3年ぶりのオフライン開催、約300名のAdobe Marketo Engageユーザーが集結した「MUG Day」レポート

2022年12月5日、Adobe Marketo Engageのユーザー総会「MUG Day(Adobe Marketo Engage User Group Day)」を3年ぶりにオフラインで開催しました。約300名のAdobe Marketo Engageユーザーが一堂に会した様子は、圧巻。対面でしか得られない価値があると改めて実感させられた、感慨深い一日となりました。今回は、そんな「MUG Day」の模様をアドビ 松井真理子がレポートします。

ユーザー同士が「つながる」MUG Day

ユーザーによる事例講演やネットワーキングにより、ユーザー同士が継続的につながる場である「MUG Day」。今回は「つながる」をテーマに、6名ずつのテーブルに分かれて着席していただき、仲間を見つけやすいよう、ネットワーキングの他にも自己紹介やセッションごとにチーム内でディスカッションする時間を設けました。

当日のプログラムは以下の通りです。

・ユーザー代表挨拶:三菱電機株式会社 泊智子氏

・Team Adobeの紹介:アドビ株式会社 松山敏夫

・プロダクトアップデート:アドビ株式会社 澤田慶子

・自己紹介タイム&チーム名決め

・活用事例1:Chatwork株式会社 北川峻氏

・ディスカッション&ディスカッション内容発表

・活用事例2:SmartHR株式会社 伊藤正太氏、原聡汰氏、中川智賀氏

・ディスカッション&ディスカッション内容発表

・ネットワーキング

ユーザー代表挨拶:三菱電機株式会社 泊智子氏

最初に登壇したのは、2022 Adobe Marketo Engage ChampionでTeam of the Yearを受賞された泊氏。「MUG Dayは、ユーザーが主体的に集まって、皆さんで盛り上げていく場所です。本日も来場の皆さんと一緒に盛り上げていければと思います」とご挨拶をいただきました。

A person standing on a stage with a mask on Description automatically generated

Team Adobeの紹介:アドビ株式会社 松山敏夫

続いて、ユーザーの皆さんをご支援させていただくアドビメンバーが壇上に立ち、Team Adobeのご紹介として、アドビ 専務執行役員 デジタルエクスペリエンス事業本部長の松山敏夫より、ご挨拶させていただきました。

「奇しくも今日はアドビの新年度初日。しかも今年はアドビ設立40周年&日本法人設立30周年の年でもあります。そんな特別な日に、これだけ多くの皆さんにお集まりいただき、本当にうれしく思います。新年度も一緒に作り上げていきたい。ここにいるメンバーが皆さんとお付き合いさせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします」

A group of people standing in front of a large screen Description automatically generated

プロダクトアップデート:アドビ株式会社 澤田慶子

次に、アドビ デジタルエクスペリエンス事業本部 ソリューションコンサルティング部 ソリューションコンサルタントの澤田慶子より、22年に実施されたリリースノート(製品アップデート情報が記載されたwebページ)の中から、オプション追加なしでご利用いただける機能をメインにご紹介いたしました。

「Adobe Marketo Engageの開発チームでは、『連携強化』『新機能の開発』『既存機能の改善』の3つを軸に製品開発をしております。23年も計6回のリリースを予定しており、各リリースの約1カ月前にリリースノートを公開しておりますので、ぜひご確認ください」

A person in a suit speaking in front of a screen Description automatically generated

「MUG Day」の醍醐味を味わおう

ここで、この日のMCであるソフトバンク株式会社 山田泰志氏と、私、アドビの松井真理子が登壇。ちなみに私は2015年からAdobe Marketo Engageユーザーでもあります。

山田氏は、「Adobe Marketo Engageが世界中で盛り上がっているのは、ユーザー同士のコミュニケーションが活発だから。これまでもユーザー同士で大小様々なユーザー会を実施しながら、『どうやって使っているの?』と熱い情報交換をしてきました。Adobe Marketo Engageで分からないことがあれば、ユーザーに聞いてください。生きた情報や本当に役立つ話をたくさん得られるはずです」と語り、会場を盛り上げました。

自己紹介タイム&チーム名決め

続いて各チーム内で自己紹介を行い、共通点を見つけてチーム名を決めます。そしてチームメンバーの写真とチーム名を、「#アドビMUG」を付けてTwitter(現、X)に投稿していただきました。「さんぽ」や「酒」、「サウナ」や「そば」など、ユニークなチーム名がたくさん。各チームでは、早速会話が弾んだようで、会場が熱気に包まれました。

A group of people sitting at tables in a room Description automatically generated

活用事例1:Chatwork株式会社 北川峻氏

いよいよここからは、皆さんお待ちかねのユーザー活用事例のご紹介です。

初めに2022 Adobe Marketo Engage ChampionでMarTech of the Yearを受賞された、Chatwork株式会社の北川氏が登壇。「Chatworkが実現した3つのモデルとSales-ops」と題したセッションを行われました。内容は、こちらの記事で詳しくご紹介しております。

A person standing on a stage Description automatically generated

そしてセッション終了後には 「現在の自社のレベニュープロセスはどのようなモデルですか?」 をお題に、各チーム内でディスカッションを行い、いくつかのチームに発表していただきました。

活用事例2:SmartHR株式会社 伊藤正太氏、原聡汰氏、中川智賀氏

続いて2022 Adobe Marketo Engage ChampionでTeam of the Yearを受賞されたSmartHR株式会社の伊藤正太氏、原聡汰氏、中川智賀氏が登壇されました。「チームで創る最適な顧客体験」と題したセッション内容は、こちらの記事で詳しくご紹介しております。

A person on stage with a microphone Description automatically generated

「チームで創る最適な顧客体験」と題したセッションの終了後は「ご自身が体験した“最高の顧客体験”“最悪な顧客体験”」をお題に、各チーム内でディスカッションを行い、いくつかのチームに発表していただきました。

「今日話し合った内容をご自身の組織に持ち帰っていただき、今、自社で提供している体験のどこが悪くて何を改善すべきなのかを見直していただければと思います」(ソフトバンク 山田氏)

「MUG Day」の後も分科会で盛り上がろう

最後に、司会より分科会についてご案内させていただきました。

「今日の『MUG Day』とは別に、テーマごとに少人数で情報交換を行う分科会があります。例えばIT業界の『ITKETO』、関西に拠点をお持ちの『関西分科会』、入門者向けの『Marketo Foundation』、インサイドセールスをテーマにした『TELKETO』、キントーンとの連携がテーマの『kinKETO』、Salesforceとの連携がテーマの『SFKETO』など、それぞれ盛り上がっています。メンバー登録していただくことで次の予定のお知らせが届きますので、ぜひ気になる分科会にご登録ください」(ソフトバンク 山田氏)

ネットワーキングの前に、全員で集合写真を撮影。マスクで笑顔が見えないのが残念ですが、3年ぶりの光景に目頭が熱くなりました。次回の開催も楽しみです。お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。

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