マーケティングオートメーションが小規模なチームの成功に役立つ
皆さんのマーケティングチームは、どのぐらいの規模でしょうか?100人、25人、3人、あるいは単独で活動されているかもしれません。1~5名のチームで活動する60%のマーケターは、少ないリソースの割り当てで、より多くの任務を負うことの意味を理解しています。本質的に、これは非常に重要なことです。一斉配信メールの作成であろうと、スプレッドシートの作成、あるいは最も効果的なチャネルを把握するためのデータ検索であろうと、小規模なチームは手作業でのプロセスを熟知していますが、手作業は最適ではありません。チームはもっと効果的に時間を使って、想像もつかないほど進歩できるはずです。このためには、どうしたらよいでしょうか?その答えが、プロセスの自動化です。
ここで登場するのが、マーケティングオートメーション(MA)です。マーケティングオートメーションは、さまざまな活動(キャンペーン管理、顧客セグメンテーション、データ分析など)を自動化および同期する、強力なソフトウェアツールです。小規模なマーケティングチームは、マーケティングオートメーションによって、リソース不足の問題を解決し、延々と続く一貫性のない手作業のプロセスから解放されます。
それでは以下に、マーケティングオートメーションによって、小規模なチームが業務のレベルを向上できる、具体的な方法を挙げます。
目次
- 顧客エンゲージメント
- 生産性
- ROI
顧客エンゲージメント
小規模なチームはマーケティングオートメーションによって、エンゲージメントマーケティングを実施することができます。これは、マーケターがカスタマージャーニーを通じて、顧客と意味のある対話ができるようにするものです。特にマーケティングオートメーションは、エンゲージメントマーケティングの「ABCDE」の自動化に役立ちます。すなわち、マーケターは人々と、個人として(A s individuals)、その行動内容に基づき(B ased on what they do)、時間をかけて継続的に(C ontinuously over time)、成果を得られるように(D irected towards an outcome)、場所を問わずに(E verywhere they are)つながることができます。
生産性
小規模なマーケティングチームは、マーケティングオートメーションによって、手作業を自動化できます。これによって確保した時間を有効活用して、新規顧客の獲得に向けた新しいプログラムの可能性を探ったり、何か月もTo-Doリストに残っていた項目を片付けたりするなど、他の作業を実施できます。
ROI
The Annuitas Groupによると、平均的な企業では、マーケティングオートメーションの導入後、収益が77%、顧客コンバージョン率が53%向上します。小規模なチームは、マーケティングオートメーションによって、一貫性のない非同期の手動プロセスに煩わされることがなくなるので、マーケティング活動のROIを向上できます。
以上は始まりにすぎません。マーケティングオートメーションは、これからのマーケターにとって、なくてはならないツールです。まだ導入していない場合は、今すぐ検討すべきです。
マーケティングオートメーションで小規模なマーケティングチームを支援する方法の詳細については、チートシート『マーケティングオートメーションが小規模なチームの成功に役立つ5つの方法』をご覧ください。
*この記事は、2015年7月にEllen Gomesが投稿した内容を翻訳した記事です。
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