アドビ、Adobe Experience Platformにおけるパートナーシップを拡充し、リアルタイム顧客プロファイルの活用を強化

昨今の前例のない時代において、優れた顧客体験の提供はこれまでになく重要となってきています。しかし、顧客体験は、取引が完了した瞬間に終わるわけではありません。デジタル経済の加速により、旅行のキャンセル処理から保険金請求の受付、食料品の配送まで、顧客と企業との取引後のエンゲージメントの頻度は増す一方です。

昨年、アドビは業界初のエンタープライズプラットフォームであるAdobe Experience Platformを発表しました。これは、企業が組織内のデータをつなぎ合わせてデジタル顧客体験をリアルタイムかつ大規模に提供できるようにするものです。そして本日、Genesys、ICF Next、Medallia、Merkle®、SundaySkyをはじめとする企業との新たなパートナーシップにより、このAdobe Experience Platformに取引後の顧客体験インテリジェンスを統合することが可能になりました。

今回発表した各パートナーシップは以下の通りです。

今日の厳しい環境下において、膨大な顧客データは相互に連携しないシステムで扱われ、企業がそのデータ全体をもとに顧客の関心やニーズを真に理解して対応することを困難にしています。コールセンターへの問い合わせ、企業の顧客対応、ロイヤルティやインタラクションそれぞれに影響を与える要因は多岐にわたり、購入前か購入後かを問わず課題に対応することが求められます。企業は、そういったインタラクションからインテリジェントを引き出して活用し、将来のエンゲージメントをより良いものとするための適切な体制を整えておく必要があります。

*本記事は、2020年11月6日にアドビのHead of Product Marketing, Adobe Experience PlatformであるRonell Hughが投稿したブログの抄訳版です。