柔軟な分析
Analysis Workspaceを使えば、堅牢かつ柔軟なキャンバスでカスタム分析プロジェクトを作成できます。任意の数のデータテーブル、ビジュアライゼーション、コンポーネント(チャネル、ディメンション、指標、セグメントおよび時間の精度)をプロジェクトにドラッグ&ドロップして分析します。
ビジネスインテリジェンスやデータサイエンスの担当者に、クロスチャネルデータを結合して分析するための強力な分析ツールセットを提供します。
今日、ほとんどの企業が、顧客をより理解して優れた製品やエクスペリエンスを生み出すために、莫大な量のデータを収集しています。しかし、課題はデータをより多く収集することだけではありません。そのデータを統合、分析、把握し、企業全体で共有することも重要な課題です。そのためには、適切なデータをあらゆるチャネルから収集し、それらを結合してカスタマージャーニーの全体像を構築するのと同時に、カスタマージャーニーを分析して獲得したインサイトをすばやく活用するためのツールが必要になります。
カスタマージャーニー分析には、ビジネスインテリジェンスやデータサイエンスの担当者がクロスチャネルデータを結合して分析するための分析ツールセットが用意されています。この機能により、複雑なマルチチャネルのカスタマージャーニーをコンテクストに即して明確に理解することが可能になります。また、SQLやAnalysis Workspaceなどのツールと連携することで、顧客のコンバージョンに至るまでのプロセスの問題を解決し、最適なタイミングで魅力的なエクスペリエンスを提供するための、アクションにつながるインサイトを獲得できます。さらに、カスタマージャーニー分析をAdobe Experience Platformと併用することで、そこに保存されている、Adobe Analyticsデータを含むあらゆるデータにアクセスできるようになります。
あらゆるシステムからデータを収集し、順序やヒット/訪問/訪問者モデルに縛られない、柔軟なデータスキーマを利用できます。
Adobe Experience Platform上に保存されたあらゆるデータに、SQLから直接アクセスできるため、データを結合してAnalysis Workspaceでのパスや属性などの分析用に準備することができます。
マルチチャネルの結合データを使用してビジネス上の疑問を解決し、顧客セグメントを構築してアクティベーションやパーソナライズ機能に活用できます。
市民データサイエンティストに向けてデータサイエンス機能へのアクセスを提供することで、人工知能(AI)とマシンラーニング(機械学習)を利用した詳細な顧客インサイトを活用できます。
アドビのセグメントIQ機能では、あらゆる指標とディメンションを自動的に分析することにより、セグメント間の統計的に最も有意性の大きい差異を、セグメント数の制限なしに特定できます。自社のKPIを左右する重要なセグメント特性が自動的に見つかります。
アドビの測定用オープンプロトコルでは、音声や動画、コネクテッドカー、IoT機器、CRM、インターネットなど、あらゆるソースからデータを収集できます。また、JavascriptやモバイルアプリSDKのデータ収集ライブラリを利用することもできます。