サイボウズ|チームワークを高めるBizOps:ポッドキャストの聞きどころ

アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」の製品群を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを聞くアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。

今回のゲストは、サイボウズ株式会社でMOps施策の立案/実行を担当する吉見 梓(よしみ・あずさ)氏です。「チームワークを高めるBizOps」というテーマでお話を伺いました。

<ゲスト>

吉見梓:2010年にサイボウズに新卒入社。カスタマーサポートを経験後、2014年から営業本部パートナーマーケティング部にてパートナー制度の運営や認定資格の講師業務を担当。4年間の育休を経て2020年に復職。現在はAdobe Marketo Engageの管理者として、営業連携とマーケティング施策実装の仕組みづくりに取り組む。2023 Japan Adobe Advocatesに選出される。

<パーソナリティ>

小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ):金融機関(投資信託、証券会社、銀行)で一貫してマーケティング業務に携わる、元アドビ製品ユーザー。2018年、アドビ株式会社に入社し、現在はDXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーを務めている。

*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。

第1話:主力製品の営業&マーケティング課題

吉見梓氏

新卒社員として、2010年にサイボウズ株式会社に入社した吉見氏。カスタマーサポートやパートナーマーケティング業務を経て、現在は営業連携とマーケティング施策実装の仕組みづくりに取り組んでいます。

吉見氏が育児休業明けに復職した2020年は、ちょうどコロナ禍のタイミング。リモートワークやDX推進によって、サイボウズの主力製品「kintone」の需要が急激に高まっていたものの、営業リソースの不足によって顧客フォローが十分でなかったといいます。

さらにMOps施策の立案/実行を進めていく中で、営業活動の属人化や部門間でのデータ分断といった複数の課題にも直面したといいます。吉見氏は課題解決のためにAdobe Marketo Engageを活用し、顧客対応の効率化と自動化を推進していきました。

鍵になったのは、Adobe Marketo Engageとkintoneの連携でした。連携における活用事例をAdobeのユーザー会などで学びながら、社内での仕組み化に取り組んでいったそうです。

詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。

『Marketer’s Talk』#21_01|サイボウズ株式会社 吉見梓氏|チームワークを高めるBizOps - MA導入の進め方

・Apple Podcast
https://apple.co/4i6sFOX

・Spotify
https://spoti.fi/4jmGBFA

 

第2話:営業とマーケティングの橋渡し=BizOps

小松崎扶美恵

サイボウズの製品をより多くの人たちに使ってもらいたい。そのために吉見氏は、BizOpsでの取り組みを通じて、営業およびマーケティング活動のビジネスプロセス最適化に従事しています。

吉見氏が意識するのは、営業チームとマーケティングチームの「橋渡し」としての役割です。展示会やセミナー、ウェビナーなど、様々なチャネルでマーケティングチームが獲得したリードを、適切な形で営業チームに届けるための仕組みづくりを進めています。

部門間の連携を円滑に行うために、サイボウズでは自社でもkintoneを最大限活用しているそうです。社内コミュニケーションやタスク管理、スケジュール管理など業務に関する全ての情報がkintoneに集約されていることで、PDCAをスピーディに回しながら業務に取り組めるといいます。

ちなみに吉見氏が所属するBizOpsでは、各部署からの問い合わせ対応に特化した「BizOps相談窓口」というアプリもkintoneでつくっているとのこと。要望が可視化されることで、わざわざ定例MTGを設けなくとも、アプリ内でコミュニケーションが完結するそうです。サイボウズの存在意義(Purpose)である「チームワークあふれる社会を創る」を体現するエピソードだと感じました。

詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。

『Marketer’s Talk』#21_02|サイボウズ株式会社 吉見梓氏|チームワークを高めるBizOps - kintoneを活かすアドビ製品

・Apple Podcast
https://apple.co/4jAIezz

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第3話:サイボウズの理念と顧客体験

吉見氏が顧客体験で意識しているのは、顧客が必要としている情報にたどり着きやすくすること。プロセスも含めて、簡単で分かりやすいことにこだわっているといいます。

そのために取り組んでいることとして、他社の成功事例から学ぶことを挙げた吉見氏。現在実施しているセミナーのオンデマンド配信は、アドビの施策を参考にしたそうです。

吉見氏自身も、「育児をしながら仕事をする上で、いつでもどこでも情報を得られる仕組みが役に立った」と実感を持って語ります。オンデマンド配信は成果も出ており、実施前と比較して1.5倍の視聴者数増加につながっているそうです。

アフタートークでは、小松崎が感銘を受けたサイボウズのカルチャーのひとつ「対話と議論」について語り合いました。サイボウズでは説明する側だけでなく、聞く側も責任を持つことで、建設的なコミュニケーションにつながっているそうです。

リモートワークが普及する現代において、企業がどのようにチームワークを維持し、発展させていくべきか。今回のエピソードは、企業でチームワークを高めるためのヒントに溢れています。

詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。

『Marketer’s Talk』#21_03|サイボウズ株式会社 吉見梓氏|チームワークを高めるBizOps - 身近にある改善のヒント

・Apple Podcast
https://apple.co/3S1uthu

・Spotify
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営業組織の支援を起点としてAdobe Marketo Engageを導入し、全社マーケティング活動へ発展

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