Adobe Experience Platform Experience Data Model
無数のデータポイントをひとつのデータモデルに集約
ソースを統合しないままデータ収集を際限なく続けていては、データにもとづいて行動するために多くの時間を必要とします。しかし、Experience Data Model(XDM)を使用すれば、データソースの種類に関係なく、あらゆるデータを集約して、分析やデータドリブン型の魅力的なエクスペリエンスの構築など、企業のさまざまな業務に活用できます。

利点
有益なインサイトをすばやく獲得
あらゆる顧客データを認識して、より迅速に、包括的な顧客インサイトを獲得できます。
データを容易に共有
データの命名や分類、形式などを統一し、社内の誰もが利用できる、データの民主化を実現します。
柔軟性、オープン性、拡張性の向上
企業の幅広いニーズに合わせてXDMスキーマを構築、拡張できます。
相互運用性の向上
新しいデプロイとチャネル、ソースをシンプルに活用します。XDMを読み込めるアプリケーションなら、新しいデータを自動的に認識できます。
迅速な対応で価値を向上
XDMベースのデータ構造を認識するインテリジェントなサービスを繰り返し実装、採用できます。

Experience Data Model(XDM)の機能
データごとに固有の重要な手掛かりを見つける
XDMでは、標準スキーマとスキーマベースのワークフローを使用して、あらゆるチャネルのデータをセマンティックに認識し、標準データモデル(言語)を構築します。このモデルを通じて、組織の誰もが顧客データを有効に活用できます。データの認識、変換、再変換が絶えずおこなわれるので、データにもとづくレコメンデーションに注力して、リアルタイムの顧客体験を実現できます。また、XDMはオープンソースのデータモデルであるため、独自の属性やエンティティにより標準スキーマを拡張可能です。

JSON-SchemaとJSON-LDによる階層スキーマを使用します。
XDMを使用して、複数のチャネルや顧客接点からの記録と時系列データを標準化します。
顧客体験の向上に役立つ、アドビならではの豊富なスキーマライブラリを活用できます。また、ニーズに合わせてスキーマを拡張したり、新しく作成することも可能です。
XDMはCreative Commons Attribution 4.0 Internationalライセンスの下で発行されているので、デジタルエクスペリエンスがアドビ製品の一部であるかどうかを問わず、そのすべての概念を取り込むことができます。