マーケティングオートメーションの価値は、施策を効率的に改善し、売上向上に貢献すること。MAが役立つ3つの領域を解説します。
Webパーソナライゼーション
匿名顧客であるか既知顧客であるかを問わず、サイト訪問者一人ひとりにパーソナライズされたコンテンツを提供し、有意義で適切な体験を創出できます。
顧客経験をパーソナライズし、webサイト訪問の機会を最大限に生かして顧客と深い関係を構築
訪問者一人ひとりのニーズに応えるwebページは、エンゲージメントやサイト滞在時間、コンバージョンの向上に役立ちます。あらゆる訪問者の期待に見合った体験を提供することで、カスタマージャーニーのあらゆる段階で顧客の状況を理解し、それぞれの要望やニーズに対応していることをアピールできます。
Adobe Marketo Engageのwebパーソナライゼーションを活用すれば、匿名の訪問者であっても、一人ひとりにパーソナライズされたコンテンツを提供できます。トリガーとフィルターを利用して、顧客にとって最適なコンテンツを特定し、それをもとにパーソナライズされたリードベースまたはアカウントベースの体験を自動的に提供します。企業データ、行動データ、地理データにもとづいてweb体験を調整し、顧客のニーズに最も即したコンテンツを提供することで、エンゲージメントを高めます。組み込みのA/Bテストやパフォーマンス指標を活用すれば、最適なコンテンツによって顧客体験をすばやく最適化し、顧客の信頼を獲得できます。
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次のような機能があります
リード単位/アカウント単位でオーディエンスをターゲティング
匿名段階の未認知顧客でも、デジタルフットプリントからサイト訪問者の理解に努め、適切な対応に活かすことができます。
- リードやアカウントの適合性/意図/エンゲージメントといったデータの活用、および行動トリガーにより、サイト訪問者をセグメント化し、インバウンド戦略ならびにアカウントベースマーケティング(ABM)戦略を強化します。
- 匿名段階の訪問者を識別し、ファーストタッチの時点からパーソナライズされた体験を提供します。
リアルタイムでのパーソナライゼーション
訪問者の行動のたびに相手への理解を進め、それに応じてパーソナライズし、徐々に顧客の関心を育成します。
- パーソナライズされたアセットを、webサイトの既存コンテンツにリアルタイムで埋め込みます。
- 適切なコンテンツ/ウィジェット/パーソナライズされたオファー/通知を配信し、webサイト訪問者のエンゲージメントを向上させます。
コンテンツの最適化
ひとつの万人向けコンテンツを静的に届ける代わりに、過去の実績や訪問者の属性などによってコンテンツを動的に出し分けます。
- A/B/nテストによってキャンペーンの効果を評価、成果を上げているコンテンツを自動的に選択して配信します。
- AI(人工知能)のAdobe Senseiを利用したプレディクティブコンテンツにより、パーソナライゼーションを自動化、最適化します。
エンゲージメント分析
- クリック数、ダイレクトコンバージョン、コンバージョン率、アシストコンバージョンなど、パーソナライズされたwebキャンペーンの主要指標を包括的に把握します。
- トラフィック数の多い組織、リファラー、セグメントなどの観点から、webサイト訪問者をリアルタイムで分析します。
- ターゲットアカウントの訪問に関する実用的なレポートを、リアルタイムに営業部門へ提供し、ABMを強化します。