マイナビ|約100種にのぼるプロダクトを束ね、データ活用の組織風土をつくるためのMAツール活用術:ポッドキャストの聞きどころ

アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」の製品群を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを伺うアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。

今回のゲストは、株式会社マイナビの教育研修事業でデジタルマーケティングを統括する唐啓祐(とう・けいゆう)さんです。「成果最大化のためのデータ活用」というテーマでお話を伺いました。

<ゲスト>

唐啓祐:営業職やデジタルマーケティングのコンサルティングを経験した後、株式会社マイナビに入社。B2Bマーケティング環境の立ち上げやインサイドセールス部門の責任者などを担当し、現在は同社の教育研修事業にてデジタルマーケティングを統括している。2024年、Adobe Marketo Engageの「Japan Adobe Advocates」に選出される。

<パーソナリティ>

小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ):金融機関(投資信託、証券会社、銀行)で一貫してマーケティング業務に携わる、元アドビ製品ユーザー。2018年、アドビ株式会社に入社し、現在はDXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーを務めている。

*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。

第1話:約100種にのぼるプロダクトをいかに有効活用するか

唐啓祐さん

2017年に中途社員として株式会社マイナビに入社した唐さんは、教育研修事業部内でB2Bマーケティング環境の立ち上げやインサイドセールス部門の責任者などを担当されてきました。マイナビでは就業情報サイトの運営だけでなく、就業後のキャリア形成や組織活性のコンサルティング支援など幅広いサービスを提供しています。

唐さんが現在力を入れているのは、デジタルマーケティングとインサイドセールスの連携です。教育研修事業では、約100種にのぼるプロダクトを持つ同社にとって、ひとつのサービスだけを紹介するだけでは、顧客一人ひとりのニーズに合わせた提案になりません。

唐さんはAdobe Marketo Engageを活用し、顧客の行動データを分析し、適切なナーチャリングを行うことで、SAL(Sales Accepted Lead、成約の可能性が高いリード)につなげることができるといいます。

詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。

『Marketer’s Talk』#19_01|株式会社マイナビ 唐啓祐氏|成果最大化のためのデータ活用 - チームで取り組むデータ活用法

・Apple Podcast
https://apple.co/40GZVHj

・Spotify

https://spoti.fi/4hcrugV

第2話:迷ったらテストしてみよう

小松崎扶美恵

教育研修事業では、どのように高度なパーソナライズドマーケティングを実現しているのでしょうか?

唐さんが挑んだのは、人事領域の課題に向き合うこと。採用や人員配置、人材育成や組織活性など人事が抱える悩みは多岐にわたります。顧客それぞれの興味/関心に合わせたコンテンツ配信を実施しつつ、顧客の興味変化に柔軟に対応し、その都度最適なサービスの提案を行える仕組みを構築しました。

またデータ活用を推進するために、A/Bテストの積極的な活用も実施したといいます。「webサイトに記載されている文言が、顧客に伝わりづらいから変えて欲しい」という現場の声も、A/Bテストを取り入れつつ、納得感を醸成しながら施策を進めていきました。

データ活用によってCTRが4倍になった施策もあったそう。データに基づく意思決定を重んじる組織に徐々にシフトできたと唐さんは語ります。

詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。

『Marketer’s Talk』#19_02|株式会社マイナビ 唐啓祐氏|成果最大化のためのデータ活用 - 製品活用と仕組みづくり

・Apple Podcast
https://apple.co/40oxUmr

・Spotify
https://spoti.fi/4gYAw1t

第3話:「現場の感覚+データ」で優れた顧客体験を

唐さんが顧客体験で目指すのは、「情報を欲しているユーザーに、適切なタイミングで欲しいものを手元に届けること」です。そのために唐さんは、テクノロジーができることと人間ができることを分けつつ、いかに融合したら最適な施策を実行できるのかを考えているといいます。

唐さんは顧客体験向上のため、2つのポイントを重視しています。

・プロセス最適化:顧客がサービスに触れる一連のプロセスを常に最適化し、スムーズな顧客体験の提供に努めること
・ターゲット理解:データ分析と現場からの生の声に基づき、顧客のニーズや行動を深く理解し、それに合わせたコンテンツやサービスを提供すること

例えば唐さんは、エンゲージメントプログラムを、データ分析を踏まえた内容に刷新しました。またAdobe Targetを活用し、顧客の行動履歴に基づくパーソナライズされたコンテンツ配信にも取り組んでいます。

アフタートークで話題に挙がったのは、唐さんもコミュニティリーダーを務める「KinKETO*」(キンケト)が話題に。同じ悩みを抱えている者同士だから語り合えることがあると、唐さんは分科会への参加を呼び掛けました。

*Adobe Marketo Engage User Group(MUG)の分科会、kintone と Adobe Marketo Engage連携マーケターのためのワーキンググループ: https://mugs.marketo.com/japan-kinketo-mug/

詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。

『Marketer’s Talk』#19_03|株式会社マイナビ 唐啓祐氏|成果最大化のためのデータ活用 - マーケターのアレンジ力

・Apple Podcast

https://apple.co/3PSDcli

・Spotify

https://spoti.fi/4gjgayL

もっと詳しく知りたい方はポッドキャストへ。

そのほか、

などについて、お話しくださいました。

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ぜひこちらのリンクからポッドキャストをお聴きください。

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