未来のデジタルマーケターを育成

イーストテネシー州立大学、実践的なマーケティング能力を身に付けるために、Adobe Experience Cloudを利用する。

イーストテネシー州立大学

創立

1911年

従業員数:14,500名
テネシー州ジョンソンシティ
www.etsu.edu
R2integrated
www.r2integrated.com

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体験型教育によって学生の成長をサポートし、大学院課程における学生のエンゲージメントを促進

目標

予算や人員を増加させることなく、より多くの学生を獲得し、従来型の教育からマーケティングスキルを重視したカリキュラムへ移行したい

起業家の予算編成アプローチを採用して、マーケティングと学生体験のリソースを強化したい

より充実した教育機会や実践的な体験を提供することで、学位の付加価値を高めたい

最先端ツールをカリキュラムに導入することで、あらゆる業界で加速するデジタル変革に対応するためのスキルの習得を奨励したい

成果

体験型教育によって学生の成長をサポートし大学院課程における学生のエンゲージメントを促進

学生が専門性の高いビジネスソフトウェアを活用できるように、実践的な教育体験を提供

研修を受けた学生を雇用して、マーケティング人員を補強

産業界への訴求を強化して支援を獲得し、学生の就職支援ネットワークを構築



「Adobe Experience Cloudを導入したことで、デジタルマーケティングスキルを身に付けたい学生と、未来のマーケターやメディア人材を獲得したい企業の両方にとって魅力的なプログラムを構築することができました」

 

Stephen Marshall博士
イーストテネシー州立大学、メディアコミュニケーション学部長


 

 

ブランドおよびメディア戦略学科の文学修士課程を創設

多くの企業は、顧客の期待に応えるための手段として、デジタルマーケティングの重要性を認識しています。しかし、比較的新しい分野であることから、詳細にパーソナライズされた顧客体験を創出できるスキルを持つ、経験豊富な人材を獲得することに苦慮しています。Digital Marketing Instituteが実施した調査によると、デジタルマーケティングの基本的なスキルセットを習得していると回答したマーケターは8%に留まっています。*

イーストテネシー州立大学(ETSU)は、デジタルマーケティングのスキルを有する人材に対する市場のニーズの高まりを好機と捉え、学生の就職支援の強化に乗り出しました。同校は、14,500名の学部生および大学院生を擁する地方大学であり、規模の大きい他大学との激しい競争に直面しています。そこで、より多くの学生を獲得するために、有意義で実践的な教育体験を提供する独自のプログラムを構築しています。

同校のメディアコミュニケーション学部は、スキルの高いデジタルマーケターへの需要に応えるために、学問の垣根を越えてブランドおよびメディア戦略を学ぶことができる、文学修士課程(M.A.)プログラムを開設しました。「ブランドおよびメディア戦略プログラムを開設した目的は、企業に共通する課題である知識格差を解消することでした。本校では、学生がデジタルマーケティングやパーソナライズされた顧客体験の創出に関する基礎知識を身に付けて、卒業後に企業の成長に貢献できるように全力でサポートしています」と、同校のメディアコミュニケーション学部長であるStephen Marshall博士は述べています。

アドビは、同校の重要なパートナーとして、ブランドおよびメディア戦略プログラムの運営を支援しています。同校では、各カリキュラムにAdobe Experience Cloudを導入して、学生がビジネスソフトウェアの活用に不可欠なスキルを習得できるようにサポートしています。

「Adobe Experience Cloudは、世界中の多くの企業で採用されているだけでなく、コンテンツ管理や分析、テストなど、デジタル変革のあらゆる側面に対応する包括的な機能を備えています。Adobe Experience Cloudを導入したことで、デジタルマーケティングスキルを身に付けたい学生と、未来のマーケターやメディア人材を獲得したい企業の両方にとって魅力的なプログラムを構築することができました」とMarshall博士は述べています。

さまざまなアドビ製品を活用

オーディエンスの研究と分析に関する授業では、学生はAdobe Analytics Cloudの一部であるAdobe Analyticsを利用して、リアルタイムデータからパフォーマンスに関するインサイトを引き出し、デジタルマーケティング戦略の改善に役立てる方法を学んでいます。

さらに、文書作成ソフトウェアを使用してプレスリリースを作成するのではなく、Adobe Experience Cloudの一部であるAdobe Experience Managerを利用して、web対応のプレスリリースを作成する方法を学習します。学生たちは、Adobe Experience Manager Assetsに格納されているロゴや画像、カラーパレットを活用して、Adobe Experience Manager Sitesで視覚効果の高い魅力的な体験を創出しています。

同プログラムの後半では、Adobe TargetとAdobe Experience Managerのユーザー生成コンテンツ(UGC)機能を使用します。Adobe Targetは、位置情報やデモグラフィックなどのデータにもとづいて複数の戦略やターゲットオーディエンスをテストすることができ、デジタル体験のパーソナライゼーションに役立ちます。Adobe Experience ManagerのUGCプラットフォームでは、ソーシャルメディア用コンポーネントとUGCをインポートして、デジタルチャネルで活用できます。学生たちは、両方のツールを実際に使用しながら、これらの仕組みと手順を学習しています。

また、学生たちは、Adobe Creative Cloudを活用するスキルを有していることを証明する「アドビ認定プロフェッショナル」を取得することで、自身の修士号の価値をさらに高めることができます。同校のブランドおよびメディア戦略プログラムは、学問の垣根を超えた学びの機会を提供することを主軸として、学生たちが自身の主要科目の枠を超えて、クリエイティブやコンピューターサイエンス、ビジネス分野のスキルの育成にも取り組めるようにしています。



