大日本印刷|デジタル解析による組織改革:ポッドキャストの聞きどころ
アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」の製品群を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを聞くアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。
今回のゲストは、大日本印刷株式会社でデジタルマーケティング活動の推進や、グループ全体のデータ教育を牽引する田口 佳央莉(たぐち かおり)氏です。「デジタル解析による組織改革」というテーマでお話を伺いました。
<ゲスト>
田口佳央莉:大学でマーケティングを専攻し、消費者行動心理学や統計学を学ぶ。2011年に大日本印刷に入社し、webディレクターとしてキャリアをスタート。その後、解析領域へと業務の幅を広げ、大規模なサイト統合/リニューアルを主導する。2017年に独学で「ウェブ解析士マスター」を取得。現在は、同社コーポレートサイトの高度解析と施策検討、およびグループ全体のデータ分析教育を推進している。
<パーソナリティ>
小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ):金融機関(投資信託、証券会社、銀行)で一貫してマーケティング業務に携わる、元アドビ製品ユーザー。2018年、アドビ株式会社に入社し、現在はDXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーを務めている。
*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。
第1話:データのプロフェッショナルへの道のり
田口佳央莉氏
大学でマーケティングを専攻し、新卒で大日本印刷株式会社(以下、大日本印刷)に入社した田口氏。webディレクターとして経験を積んだ後、解析領域へと業務の幅を広げ、現在は同社のコーポレートサイトの高度解析と施策検討、およびグループ全体のデータ分析教育を推進しています。
webディレクター時代から、データに基づいた仮説検証の重要性を感じていた田口氏は、自ら進んで様々なプロジェクトにおける解析業務に着手。顧客が保有する大量のデータを活用するために尽力し、その経験をもとに大日本印刷のコーポレートサイト統合/リニューアルを成功に導きました。
データ解析への探究心は衰えることなく、2017年には日本で100名ほどしか存在しない「ウェブ解析士マスター」の資格を取得するまでに。講演や勉強会、解析講座も積極的に開催し、田口氏の高い知見やデータへの思いを、社内外の有志に伝えています。
詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。
#28_01|大日本印刷 田口佳央莉氏|デジタル解析による組織改革 - データのプロフェッショナルへの道のり
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第2話:定量分析×定性分析の奥深さ
小松崎扶美恵
大日本印刷のweb戦略において軸となっているのは、企業価値の向上とビジネス貢献の両立です。コーポレート部門とマーケティング部門のミッションを切り分けず、webをひとつの「柱」として捉えることで、多様なステークホルダーに適切な情報を届けていると田口氏は語ります。
特に注力しているのが、オウンドメディア『Discover DNP』を通じたファンづくりです。「DNPへの親しみやすさと発見」をコンセプトに、同社の多角的な活動をストーリーとして発信。田口氏は解析の知見を活かし、SEOの観点を含む「コンテンツ設計書」を編集チームへ提供するなど、「誰に/何を届けるか」を明確にするための体制づくりに努めています。
また、ウェブ解析士マスターとして田口氏が説くのは、データの裏側にあるユーザーの状況を徹底的に想像すること。マクロな定量分析で全体の傾向を掴むだけでなく、ミクロな定性分析を同時に行うことで、「なぜその時間に、そのページを見たのか」という一人ひとりの背景まで深く考察しているそうです。
詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。
#28_02|大日本印刷 田口佳央莉氏|デジタル解析による組織改革 - 定量分析×定性分析の奥深さ
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第3話:誰もがデータ分析を楽しめるように
大日本印刷のコーポレートサイト解析や、グループ全体のデータ教育を推進する田口氏は、顧客体験において最も重要なこととして「お客様自身の目的を達成すること」を挙げました。情報が溢れる現代だからこそ、ユーザーを無駄に迷わせることなく、スムーズに目的へと導く動線設計を意識しているといいます。
大日本印刷では、ユーザーの流入経路や、お問い合わせなどの最終的な成果へとつながる主要な動線を分析し、時代ごとに変わる行動傾向への最適化を続けています。こうした地道な検証は、ユーザーが本来の目的を達成するために不可欠なプロセスであり、優れた顧客体験を支える基盤であると田口氏は強調します。
今後は、データ分析に関わる全ての人が「楽しい」と感じながらデータを扱える状態を目指したいと語る田口氏。専門家に依存するのでなく、自ら一次情報を読み解く楽しさを組織に広めることで、客観的な事実やデータに基づいた判断と、より良質な顧客体験の創出につながるはずと期待しています。
アフタートークで話題に挙がったのは、田口氏が取り組んだダイエットについて。3ヶ月で15キロの減量を達成した際、食事のPFCバランスをExcelで細かく記録していたそうです。自身のデータを分析し、無理のないペースを予測しながら継続するという、田口氏らしい合理的なアプローチを垣間見ることができました。
詳しくは、こちらのリンクからポッドキャストでお聴きください。
#28_03|大日本印刷 田口佳央莉氏|デジタル解析による組織改革 - 解析が導き出す最高の顧客体験
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もっと詳しく知りたい方はポッドキャストへ。
そのほか、
- 大学で印象的だった消費者行動心理学の授業について
- ウェブ解析士マスター資格の取得経緯
- 田口氏が構想する「データのテーマパーク」とは?
などについて、お話しくださいました。
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