Adobe Experience Platform Privacy Serviceで顧客体験と信頼性を向上
欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)は、EUにおけるデータ保護の要件を今日の状況に合わせて整備したものです。企業がGDPRに対応するにはいくつかの調整が必要となりますが、Adobe Experience Platform Privacy Serviceを利用すれば、この新しい機会を活用して顧客体験を向上させることができます。アドビのツールは、消費者のプライバシーを保護し、企業のあらゆる実装をサポートし、ガバナンスを向上させることを目指しています。

信頼性の向上
アドビのツール内で使用する顧客の個人情報を透明化し、顧客本人が制御できるようにします。新たな方法でパーソナライズされた顧客体験をタイミング良く提供することにより、顧客関係を強化します。
複数のプライバシー要求を迅速に実行
GDPRにもとづく要求をAPI経由でAdobe Experience Cloudに送信し、あらゆるデータ主体にすばやく応答します。
ビジネスを保護
規制リスク管理を強化します。

Privacy Serviceの7つのステップ
Adobe Experience PlatformのGDPR対応
アドビは、ユーザー企業がAdobe Experience CloudによってGDPRに対応できるよう、Adobe Experience Platformに様々なデータプライバシー機能を搭載しました。これらの機能の詳細と利用方法をご覧ください。

アドビのPrivacy Service APIを使用すると、個人データへのアクセスや削除を希望するデータ主体から送信されたGDPR要求をすばやく管理できます。
GDPR要求を実行するには、Privacy Service UIのビジュアルインターフェイスを使用します。このインターフェイスは、単発の要求を個別の実装なしに処理できるように設計されています。
GDPR要求内で参照する必要があるデータタイプを特定、ラベル付けして、Adobe Experience Cloudに送信できます。Adobe Analyticsでのデータのラベル付けについて詳しくは、こちらを参照してください。
ユーザーIDを取得し、Privacy Service API呼び出しに含めて処理できるよう、個人がGDPR要求を送信するフォームページにGDPR ID取得タグをデプロイします。
同意の取得を容易にするために、Evidon、OneTrust、TrustArcなどの同意管理ソリューションとアドビ製品を連携させる機能が組み込まれています。これらの連携機能は、Adobe Experience Platform Launchから利用できます。
Adobe Experience Cloudにプライバシーバイデザイン機能を搭載
アドビのエンタープライズ向けツールは、コンテンツとドキュメントの作成、キャンペーンの構築、メディアバイイングの管理、深いビジネスインテリジェンスを得られるようにビジネスを変革します。アドビの具体的なツールに関する情報とGDPRへの対応に関する解説をご覧ください。
GDPRサービスの詳細
Privacy Serviceラーニングセンターのリソースを有効に活用
Adobe Experience Cloudにプライバシーバイデザイン機能を搭載
GDPRを好機ととらえ、プライバシーに優しい企業へ ~ プライバシー情報取得における「同意の取り方」とは
作者 UNITE 編集部
GDPRラーニングセンターのリソースを有効に活用