Adobe Analytics/Adobe Target | Tipsのご紹介

アドビのカスタマーサクセスチームでは、製品活用を目的とした無償のハンズオンセミナー『DX道場』を定期的に開催しています。その中でも特にご好評をいただいているコースである、『DX道場~お悩み相談・活用ヒント編~』にて、Adobe Analytics/Adobe Targetについて実際にお客様よりお問い合わせのあった内容を抜粋し、Tipsとしてご紹介させていただきます。(※アーカイブ:https://spark.adobe.com/page/ErGuvntCddADB/)

アトリビューション分析における配分モデルの使い分け(Adobe Analytics)

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Question

『Attribution IQを使用したアトリビューション分析について』

アトリビューションモデルとして、「パーティシペーション」と「線形」という似たようなモデルがあると思うのですが、それぞれどういった形で使い分ければいいのでしょうか?

Answer

パーティシペーションと線形の主な違いを以下の図にしてまとめました。こちらの図では1回のコンバージョンに¥100をカウントする例となります。

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パーティシペーションと線形をそれぞれ実訪問者数(100)で割った場合、以下のようになります。

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線形は実数値を使ったタッチポイント毎の比較を行うために使い、パーティペーションは実数値ではなく、コンバージョンレートなどの割合を出すために使います。

ブラウザ側のCookie締め出しに対する対策(Adobe Analytics)

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Question

『ブラウザ側のCookie締め出しについて、Adobeが予測する未来や対策』

・Chromeが、将来、サーバサイドで発行される1st Party Cookie(ECID)を締め出した場合の対抗策は、存在するのか?

・現状、最新VersionのSafariでは、ECIDがブロックされているが、Adobeの考えでは、近い将来Cookieに変わる技術は?

Answer

現状ですとCNAME対応により7日間の保持期限となります。Adobeとしては3rd Party Cookie制限やIDFAへの対策を、回避するようなテクニックとして技術展開は致しません。Adobeは本質的に企業・ブランドが何をすべきか、という観点でソリューションを展開致します。

今後はユーザーから取得する1st Partyデータ(1st Party Cookieではなく)が重要となると考えております。Adobe Experience Platformという新たな製品群でCRM IDや電話番号、メールアドレス等を組み合わせて顧客の統合プロファイルを生成する方向性です。

属性情報(年齢・性別など)だけではなく顧客の行動情報による興味データを利用します。機械学習により未知のプロファイルを補完し、その瞬間に顧客ニーズにあうものを提供する仕組みを提供致します。

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A/Bテストで結果に有意差がなかった場合の考え方(Adobe Target)

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Question

A/Bテストで有意差がない結果しか出てない場合、次にどのようなステップに進めばよいか? 特にテストできる期間が限られていて延長できない場合に、その時点での結果でどのような判断をするのが良いのか?

Answer

有意差が出ない事自体も学びです(一般的にテストの結果が出るのは3割程度と言われています)。また、セグメントで切ると有意差が出ている場合もあるので、結果をセグメント別に見てみたり、最終コンバージョン以外に中間コンバージョンでも結果を見てみましょう。

信頼度は90%を切っていれば偶然とみなされます。ただし、全体では90%未満であっても、ターゲットセグメントで有意な勝者であれば、勝者と判断するケースはあります。

テスト期間が限られていて有意差を明らかにしたい場合はAuto Allocateの利用もご検討ください。

※Auto Allocate(自動配分)の詳細はこちら

https://experienceleague.adobe.com/docs/target/using/activities/auto-allocate/automated-traffic-allocation.html?lang=ja

テストの結果をAdobe Analyticsで分析する際のTips(Adobe Target)

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Question

ATアクティビティの効果検証をAA側のワークスペースで行う際、「ATアクティビティのクリック」/「ATアクティビティの表示」を確認できるAAの標準ディメンション・指標は?

Answer

A4T(Analytics for Target)を有効にしているとAdobe AnalyticsのWorkspace上で以下のディメンション・指標を使用して分析が可能です。

・ディメンション:「ターゲットの分析」「ターゲットアクティビティ」「ターゲットエクスペリエンス」等

・指標:「アクティビティのインプレッション」「アクティビティコンバージョン」等

なお、「クリック」を計測する場合は標準指標がございません。その場合は、s.tl() メソッドなどカスタム実装が必要となります。

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◎この記事のPDFファイルはこちら

「Adobe Analytics/Adobe Target Tipsのご紹介」

https://landing.adobe.com/content/dam/landing/uploads/2020/jp/dxcsm/202109_AA_AT_Tips_2.pdf