製品とアドビ以外の製品をシームレスかつ効果的に連携させることが可能です。

利用シーン別Adobe Analyticsの各機能のご紹介

Adobe Analyticsの各種ツールや機能は、それぞれ利用シーン・用途が異なります。上図は、各ツールがどのような利用シーンに適しているのかを表しているチャートになります。その中でもワークスペースは、データの定期的な確認からマーケティング領域・ビジネス領域の分析まで幅広い用途に利用可能であり、汎用性が高く全てのAdobe Analyticsユーザーに使っていただきたいツールです。

ワークスペースで使用する主な用語

Two people looking at a computer screen Description automatically generated with low confidence

続いて、ワークスペースを実際に操作するにあたって必ず覚えていただく必要のある用語を二つご紹介します。

①指標

『指標』とは、計測タグでカウントされた実数値のことを指します。Adobe Analyticsで計測されるデータの中でも、『~数』『~時間』の様に数値化できるものは指標にあたります(訪問回数、ページビュー数など)。

上の表は、よく使用される主要指標の定義や使用例をいくつかまとめたものになります。上の6つの指標(ユニーク訪問者、訪問回数、ページビュー数、入口、出口、直帰数)に関しては、Adobe Analyticsにデフォルトで用意された指標になります。そしてこれらのデフォルト指標に加え、コンバージョン等のある特定のイベントが発生した回数を計測することが出来る、『コンバージョン指標(イベント指標)』を追加で設定することも可能です(例:申込、問い合わせ、会員登録など)。コンバージョン指標を使用することで、サイト内のアクションにつながるコンバージョン分析を行うことができるようになります。

②ディメンション

『ディメンション』は、指標を切り分けるための切り口・区分データのことを指します。例えば、「訪問者数をページ別に切り分けて見たい」という場合には『ページ』というディメンション、「訪問回数をリファラー別に切り分けて見たい」という場合は『リファラー』というディメンションを使用する、といったイメージになります(上図は、『発生件数』『訪問者数』という二つの指標を『サイト内検索キーワード』というディメンションで切り分けた例)。この様にディメンションを使用し指標として計測されたデータを切り分けることによって、指標単体を見るだけではわからない新たなインサイトを発見することができます。

まとめ ~ワークスペースとは~

この記事では、ワークスペースというツールについて、その特徴や利用シーン、よく使う用語の説明等も踏まえてご紹介しました。

Adobe Analyticsに備わっているツールの中でも、ワークスペースは幅広い用途・利用シーンに使用可能な非常に汎用性の高いツールです。ワークスペース内に統合された様々な機能を使用し、ユーザーはレポート作成や分析を行うことができます。次回の記事では、実際にワークスペース上でレポートを作成する方法について解説いたします。

≪DX道場について≫

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