一般データ保護規則(GDPR)とは、データ保護要件を調整し、今日の状況に対応するために近代化、整備された、プライバシーに関する欧州連合(EU)の新しい法律です。新たな要件や強化された要件は数多くありますが、中核を成す原則は変わりません。新しいルールでは、個人情報の定義が広範囲に規定され、適用範囲も拡大されているため、EU在住の個人に対して製品やサービスのマーケティングを展開しているあらゆる企業がその影響を受けます。アドビは信頼に値するデータ処理者としてGDPRを的確に順守すると共に、GDPRへの適合を目指すあらゆるユーザーの活動を支援します。
データ処理者としてのアドビに課せられる要件の多くは、Adobe Campaignに備わる機能によって既に満たされています。ユーザーがGDPRへの対応をよりスムーズに進められるよう、アドビはこの機会を活用して可能な限り新しい機能を追加できるように取り組んでいます。とりわけ、アドビは個人顧客(データ主体)の権利にもとづく要求(データへのアクセスや訂正、削除など)への対応を容易に実現する機能の強化に務めています。アドビはデータ管理者であるユーザーと連携し、その対応を支援します。