「日本社会よ、ITを使いこなせ」及川卓也さんに聞く、プロダクトマネジメント成功の秘訣:ポッドキャストの聞きどころ
アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」の製品群を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを聞くアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。
2回目の特別編である今回のゲストは、アドビのエグゼクティブフェロー(特別顧問)としてさまざまな企業のプロダクト戦略やエンジニアリングを支援している及川卓也(おいかわ・たくや)さんです。「プロダクトマネジメント」をテーマに、ITプロダクトを通じて日本社会の課題にどう切り込んでいくかという広い視野で話してくださいました。聞き手はニッポン放送の吉田尚記(よしだ ・ひさのり)アナウンサーです。
<ゲスト>
及川卓也:MicrosoftやGoogleといったグローバルIT企業で要職を経て独立。2019年、テクノロジーで企業や社会の変革を支援するTably株式会社設立。2022年9月、アドビ株式会社のエグゼクティブフェロー(特別顧問)就任。アドビをはじめとしたさまざまな企業を、プロダクト戦略やエンジニアリング面で支援している。
<聞き手>
吉田尚記:慶應義塾大学卒業後、1999年に株式会社ニッポン放送入社。以降、アナウンサーのほかにイベント司会などラジオにとどまらず活動。2011年度「第49回ギャラクシー賞」にて「DJパーソナリティ賞」受賞。漫画、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通。「マンガ大賞」発起人。現在はメタバースラジオ「ミューコミVR」を担当している。
<パーソナリティ>
小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ):金融機関(投資信託、証券会社、銀行)で一貫してマーケティング業務に携わる、元アドビ製品ユーザー。2018年、アドビ株式会社に入社し、現在はDXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーを務めている。
*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。
第1話:日本社会よ、ITを使いこなせ
及川卓也さん
第1話では、及川さんがアドビに関わるようになった経緯や仕事内容、実現したいビジョンについて伺いました。
以前からアドビ製品を使い続けてきた及川さん。アドビ社内では、製品へのフィードバックや外部への情報発信などを担っています。
及川さんによると、日本の課題は「デジタル技術を使いこなせていない」こと。経済が低迷して少子高齢化が進む日本において、「デジタルやAIは、未来を明るくする武器になる」と話します。
そのために大事なのは、データとパッションだそうです。大量のデータは、生成AI開発につながるなど、ITで勝負する際の武器になります。また「周りに理解者がいなかったとしても、戦わなくてはならない」と、パッションの大切さを説きます。
及川さんは、プロダクトマネジメントを「プロダクトを成功させるための仕事」と定義。大企業のプロダクトからこのポッドキャストまで、さまざまな例を挙げ、プロダクトマネジメントについて解説してくださいました。
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ぜひこちらのリンクからポッドキャストをお聴きください。
『Marketer’s Talk』特別編_#02_01|アドビ株式会社 及川 卓也氏、ニッポン放送 吉田 尚記氏|プロダクトマネジメント|実は汎用性が高い?
第2話:プロダクトマネージャーに大切なこと
吉田尚記さん
第2話ではプロダクトマネージャーに大切な要素を伺いました。及川さんは、責任をとる能力やユーザーの代弁者になる視点、ビジネスとして成立させる能力などを、具体例とともに挙げます。
最も大切なのは「絶対にプロダクトを成功させるという執念」とのこと。そのプロダクトによって未来がより良くなるというビジョンを持ち、チームメンバーと共有することで判断の軸ができるからです。
及川さん曰く、そのビジョンは「極めて短い」方が良いとも。「エレベーターピッチ」(エレベーターに同乗した相手に数十秒で簡潔に伝えられる長さ)の作成を推奨します。
吉田アナウンサーが自ら企画/運営している「マンガ大賞」も例に挙げながら、及川さんと盛り上がりました。
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『Marketer’s Talk』特別編_#02_02|アドビ株式会社 及川 卓也氏、ニッポン放送 吉田 尚記氏|プロダクトマネジメント|成功するプロダクトマネージャーの秘訣
第3話:プロジェクトの価値を届けるには
小松崎扶美恵
第3話では、プロダクトとプロジェクトの違いについて解説していただきつつ、アドビのツールを使った価値の届け方について伺いました。
プロダクトマネジメントの本質は「誰にどうなってほしいかがキモ」と及川さん。そして、プロダクトとプロジェクトは「市場に価値を届ける」という意味では共通しているとも話します。
つまり、ターゲットに何を提案し、どう行動変容して欲しいかがプロダクト/プロジェクトの背骨です。この考え方はアドビのマーケティング製品群に浸透しており、活用することでそれらの仮説検証を効率的に実施できます。
さらに生成AIを使えば、打ち手をどんどん変えていったり、手作業では難しい量のクリエイティブを作成することも可能です。
これからはインターネットとリアルが融合していく時代。リアルな商材にも、アドビのツールは活用できると及川さんは説きます。
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『Marketer’s Talk』特別編_#02_03|アドビ株式会社 及川 卓也氏、ニッポン放送 吉田 尚記氏|プロダクトマネジメント|プロダクトとプロジェクトの違い
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そのほか、
- トヨタのマネジメントから学ぶべきこと
- プロダクトがリアル商材ならどうなる? 靴を例に考える
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この記事は「みんなのデジタルエンゲージ」からの転載です。