ニッポン放送 吉田アナが花王に学ぶ、今さら人に聞けないDXのためのCMS:ポッドキャストの聞きどころ

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アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを聞くアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。

今回は、反響の大きかった第1回にも登場した花王の田中剛(たなか・つよし)さんをゲストにお迎えする特別編として、ニッポン放送の吉田尚記(よしだ ・ひさのり)アナウンサーを聞き手に、CMS(Content Management System)について基本から解説していただきます。

テーマは「今さら聞けないDXのためのCMS導入/活用術」。前回は詳細まで伺えなかった「いまさら聞けない」コンテンツ管理/運用のあれこれを、マーケティング未経験の吉田アナウンサーがリスナーに代わって根掘り葉掘り伺いました。

<ゲスト>

田中剛:ゲーム業界で作曲やプログラマーなどさまざまな職種を経験後、Web系のフリーランスへ。1997年、花王株式会社に入社し、現在はDX戦略部門事業DX推進センターマーケティングプラットフォーム部プラットフォーム開発室長を務めている。

<聞き手>

吉田尚記:慶應義塾大学卒業後、1999年に株式会社ニッポン放送入社。以降、アナウンサーのほかにイベント司会などラジオにとどまらず活動。2011年度「第49回ギャラクシー賞」にて「DJパーソナリティ賞」受賞。漫画、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通。「マンガ大賞」発起人。現在はメタバースラジオ「ミューコミVR」を担当している。

<パーソナリティ>

小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ):金融機関(投資信託、証券会社、銀行)で一貫してマーケティング業務に携わる、元アドビ製品ユーザー。2018年、アドビ株式会社に入社し、現在はDXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーを務めている。

*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。

第1話: CMSって何? 導入のメリットは?

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田中剛さん

第1話は「コンテンツとは何か」という“キホンのキ”から始まり、コンテンツを管理する仕組みであるCMSの仕組みとメリットを、わかりやすく理解できる内容になっています。

CMSを使えば、1つのコンテンツをPCやスマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスに自動で最適化して出力してくれるので、運用管理、更新時の手間がとても楽になります。

コンテンツの資産をストック/管理する仕組みを「デジタルアセットマネジメント」(DAM)と呼びます。花王は、webコンテンツのみならず商品のパッケージや広告成果物(印刷物やTV-CMなどの動画ファイルなど)を、クリエイティブの履歴としてストックし続けており、その総量はなんと45TBに上るそうです。

大量のDAMを持つ花王のような企業が、アドビのCMSを導入するメリットについてお伺いしました。

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ぜひこちらのリンクからポッドキャストをお聴きください。

『Marketer’s Talk』特別編_#01_01|花王株式会社 田中剛氏、ニッポン放送 吉田 尚記氏|いまさら聞けないDXのためのCMS導入/活用術 - CMSの基本のキ

第2話: CMS導入を渋る上層部、どう説得する?

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吉田尚記さん

現場がCMSを導入したくても予算面で上層部に渋られたり、「今までの仕事を変えたくない」と現場から反発を受けるといった問題が起きることも。第2話では、こうした場合の対処法についてお伺いしました。

花王でもCMS導入時には関係各所への説明が必要でした。主な内容は「コーディングが不要になるのでコスト削減になる」「情報発信のスピード感が上がる」など、コストとメリットを粘り強く説明していったそうです。

「今まで通りの仕事を変えたくない」と不安視する人には「熱意をもって説得するしかない」とも。「導入当初は大変かもしれないが、長期的にはとても楽になる」と説得していくことが大事だと田中さんは話しました。

導入に当たっては、社内だけでなく社外のパートナーまで巻き込む必要も出てくるとのこと。田中さんはその方法についてもお話ししてくれました。

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ぜひこちらのリンクからポッドキャストをお聴きください。

『Marketer’s Talk』特別編_#01_02|花王株式会社 田中剛氏、ニッポン放送 吉田 尚記氏|いまさら聞けないDXのためのCMS導入/活用術 - 制作物管理の標準化とは?

第3話:「導入したけどうまくいかない」事情と打開策

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小松崎扶美恵

「CMSを導入したけれどうまくいかない。でも何がいけないか分からない」――田中さんは、そんな相談を受けることもあるそうです。原因はたいてい「初動の設計ができていないこと」だと田中さんは分析します。

導入前に大事なのは、どういった仕事をCMSに載せて自動化するかを考え、設定や運用手順に反映し、各部門にも説明しておくこと。何のための導入なのかあいまいなままにしてはいけない、と田中さんは指摘します。

事前の設計が甘いと、現場も「急に余計なものが導入された」と感じたり、従来通り手元でコンテンツ管理しながらCMSにもアップするという二度手間を費やすなど、仕事を増やしてしまうケースもあるそうです。

多い時で月に1回は他社からAdobe Experience Managerの導入について相談を受けていた田中さんが、お悩みの対処法について解説してくれました。

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ぜひこちらのリンクからポッドキャストをお聴きください。

『Marketer’s Talk』特別編_#01_03|花王株式会社 田中剛氏、ニッポン放送 吉田 尚記氏|いまさら聞けないDXのためのCMS導入/活用術 - CMSの導入を成功させるための「活躍想像図」

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そのほか

などについて、お話しくださいました。

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この記事は「みんなのデジタルエンゲージ」からの転載です。

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