マーケティングオートメーションの価値は、施策を効率的に改善し、売上向上に貢献すること。MAが役立つ3つの領域を解説します。
モバイルマーケティング
さまざまなチャネルやデバイスをまたいで得た情報を、モバイル体験に反映します。これにより、俊敏性の高い効果的な体験で、顧客を魅了することができます。
顧客がもっとも利用しているチャネル、モバイルデバイスで関係を構築
今では、モバイルを利用することは、当たり前のこととなりました。家族や友人にメッセージを送る、ソーシャルメディアを閲覧する、ゲームを楽しむなど、日常生活で利用するだけではなく、業務をおこなうための主要なデバイスにもなっています。実際、業務に関する電子メールの多くがモバイルでやり取りされるようになり、業務用のチャットアプリの利用も広がっています。マーケターにとっては、顧客がさまざまなチャネルからモバイルへと移動した際に、いかにシームレスな体験を維持できるかが重要な課題となっています。
Adobe Marketo Engageなら、顧客がプラットフォーム間を移動しても、一貫性のあるやり取りを維持することができます。あらゆるチャネルをまたいで能動的に情報を収集し、顧客の要望やニーズをリアルタイムに把握することができるようになります。この情報を位置情報トリガーと組み合わせることで、オーディエンスにとって真に価値のある、パーソナライズされた適切なプッシュ通知やアプリ内メッセージを配信できます。モバイルを利用して、対面の会話のようなコミュニケーションを実現できるのです。
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次のような機能があります
トリガーによるアクティビティ
自社アプリを、顧客とのタイムリーなエンゲージメントのための窓口として活用します。顧客が起こした何らかのアクションをもとに、それに応じた働きかけをアプリ経由で届けます。
- SDKコンポーネントを使用して、Adobe Marketo Engageをモバイルアプリに統合できます。
- 個人のプロファイルや設定したアクションにもとづいて、アプリ内メッセージやプッシュ通知を自動的に配信できます。
- 主要なアクティビティを検出し、クロスチャネルコミュニケーションを実施できます。
位置情報を利用したインタラクション
店の中で商品を見ている時、展示会の自社ブースを訪れた時など、顧客がどこにいるのかを把握したうえで、その場所にふさわしい働きかけを提供します。
- ビーコンやジオフェンシング技術を利用して、位置情報にもとづいたメッセージをタイミングよく配信できます。
- 顧客の正確な位置情報にもとづいて、リアルタイムに個別にエンゲージすることで、その場でのコンバージョンの可能性を高めることができます。
高度にパーソナライズしたメッセージを配信
顧客の個性とチャネルの用途に合わせたプッシュ通知とアプリ内メッセージをアプリやその他のチャネルで配信することで、効果を最大化。適切な対話の内容、タイミング、頻度を判定しましょう。
- アプリ内や他のチャネルでの顧客の行動にもとづいて、プッシュ通知やアプリ内メッセージを配信できます。
- どのようなメッセージをどのタイミングで、どの程度の頻度で配信するべきかを判断することができるようになります。
モバイルアプリのアクティビティの追跡
アプリ利用者の行動を、ダッシュボードでわかりやすく把握できます。それぞれのメッセージをタップした人数、アプリの開封件数など、全体的な成果を測定しましょう。
- デバイスや通知、アプリ、マーケティングチャネルなどをまたいで、行動と非行動のエンゲージメントを評価することで、顧客をより包括的に把握することができます。
- あらゆるアプリのプッシュエンゲージメント、アプリのオープン、アプリのインストールなどの統計情報を一元的に確認できます。
「Adobe Marketo Engageの自動化機能を利用することで、ファンをロイヤルティの高い観客に転換するための魅力的なコンテンツの制作に、より多くの時間を割けるようになりました。その結果、わずか2年で、デジタルリードが80%増加し、収益が315%増加しました」
Ben Conrad氏
Milwaukee Bucks、データベースマーケティング担当シニアディレクター
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