Gatorade、クリエイティブに自分らしさを表現できるカスタマイズスクイズボトルをAdobe Firefly Servicesの生成AIで実現

Hannah Elsakr

10-14-2024

アドビとGatoradeは、生成AIを活用し、消費者が自分だけのオリジナルのGatoradeスクイーズボトルをカスタマイズできる新たなコラボレーションを行っています。Adobe Firefly Servicesを活用したこの新サービスでは、クリエイティブな表現のハードルをなくし、誰もがまったく新しい形のキャンバスで自分の情熱やスポーツ活動を形にして、自分らしいストーリーを語れるようサポートします。

人々の個性ある生き方を尊重するGatoradeは、アスリートをはじめ、あらゆるタイプの消費者向けに製品をパーソナライズすることを顧客体験の中核としてきました。そして今やGatoradeは、AIで生成した体験の力を直接消費者の手に届けることに成功した、最初の企業のひとつとなりました。まず同社は、世界の有名スポーツ選手たちとコラボレーションしたシグネチャーボトルを提供してきました。また、今年の初めには、Gatorade iDを通じGatorade.comでさらに高度なパーソナライゼーションを行えるサービスの提供も始めました。しかし今回、Adobe Fireflyを活用することで誰でも、自分だけのボトルをパーソナライズできるようになったのです。

青色の背景に様々なパターンや色のGatoradeのボトルデザインのバリエーションが多数掲載された画像。

Gatorade.comで提供開始

本日より、Gatorade.comでは、ユーザーが簡単なテキストプロンプトを使って、自分だけのカスタムスクイズボトルをデザインできるようになりました。デザインの可能性はほぼ無限大で、同じボトルが2度出てくることはまずありません。手順としては、まずAIで生成されたプリセットデザインの中からオプションを選びます。テキストプロンプトがあらかじめ用意されており、絵文字やスタイル(雰囲気)、カラーでカスタマイズできるので、生成AIに不慣れな消費者でもすぐに使いこなせます。さらにGatoradeでは、Adobe Fireflyを使って事前生成した20万点のアセットからなるリポジトリを用意し、ユーザーが高度なパーソナライゼーションを行えるようにしています。

よりクリエイティブにデザインをカスタマイズし、自分の情熱や関心を反映させることもできます。例えば、プロンプトに「宇宙を飛ぶタコスとエイリアン」や「レトロなゲーム機を鮮やかなピンクのデザインで」と入力すれば、Adobe Firefly Servicesがそれに応じたカスタムデザインを生成します。また、スタイル(雰囲気)やカラーのオプションを指定して、生成されたデザインをさらに調整することもできます。

このカスタムサービスは、Gatorade.comのGatorade iD(GiD)プラットフォームで提供されます。GiDは、ショッピングエクスペリエンスをゲーム化した無料の会員制プログラムで、買い物をすればするほどポイントを獲得し、特典を得ることができます。獲得したポイントを使ってカスタムプロンプトでデザインを生成できるほか、カスタムデザインを2つまで無料で作成可能です。直近に作成したデザインは会員のプロフィールに保存され、いつでも購入することができます。また、プリセットから生成するオプションは完全に無料で、ポイントは必要ありません。

https://main--da-bacom-blog--adobecom.hlx.page/blog/assets/videos/gatorade-fuels-creative-self-expression-with-customizable-squeeze-bottles-powered-adobe-firefly-services-generative-ai/media_15506552398c7a23b55bc97ee3bd2ce1499c6c5f1.mp4

今回の新しいAI活用サービスは、Gatoradeとアドビとのコラボレーションにより、GiD会員にこれまでにない体験を提供するものです。同社はデジタルプロダクトエージェンシーのWork & Co(Accenture Song傘下)とも提携し、この新しいユーザーにとって使いやすいAIサービスをGatorade.comにシームレスに統合しました。カスタムテキストプロンプトを利用することで、お気に入りのスポーツから趣味や関心事まで、本当の意味でのパーソナライゼーションを大規模に展開しており、誰もが独自のスタイル、情熱、個性を表現できます。

Gatoradeのスポーツ用品担当上級マーケティングディレクターのXavi Cortadellas氏は、次のように述べています。「Gatoradeは、スポーツ用品のパーソナライゼーションの最前線に立ち続けています。AI生成を利用したボトルデザインの導入により、アスリートたちは、より創造的な自己表現を自分自身で行うことができるようになりました。今や世界中のアスリートが、親しみやすく、ブランドに沿った独自の方法で、当社のAIツールを楽しむことができます。Gatorade.comで提供される無料のGatorade iDロイヤリティプラットフォームを通じたパーソナライゼーションの可能性は、ほぼ無限です」

Gatorade x Adobe Firefly

ボトルデザインのパーソナライズできる一方で、Gatoradeのチームは、同社製品の人気の源である特徴的なブランドスタイルも取り入れたいと考えました。そこで、Adobe Fireflyの構成参照とスタイル参照を利用し、デザインチームが既存の色調やスタイル(過去の象徴的なキャンペーンから着想を得たもの)をアップロードすることで、各ユーザーのカスタムデザインのベースとして使えるようにしました。また、企業向けのクリエイティブな生成APIとサービスのコレクションであるAdobe Firefly Servicesを導入し、Adobe Fireflyの機能をGatoradeのwebサイトに統合、拡大展開することも可能にしました。

カスタムメイドのGatoradeボトルのアイデアを思いつくよう、ユーザーに新しいアイデアを入力してもらうテキストプロンプト付きのインターフェイス。

Gatoradeが今回のキャンペーンでAdobeとの提携を決めた理由は、Adobe Fireflyが安全に商用利用可能であり、最高品質のアセット(Adobe Stockのアセットおよび著作権が失効したオープンライセンスのパブリックドメインコンテンツ)でトレーニングされていることです。

「Gatoradeはこれまでも、パーソナライゼーションの力で、当社製品と体験に新次元の表現とイノベーションを吹き込んできました。今回のコラボレーションは、私たちのアイデアから次世代の表現と業界最先端のイノベーションを生み出すまたとない機会であり、お客様にGatorade公式アスリートになったような気分を味わえる特別な体験を届けることができました。生成されるボトルデザインすべてが、Gatoradeが感じられる自分だけの特別なボトルとなるように、Adobe Fireflyで参照するスタイル、テーマ、構成参照を作成しています。これにより、お客様の想像力がAIの支援でデザイン化され、最終的なボトルとして形になるのです」と、PepsiCoのデザイン担当バイスプレジデントを務めるLeon Imas氏は述べています。

創造的な自己表現の扉を開く

Gatoradeは、競技中でもオフの時でもアスリートたちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、全力でサポートし続けています。今回の生成AIを活用したパーソナライゼーションは、この取り組みにおいて独自の役割を果たします。これらのイノベーションとアドビとのコラボレーションを通じ、Gatoradeはアスリートが自分らしさを表現し、自分の特性を発揮しさらなる高みへ至れるよう支援しています。

商品の入手方法:Gatoradeの無料会員制プラットフォームであるGatorade iD(www.gatorade.com)にて、世界にひとつだけの同社ブランドのスクイズボトルを作成できます。カスタムスクイズボトルの価格は1本34.99ドルで、Gatorade iDクレジットを使えばより高度なカスタムデザインを作成できます。Gatorade iDに登録していない場合は、無料のプリセットデザインから選択できます。AI生成されたスクイズボトルの価格は他のスクイズボトルと同じで、AI技術の利用に対して追加料金は請求されません。