ファーストパーティデータ
まず最初に、顧客が直接提供する情報(連絡先やアンケートの回答など)は、ファーストパーティデータと呼ばれます。こうした情報は質が非常に高く、顧客理解を深めるうえで欠かせないものです。
マーケターは、信頼性の高い情報を自発的に提供するユーザーを容易に特定できます。情報源に直接アクセスすることで、誤解を招く情報の拡散を防ぎ、プライバシーへの懸念も生じにくくなります。
CDPは主にファーストパーティデータを活用してユーザープロファイルを構築し、顧客の特性、インタラクション、行動をリアルタイムで記録・更新します。一部のDMPでもファーストパーティデータの取り込みは可能ですが、一般的にはサードパーティデータの管理に適しています。
セカンドパーティデータ
セカンドパーティデータとは、他の組織から購入または取得したファーストパーティデータを指します。他社から情報を得ることで、リーチの拡大や新たなインサイトの獲得につながりますが、いくつかの注意点も考慮する必要があります。
パートナーや広告主は、これらの情報を顧客から直接収集していますが、必ずしも正確性が保証されるわけではありません。そのため、プライバシー規制に抵触するリスクや、誤った情報を扱うリスクが高くなります。
CDPとDMPは、いずれもセカンドパーティデータを取り扱います。DMPには、企業間でのデータ共有や販売を効率化するデータエクスチェンジ機能が備わっていることが一般的です。
サードパーティデータ
サードパーティデータとは、データソースと直接関係のない企業が収集、販売するデータのことです。
データ収集企業から情報を得ることで、匿名化されたデータへのアクセスは広がりますが、サードパーティデータは誰でも購入できるため価値は低くなります。競合他社も同じ情報を利用しているかもしれず、必ずしも優位に立てるとは限りません。この種のデータには本質的なリスクも伴います。データ収集企業が、すべての情報についてプライバシー基準を満たしていると保証できるとは限らないためです。
DMPは、主にサードパーティデータを活用して、未知のオーディエンスに関するインサイトを導き出し、ターゲット広告キャンペーンを構築します。