「企業は、本校の学生を雇用することに価値を見出しています。彼らは、Adobe Experience Cloudの活用経験があり、高度なデジタル戦略によって顧客とのつながりを強化するスキルを備えているからです」

 

Stephen Marshall博士
イーストテネシー州立大学、メディアコミュニケーション学部長


イーストテネシー州立大学


同校では、全米各地の企業から70を超える専門アドバイザーを招き、学生たちとの交流を促進しています。こうしたアドバイザーたちは、次世代のデジタルマーケティングおよびメディアのプロフェッショナルの育成に意欲的であるだけでなく、同校のブランドおよびメディア戦略プログラムを、自社の採用活動にとって不可欠なパイプラインであると捉えています。

「企業が重視しているのは学位だけではありません。必要なスキルと経験を持つ人材を求めているのです。企業は、本校の学生を雇用することに価値を見出しています。彼らは、Adobe Experience Cloudの活用経験があり、高度なデジタル戦略によって顧客とのつながりを強化するスキルを備えているからです」と、Marshall博士は述べています。

実践的なマーケティング経験

同校のブランドおよびメディア戦略プログラムを受講している大学院生は、自身のマーケティングスキルを試すために、同大学のマーケティングプログラムに参加することが推奨されています。大学院課程の集大成として実施される「BucDigital capstoneプロジェクト」では、学生一人ひとりの強みや興味関心を考慮しながらバランスよくグループを編成し、広告代理店型のチーム体制を構築しています。学生たちは、コピーライティングや詳細な分析など、それぞれの得意分野を活かしながら互いに連携して、マーケティング戦略の策定、プログラムの構築とテスト、KPIの測定をおこない、クライアントや同校の関係者によって設定された目標の達成に向けて取り組む必要があります。

同プロジェクトの課題や目標は、チームごとに異なります。たとえば、医学部進学課程プログラムやブランドおよびメディア戦略プログラム、同校独自の「ブルーグラス/オールドタイム/カントリーミュージック研究」プログラムなど、同校のさまざまなプログラムにおける学生獲得戦略に取り組むチームもあれば、同大学のクリエイティブアート奨学金制度の認知度を高めて、利用を促進しているチームもあります。

メディアコミュニケーション学部は、同校で初めてAdobe Experience Managerを導入し、デジタル変革を推進しました。他の学部もすぐに追随し、Adobe Experience Managerの導入を依頼しました。ブランドおよびメディア戦略プログラムを受講している大学院生は、ビジネス目標の策定および顧客調査、ペルソナおよびカスタマージャーニーの構築、コンテンツ戦略およびギャップ分析、webサイトの設計、構築、ローンチなど、この新たな高等教育体験のさまざまな段階で、アドビのパートナーであるR2Integratedの支援を受けています。

学生たちは、同校のマーケティングプロジェクトに意欲的に参加しています。自ら構築したキャンペーンが応募者数やキャンパスの訪問者数、入学者数の増加といった目に見える成果につながることは、学生たちにとって大きな励みとなり、継続的なスキルの育成を促進しています。測定可能な成果を就職先候補である企業に提示できることも、大きな利点となっています。

「本校の体験型学習アプローチに学生たちが魅力を感じていることは、過去2年間の大学院課程の学生数が増加していることからも実証されています。本校では、学部課程と大学院課程の両方で同様のデジタルマーケティング体験を提供しています。大学院課程では、本校独自の『応用メディアおよびマーケティング教育規範』カリキュラムを通じて、体験型学習を進めていきます。これにより、学生たちは大学に在籍しながら、企業の実際のプロジェクトで直面する可能性がある課題に対応し、解決する方法を実践的に学ぶことができます。このアプローチは、本校にもメリットをもたらしてくれます。学生たちのマーケティングスキルを育成することで、外部のマーケティングスキルを有する人材を雇用するよりもはるかに低コストでマーケティングリソースを増員できるからです」と、同校の助教授兼BucDigital学部責任者であるMelanie B. Richards博士は述べています。

「多くの企業がAdobe Experience Cloudを利用していますが、本校のような体験型教育の水準に達しているプログラムはほとんどありません。本校では、採用企業と入学希望者を魅了する優れた教育機会を創出しています。それが可能なのは、本校の取り組みが実際の企業のニーズに対応しているからです」と、Marshall博士は述べています。

同校の独自性は、起業家のような資金調達手法にも表れています。ソフトウェアの資金調達は、メディアコミュニケーション学部の学生数に左右されます。一般的に、マーケティングソフトウェアの購入資金は大学全体の予算に組み込まれます。しかし、同校の場合は、ひとつの学部課程の授業料から資金を調達しています。

同校がブランドおよびメディア戦略プログラムを開設した当時、在籍する大学院生数は24名でした。その後わずか1年で、75名を超える規模に成長しました。また、学部生の数も増加し続けています。「本校のプログラムが大きな成長を遂げた理由は、ふたつあります。ひとつ目は、専門的かつ実践的な体験と産業界とのつながりを重視していることです。ふたつ目は、アドビの強力なブランド力を活用していることです。デジタルマーケティング分野における就職競争力を高めたいという学生たちのニーズに応えるうえで、その分野のリーダーであるアドビ以外の選択肢はありませんでした。積極的に学ぶ姿勢を重視する本校のアプローチと、アドビのパートナーシップを組み合わせることで、世界中のどの教育プログラムも真似できない卓越したROIを、学生、企業、産業界にもたらしています」とMarshall博士は述べています。

* https://digitalmarketinginstitute.com/en-us/the-insider/missing-the-mark-the-digital-marketing-skills-gap-in-the-usa-uk-ireland

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