ニコン|組織を変えるデジタル推進:ポッドキャストの聞きどころ
アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」の製品群を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを聞くアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。
今回のゲストは、株式会社ニコンでデジタルマーケティング推進を担う松園 崇(まつぞの たかし)氏です。「組織を変えるデジタル推進」というテーマでお話を伺いました。
<ゲスト>
松園崇:外資系アパレル企業にて通販カタログの企画やデザイナーを経て、eコマース事業のwebデザインとマーケティング業務に携わる。eコマース事業のマネージャーを7年間務めた後、株式会社ニコンに転職。現在は、事業部門を横断したデジタルマーケティングの戦略策定・推進、ガバナンス強化などに従事している。
<パーソナリティ>
小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ):金融機関(投資信託、証券会社、銀行)で一貫してマーケティング業務に携わる、元アドビ製品ユーザー。2018年、アドビ株式会社に入社し、現在はDXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーを務めている。
*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。
第1話:デジタルマーケティング組織立ち上げの背景
松園崇氏
大学で電子情報工学を学んだ後、webデザイナーを志した松園氏。アパレル企業に就職後は通販カタログの企画やデザイナーを経て、eコマース事業のwebデザインとマーケティング業務に携わる。eコマース事業のシニアマネージャーまで経験した後、株式会社ニコン(以下、ニコン)に転職。現在は、新設されたITソリューション本部デジタルマーケティング推進課のリーダーとして、事業部門を横断したデジタルマーケティングの戦略策定/推進、ガバナンス強化などに従事しています。
ニコンの事業は映像、半導体、ヘルスケアなど多岐にわたり、各事業部が個別にwebサイトを運営してきました。松園氏のチームのミッションは、これらのwebサイトを統合し、顧客視点に基づいたデジタルプラットフォームへと刷新すること。この大規模なプロジェクトを成功させるために、各部門との連携を進めてきたそうです。
組織の壁を越えてDXを推進するためには、「人」との関係構築が不可欠だと語る松園氏。各事業部のビジネスモデルや文化を深く理解した上で、キーパーソンと積極的にコミュニケーションを取ってきました。こうして高めてきた信頼関係を基盤に、建設的な議論や調整を行い、スムーズなプロジェクト推進を実現。ニコンのデジタル変革を支える鍵となっています。
詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。
#26_01|ニコン 松園崇氏|組織を変えるデジタル推進 - マーケティング組織立ち上げの背景
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・Spotify
第2話:デジタル推進に生かすための社外のリアルな知見
小松崎扶美恵
ニコンがITソリューション本部内にデジタルマーケティング推進課を設立した背景には、デジタルマーケティングとIT部門の連携が不可欠になったという時代の流れがあります。MOps(マーケティングオペレーション)を本格的に進めるべく、事業部ごとにバラバラだったデジタル施策の共通化やコスト削減、属人化解消といった課題解決に着手しました。
デジタル推進の一環として、同社はAdobe Experience Managerを導入。
・顧客の利便性向上:バラバラだった複数の製品サイトをひとつに統合し、顧客がワンストップで情報を得られるようにする
・変化への対応力強化:事業再編などの組織変更にも柔軟に対応できるwebサイトの管理体制を整える
・制作効率の改善:テンプレート化したCMSにより、専門知識がなくても誰でも簡単に製品ページの作成/更新ができるようにする
Adobe Experience Managerをさらに活用するために、松園氏はアドビのユーザー会にも積極的に参加し、他社事例から学びを得ています。他社のリアルな声をもとに、ニコンのデジタル推進や今後の戦略づくりに生かしているといいます。
詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。
#26_02|ニコン 松園崇氏|組織を変えるデジタル推進 - 組織文化とプロジェクトマネジメント
・Apple Podcast
・Spotify
第3話:全ての顧客接点で、良い印象と記憶を積み上げていく
顧客体験とは、顧客が企業と関わる全ての接点で生まれる「印象」と「記憶」の積み重ねだと語る松園氏。キャンバスに絵の具を塗るように、良い顧客体験は鮮やかな色に、悪い顧客体験はくすんだ色となって顧客の記憶に定着していくのだといいます。
B2B領域では、製品やサービスの良し悪しだけでなく、「いかに効果的/効率的に情報収集できるか」が顧客の評価を左右します。AIが進化したことによって、「オンラインでの存在感が低い製品は、検討の対象にすら挙がらない」と松園氏は指摘します。
すでに海外売上比率が80%以上を占めているニコン。今後は国や事業部を横断したナレッジ共有や、レベニューオペレーション(企業の収益を最大化するために、部門間の連携を強化し一連の業務プロセスを最適化すること)に注力したいと松園氏は語ります。
アフタートークで話題に挙がったのは、ニコンのAI活用について。2023年前半から生成AI環境の整備が進み、現在では様々な業務で活用が進んでいるそうです。従業員からも「生成AIの活用によって、業務時間を大幅に削減できた」という声があがり、松園氏自身も、生成AIなしでは仕事が成り立たないといいます。松園氏はwebデザイナーだった経験から、個人的にもAIによるwebサイト制作の進化に注目しています。わずか1分程度で高品質なwebサイトが作成できるようになった現状に驚きとともに、今後の変化を見据えていると話していました。
詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。
#26_03|ニコン 松園崇氏|組織を変えるデジタル推進 - さらなるニコンDX推進のために
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