事業拡大につながるマーケティング戦術は共創から生まれる

企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)、CXM(顧客体験管理)をテーマにした日経ビジネスとのタイアップ記事、『顧客体験の神髄』シリーズが日経ビジネス電子版と誌面にて公開中です。

本企画では、事業拡大につながるデジタル改革のヒントを経営者やマーケター向けにご紹介しています。

『顧客体験の神髄』事業拡大につながるマーケティング戦術は共創から生まれる (*日経ビジネス電子版に遷移します。)

本ブログでは、『顧客体験の神髄』シリーズと連動して、掲載記事をもとに企業のマーケティング活動やデジタルトランスフォーメーション、CXMにおける重要なエッセンスをご紹介していきます。

もくじ

  • マーケティング施策のなかで、お客様を置いてけぼりにしてしまう問題
  • マーケターのための「共創」と「有用性の高いコミュニティ」が顧客体験と自社のマーケティングをエンパワーメントする
  • 単なるツール導入にとどまらない、顧客の体験価値を高めるマーケター同士のつながり

マーケティング施策のなかで、お客様を置いてけぼりにしてしまう問題

『顧客体験の神髄』第2回目は、アドビが世界中から卓越したマーケターを選出するために毎年開催している「Adobe Marketo Engage Champion」で2年連続グローバルチャンピオンを受賞されたソフトバンク株式会社 山田泰志氏をゲストに迎え、アドビ株式会社 白井義孝がお話しを伺いました。

本対談では、BtoBマーケティングにおける課題や顧客体験を考える上でのポイントについて語られています

この対談のなかで山田氏は、マーケターが陥りやすい事象として「マーケティング施策においてお客様を置いてけぼりにしがちである」ことを挙げています。

これは、お客様が目の前にいない状態で施策を行うが故に生じる課題のひとつです。マーケティング施策では、伝えることに必死になってしまい、お客様がどういったことにお困りなのか、どういったところに価値を感じていただけるのかといったといった視点が抜けてしまうことがあることがあります。

そういった課題を起こさないためにお客様の事をしっかりと考えていくこと、そして、顧客体験を丁寧に考え抜いて行うことが大事である、と山田氏は語ります。

マーケターのための「共創」と「有用性の高いコミュニティ」が顧客体験と自社のマーケティングをエンパワーメントする

マーケティングに関わる人々は、その業務の性質ゆえ、ときに心細さを感じることがあります。

そんな状況で有用なのが、世界レベルで情報共有される『Adobe Marketo Engage』のマーケティングコミュニティ(ユーザー会)です。

同会では、参加者同士で各社のマーケティングの取り組みついて積極的に情報交換が行われています。業種業界の垣根を超えた情報交換によって、実行するマーケティングの情報そのものに大きなヒントを得ることができると山田氏は語ります。

『Adobe Marketo Engage』の創るマーケターコミュニティの興味深い点は、日本国内に留まらずグローバルのマーケターとつながることのできる世界レベルの広がりを持っている点です。

世界中のマーケティングエキスパートとのつながりは、マーケティングに携わる一人ひとりのレベルを上げ、エンパワーメントするきっかけになります。

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■『Adobe Marketo Engage』のユーザーコミュニティとは?

マーケティングやAdobe Marketo Engageに関する知見やノウハウについて意見交換しながら、互いの専門性を高め合い、ビジネスの成長を加速させるオープンなコミュニティです。

ユーザー会やオンラインコミュニティ、ユーザー分科会などの活動を通じて企業のマーケターをエンパワーメントし、企業のマーケティングにおけるデジタル変革の実現につながりなります。

JMUG(Japan Marketo User Group)ユーザーコミュニティ
Adobe Marketo Engage Champion とは?

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単なるツール導入にとどまらない、顧客の体験価値を高めるマーケター同士のつながり

このコミュニティの価値として、山田氏は業界や企業規模に関係なくマーケティングに関わる人々との多種多様な意見交換ができることを挙げています。

『Adobe Marketo Engage』のユーザーコミュニティは、製品活用に留まらず、マーケティングそのものを楽んでいくためのエッセンスを吸収できます。マーケティング活動に欠かせないMA(マーケティングオートメーション)ツールは様々ありますが、『Adobe Marketo Engage』は、このユーザーコミュニティが大きな価値であると山田氏は語ります。

マーケティングを考える上では、お客様のことを理解して実際のマーケティングの行動につなげていけるかというポイントが不可欠です。コミュニティに所属することで自社のみならず様々な業種や企業規模のマーケティング担当者との情報交換により、視野は広がり、マーケティングのレベルを高め合い、何よりマーケター自身が楽しみながら優れた顧客体験を生み出すためのヒントを得ることが可能です。

グラフィカル ユーザー インターフェイス 自動的に生成された説明

世の中の経営者同士がつながりを持ち経営者のコミュニティでヒントを得るように、『Adobe Marketo Engage』のユーザーコミュニティでは、マーケティングの現場レベルの繋がりにより自社のマーケティング施策が刺激され活性化していくことが、このコミュニティのおもしろさであると山田氏は語ります。

本ブログで紹介した山田氏と白井の対談動画は、Adobe Experience Cloud公式YouTubeにてご視聴いただけます。