ADOBE REAL-TIME CDP
リアルタイムの体験を実現する顧客プロファイルを構築
Adobe Real-Time CDPなら、クロスチャネルのデータをリアルタイムの顧客プロファイルおよびアカウントプロファイルに統合し、さまざまな施策に活用できる統合顧客プロファイルを構築できます。
Adobe Real-Time CDPの機能の詳細
Adobe Experience Platform上に構築されたAdobe Real-Time CDPは、3rdパーティCookieに依存することなく、マーケティングファネル全体にわたるリアルタイムのB2CおよびB2Bユースケース向けの価値の高いオーディエンスセグメントを構築することができます。
- 統合プロファイル
- オーディエンス管理
- クッキーレス時代のマーケティング
- データガバナンス
- オーディエンスアクティベーション
- データコラボレーション
連携されたデータで顧客をリアルタイムに把握
オンラインとオフラインのあらゆるソースをまたいで、既知および仮名の顧客データを統合、正規化し、リアルタイムで実用的なB2BとB2Cの顧客プロファイルを構築できます。
- 企業のさまざまなシステムや部門で一貫したデータを使用
デバイスをまたいで顧客を把握し、エンゲージメントを向上
- ストリームデータからリアルタイムのインサイトを獲得し、市場投入までの時間を短縮
エンドツーエンドのオーディエンス管理
統合されたプロファイルをリアルタイムで拡充し、セグメント化できます。AIを活用したインサイトにより、包括的なオーディエンスを構築し、キャンペーンを的確で関連性の高いものにすることができます。
データソースがどのようにオーディエンスに利用され、配信先でどのように活用されるかを把握できる、事前に構築されたワークフローで効率を向上
リードやアカウントがコンバージョンに至る可能性を予測する、類似オーディエンスや傾向スコアリングにより、新規顧客を見つけ、変化する顧客行動に迅速に対応
他のアプリケーションで構築されたオーディエンスを含め、ビジネス全体のオーディエンスを一元管理
データウェアハウスパートナーと連携したデータでオーディエンスを拡張し、顧客インサイトを促進
3rdパーティCookieに依存しないマーケティング
優れたデータを備えたオーディエンスをチャネルに誘導することで、ファネル全体のマーケティング効果を向上できます。
耐久性のあるIDを顧客プロファイルに関連付けることで、マーケティングの規模を確保。
ファーストパーティデータとオーディエンスを信頼できるパートナーと安全に連携
時代遅れのIDに依存しない、広告に特化した統合でオーディエンスにリーチ
企業向けデータガバナンスツール
一元管理されたプラットフォームで、あらゆる事業部門をまたいで顧客データを管理できます。
同意の収集、データのラベル付け、ポリシーの作成、データ使用方法を適用するための透明性のあるツールでコンプライアンスを確保
利用者が機密データを使用するのを防止
APIとユーザーフレンドリーなインターフェイスの両方を利用して、消費者のデータ要求を管理
オーディエンスが使用される前に、データソースとポリシーを表示
チャネルをまたいで適切かつリアルタイムの顧客体験を実現
アドビとほかのマーケティングアプリケーションにおいて、B2CとB2Bのオーディエンスをリアルタイムで活用できます。
的を絞った顧客体験と特定の瞬間に合わせたパーソナライゼーションを提供
既知のデータと未知のデータの両方を活用することで、クロスチャネルキャンペーンを強化
使いやすいキャンバスでカスタマージャーニーを編成
パートナーデータ、ユースケースプレイブック、AIアシスタントにより、オーディエンスの活用を促進
3rdパーティCookieを使用せずに、オーディエンスを発見
顧客のいる場所にリーチすることで広告活動を強化し、セキュリティを保ちながら効果を測定できます。
キャンペーンのプランニングのために価値の高いオーディエンスを特定し、パブリッシャーをまたいでリーチ可能なオーディエンスを発見
広告主とパブリッシャーが協力して、複数のチャネルで最適なオーディエンスをターゲティングし、リーチできるキャンペーンを実施
高レベルの顧客プライバシーを維持しながら、キャンペーンの成果を集計して把握
AIアシスタントで効率アップ
使いやすい会話型のAIアシスタントを利用して、ワークフローを効率化し、生産性を向上させましょう。
製品情報へのすばやいアクセス、問題のトラブルシューティング、新しいコンセプトの学習
データの探索であれ、業務上のインサイトの把握であれ、タスクをより迅速に完了
世界有数の大企業の業績を牽引
「アドビとのパートナーシップの拡大により、大規模なパーソナライゼーションを加速することで、顧客体験がさらに強化され、オンラインと実店舗でのHome Depotの体験を最適化することができます」
Melanie Babcock氏(Home Depot、統合メディア担当バイスプレジデント)
Adobe Real-Time CDPの詳細
効果的に連携
Adobe Experience Cloudのさまざまな製品を組み合わせて活用することで、顧客に最適なエクスペリエンスをタイミングよく構築できるようになります。
Adobe Real-Time CDP + Adobe Journey Optimizer
統合プロファイルと実用的なオーディエンスを構築し、パーソナライズされた顧客体験を構築および提供できます。
Adobe Real-Time CDP + Adobe Customer Journey Analytics
顧客プロファイルをクロスチャネルの行動インサイトで補完し、オーディエンスの構築とアクティベーションを強化できます。
よくある質問と回答
顧客データ統合とは、複数の情報源から獲得した顧客データを組み合わせて整理する、一連の処理やプロセスのことです。複数のデータベースに接続し、情報を単一の場所にインポートします。
そのように情報を一ヶ所に集約することで、管理、アクセス、セキュリティが容易になります。さらに重要なことは、顧客データが一ヶ所に集約されていることで、より優れたデータの分析と可視化が最小限の時間でおこなえるようになることです。
消費者の行動にもとづいて、ビジネス上の意思決定をおこなっている場合、顧客データ統合が不可欠となります。
DMP、CDP、CRMの重要な違いは、顧客データを保存、整理する目的にあります。既存顧客の管理、潜在顧客へのマーケティング、統合顧客プロファイルを構築するための情報の統合など、それぞれが異なる方法でデータを利用します。
顧客データプラットフォーム(CDP)は、さまざまな情報源からデータを収集することで、堅牢かつ包括的な顧客像を構築することができます。CDPは、webサイト、カスタマーサービス、モバイルアプリ、実店舗、CRMやDMPからの顧客データを統合します。
顧客関係管理(CRM)プラットフォームは、既存顧客および潜在顧客との関係を管理することに重点を置いています。購入履歴、顧客の連絡先、過去のコミュニケーションなど、さまざまなデータを整理することができます。
データ管理プラットフォーム(DMP)は、第三者から顧客データを収集し、より効率的にターゲットオーディエンスを絞り込み、主要な属性をセグメント化します。DMPは、顧客データを取得し、匿名化した上で、ターゲット広告のために他社とデータ交換をおこないます。