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データプライバシーとセキュリティ

セキュリティを確保しながらデータを最大限に活用

Adobe Experience Platformなら、法規制やポリシーを遵守しながらも、顧客の期待に応え、ビジネスを促進するパーソナライズされた体験を提供するために必要なインサイトを獲得できます。

Adobe Experience Platformで信頼を構築

データに責任を負うことは、顧客との信頼関係を構築する出発点にすぎません。Adobe Experience Platformは、業界をリードする特許取得済みのデータガバナンスツールです。顧客のプライバシーを尊重し、ポリシーと法規制に準拠しながら、社内のあらゆる部門が優れた体験を提供するために、必要なインサイトを獲得できます。

データガバナンスの一元管理

Adobe Experience Platformを利用するアプリケーション全体における、プライバシー、セキュリティ、ガバナンスを一元管理できます。

効率の向上

データスチュワードがデータのポリシーを一元的に管理するため、IT部門やその他の部門における、コンプライアンス管理にかかる時間とリソースを削減することができます。

将来に備えたアーキテクチャ

強力かつ拡張可能なアーキテクチャは、将来のプライバシー規制にも対応できます。

データの使用方法の確認

予期しないデータ使用やポリシーに違反したデータ使用をデータ管理者に警告することで、不適切なデータ使用を最小限に抑えます。

柔軟なデータ管理

業務ニーズにもとづくカスタムラベルやカスタムポリシーを使用して、エクスペリエンスデータを柔軟に管理できます。

オープンAPI

REST APIを使用して、Adobe Experience Platformのデータガバナンスフレームワークを、さまざまなアプリケーションに直接適用できます。

  1. プライバシーと同意
  2. データガバナンス
  3. セキュリティ
  4. 規制が厳しい業界への対応
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プライバシーに関する顧客の期待を把握して対応

Adobe Experience Platformなら、顧客のプライバシーを尊重しながら、パーソナライズされた体験を構築するために必要となるさまざまな能力を備えています。

  • GDPR、CCPA、CPRAなどのプライバシー規制に関する顧客のデータ要求を効率的に管理できます
  • OneTrustなどのサードパーティのCMP(同意管理プラットフォーム)と統合することで、カスタマージャーニーのあらゆる段階で顧客の同意を収集、尊重できます
  • プライバシーを重視する企業や規制の厳しい業界向けに構築された、自動化されたワークフローと大規模な同意管理機能を利用できます

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大規模なデータガバナンスに対応する業界初のフレームワーク

特許取得済みのツールを使用して、誰が何のデータをどのように使用するのかを分類および管理し、一貫したポリシーを適用することで、データ管理のリスクを低減できます。

  • 誰がどのデータにアクセスして使用できるのかを適切に制御できます
  • データの使用方法とラベル付けに関する特許取得済みのフレームワークを使用して、マーケティング活動に関連するデータの使用方法と同意のポリシーを策定し、セグメンテーションからアクティベーションに至るまで、ワークフロー全体に適用できます
  • データの使用方法に関するポリシーを遵守し、関連性のないデータや不要になったデータを削除することで、データの最小化を促進できます
  • アクティビティ監査でサポートされているワークフローとセルフサービスの監査ログを使用して、システム内のアクティビティに関する説明責任と可視性を強化できます

大規模なデータ管理について詳しく見る

安全なインフラストラクチャによるデータ保護

Adobe Experience Platformは、セキュリティバイデザインの原則に従って新たに開発されました。そのため、インフラストラクチャは強固でありながら拡張性に優れており、組織のセキュリティとコンプライアンスの強化に役立つ機能が備わっています。

  • Adobe Experience Platformでは、転送中および保存中のあらゆるデータが暗号化されます
  • 暗号化キーにアクセスし、保存データの暗号化を管理できます

安全性とセキュリティについて詳しく見る

規制が厳しい業界への対応

医療や金融サービスなどの規制が厳しい業界に特化した機能を活用すれば、顧客への義務を果たしながら、優れたエクスペリエンスを提供できます。

  • HIPAAに準拠しながら、消費者と従業員の両方にパーソナライズされたエクスペリエンスを提供できます
  • 機密データを保護しつつ、従業員が必要なデータにアクセスできるようにすることで、顧客のニーズに対応できます
  • 医療機関や関連団体を支援する、専門サービスを利用できます

規制が厳しい業界への対応について詳しく見る

休むことのないデータ監視とサポート

アドビの運用チームが常時、アクティビティやイベントを監視し、対応するため、データのセキュリティを心配する必要はありません。アドビのセキュリティ対策は、業界最高レベルにあり、いつでも必要な時にサポートを提供します。

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Adobe Experience Platformによる信頼の構築

プライバシーと同意の管理

Adobe Experience Platform を使用すれば、CCPAやGDPRなどのプライバシー法にもとづいた、顧客からのデータアクセス要求やデータ削除要求を監視し対応できます。また、同意ポリシーを管理し、適用することもできます。

プライバシーの一元管理
  • 1回限りの要求に対応する実装不要のビジュアルUIを使用して、データアクセス要求やデータ削除要求を実行し、ジョブの詳細情報および指標を取得できます。
  • 適切なデータがAdobe Experience Cloudに送信され、処理されるように、データアクセス要求またはデータ削除要求で参照すべきデータタイプにラベルを適用できます。
  • 個人がデータアクセス要求またはデータ削除要求を送信するフォームページにプライバシーID取得タグをデプロイすることにより、ユーザーIDを取得し、それをPrivacy Service API呼び出しに含めて処理できます。
同意管理の統合
Evidon、OneTrust、TrustArcなどの同意管理ソリューションを対象とする、Experience Platform Launchに含まれる既製の統合ツールを利用して、同意を管理できます。
同意ポリシーの自動適用
  • カスタム使用ポリシーやデータラベルを使用して、データ使用ポリシーを消費者レベルで自動的に適用することで、同意ポリシーの自動適用を実現します。
  • 社内外ポリシーに違反する顧客データをアクティベートするリスクを排除します。
  • 手作業を減らします。自動化を利用して、マーケターのオーバーヘッドを削減します。
統一されたポリシーの適用
APIとUIを活用して、消費者の同意や好みを尊重するための組織的なポリシーを管理します。

単一のフレームワークで大規模なデータガバナンスを実現

データを追跡し、適切に使用されていることを確認することは、非常に困難です。業界初のデータガバナンスと管理フレームワークであるAdobe Experience Platform Data Governanceを利用すれば、企業全体におけるデータの使用を適切に管理できるため、データを責任ある形で活用し、顧客の信頼を獲得できます。

データの分離
APIファーストのサンドボックスを利用して、Adobe Experience Platformのひとつのインスタンスを仮想的に分割し、制作、開発中の複数の施策をそれぞれの境界内に収めることができます。
アクセス管理
ビジネスニーズにもとづいて、プラットフォームのワークフロー、データ、リソースを使用するユーザーのアクセス権限を管理します。
一般的なラベル付け

ガバナンスとコンプライアンスのニーズにもとづいて、契約ラベルやIDラベル、機密ラベル、GDPRデータラベルなどの具体的なラベルをデータに適用できます。独自のデータラベルを作成することも可能です。

ラベルは、エクスペリエンスのデータソースのリネージュにもとづいて、セグメント化ワークフローやアクティベーションワークフローで自動的に継承されます。データセットレベルで適用されたラベルは、データセット内のあらゆるフィールドに継承されます。

ポリシーのフレームワーク

ポリシーテンプレートやカスタムポリシー、データ使用監査、統合対応APIなど、データを使用するためのポリシーを作成、管理、周知できます。

データ使用ワークフロー内でデータ使用ポリシーを適用できます。適用するための機能は、Adobe Experience Platformネイティブのデータアクティベーションワークフローで用意されており、すぐに使用可能です。Adobe Experience Platformでカスタムアプリケーションを使用すれば、独自の適用ワークフローを定義し、データ使用について警告や制限をおこなえます。

意図したとおりのデータ使用がどのような場合にポリシー違反となるかを確認できます。また、総合的なリネージュ分析を実行し、ポリシーの遵守に関するアドバイスを受け取ることもできます。

オープンAPI
アドビの機能は、すべてRESTベースのAPIによって提供されます。これらのAPIを使用すると、Adobe Experience Platformのデータガバナンスフレームワークを、ご使用のアプリケーション内で直接活用できます。
データライフサイクル管理
データライフサイクル管理機能でデータの準備、編集、削除などをおこなう、望ましいデータライフサイクル管理を実現することができます。目的の達成には、もはや直接的な関連性がなく、必要でなくなったデータを削除することで、データの最小化を実施し、顧客データの取り扱いのベストプラクティスを遵守することができます。

強固なセキュリティを実現するインフラストラクチャ

Adobe Experience Platformは、設計段階からセキュリティを重視しています。強固なフレームワークにさまざまなデータ保護機能を備えているため、優れたエクスペリエンスの創出に注力できます。

暗号化
Adobe Experience Platformでは、Microsoft Azure Storage暗号化を使用して、デフォルトで保存中のデータが暗号化されます。
安全性の高いインフラストラクチャ
Adobe Experience Platform では、業界のベストプラクティスとMicrosoft Azureのネットワークセキュリティを組み合わせ、ビジネスのスピードに合わせてエクスペリエンスを提供できる安全なインフラストラクチャを実現しました。
Adobe Secure Product Lifecycle(SPLC)
アドビでは、各種プロセスと測定から成るAdobe Secure Product Lifecycle(SPLC)フレームワークを通じて、安全な開発規格に沿った製品の開発、レビュー、テスト、リリースを徹底しています。

セキュリティ認定とコンプライアンス支援

顧客企業のデータを預かる環境の安全性とセキュリティを強化する取り組みが評価され、Adobe Experience Platformはさまざまな国際業界基準に準拠していることが証明されています。また、GDPRなど、Adobe Experience Platformに保存された保存データに課されるコンプライアンス要件を遵守するためのツールや機能も揃っています。

暗号化キー
標準装備のシステムマネージドキーの代わりに、Microsoft Azure Key Vaultから独自の暗号化キーを取り込み、保存データを暗号化できるようになりました。これにより、データの暗号化とアクセス権限を完全に制御できます。
SCO 2 Type 2
過去12ヶ月間のセキュリティ対策について設計と運用の有効性を評価する認定制度であり、安全性、可用性、機密性、プライバシー、プロセスの完全性の観点から評価がおこなわれます。
ISO 27001
アドビのサービスと顧客情報の機密性、完全性、可用性に影響する情報セキュリティリスクについて、体系的なマネジメントが実施されていることを示す認定制度です。
GDPR
Adobe Experience Platformやサポート対象のAdobe Experience Cloud製品で保存、処理したデータであれば、GDPRにもとづくデータ主体からの要求にもAdobe Experience Platform Privacy Serviceで対応できます。

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Content as a Service v2 - Monday, November 20, 2023 at 14:53