Adobe Journey Optimizer は、Adobe Experience Platform を基盤に構築されたアジャイルでスケーラブルなアプリケーションです。あらゆるアプリ、デバイス、画面、チャネルでパーソナライズされた一貫性のあるカスタマージャーニーを設計し、提供します。週次のプロモーションメールのようなスケジュールの決まったブランド主導のタッチポイントでも、最近の購入状況に応じた更新情報のような顧客の行動に基づくリアルタイムな応答であっても、Journey Optimizerは、マーケターが適切なタイミングで適切なチャネルを通じてメッセージを顧客に届けることを支援します。
Journey Optimizerは、データ、コンテンツ、意思決定を一つに集約することでカスタマープロファイルの統合、大規模なコンテンツのパーソナライズ、そしてライフサイクル全体にわたるインタラクションの自動化を可能にします。マーケターは、行動トリガーにリアルタイムで対応し、キャンペーンのロジックをその場で調整し、信頼を構築して顧客維持率を高め、測定可能な成果を上げる、シームレスなジャーニーを設計できます。
アドビは、技術実装者、コンサルタント、パートナーを対象に、アドビ認定プロフェッショナルになるためのJourney Optimizer Developer Expert認定資格を開始しました。この認定資格を提供することで、お客様がエンゲージメントの場所や方法を問わず、よりシンプルなジャーニー管理へと移行するために必要な、信頼性の高い検証されたリソースへのアクセスをサポートしています。さらに、ジャーニーオーケストレーションやパーソナライズされたカスタマージャーニーを構築するスキルを証明したいビジネスプロフェッショナル向けには、Journey Optimizer Business Practitioner Professional認定資格も提供しています。
この記事の内容:
Adobe Journey Optimizer認定資格の構築プロセス
アドビは、公正で、有効かつ信頼性の高い認定資格を提供するため、業界標準に準拠した試験を設計および開発しています。Journey Optimizerのアドビ認定プロフェッショナルは、お客様を成功へと導く経験とスキルを備えています。Adobe Journey Optimizer認定資格が包括的なものとなるよう、アドビはBounteous、Capgemini、Merkle、Wunderman Thompsonの各社、そしてアドビのコンサルティング部門とフィールドレディネス部門と提携して、この資格を開発しました。
試験の構築は、対象者の定義、職務の文書化、問題作成、技術レビューの実施、合格点の決定など、複数のステップからなるプロセスです。このプロセスを通じて、Journey Optimizerの技術実装者向けの試験が、管理と設定、Adobe Experience Platformの基礎、オファー決定支援、コンテンツ作成、ジャーニーオーケストレーションなどを網羅するものになりました。このカスタマージャーニー認定資格を取得したプロフェッショナルは、組織がチャネルを横断してパーソナライズされたリアルタイムの体験を提供するのを支援するために必要な深い専門知識を備えていることが証明されます。
詳細はJourney Optimizer Developer Expert試験に向けた準備のページをご覧ください。
Adobe Journey Optimizerが、あらゆるチャネルでパーソナライズされたカスタマーエンゲージメントをいかにして設計および提供するかを動画でご覧ください。
Business Practitioner Professional認定資格
Adobe Journey Optimizer Business Practitioner認定資格は、Adobe Journey Optimizerのリアルタイムなジャーニーオーケストレーション機能を使い、パーソナライズされたカスタマージャーニーを管理および最適化する能力を証明したいプロフェッショナル向けに設計されています。戦略担当者であれ、技術担当者であれ、このカスタマージャーニー認定資格は、成果につながるクロスチャネル体験を計画、構築、実行するために必要なスキルを証明するものです。
Developer Expert認定資格はJourney Optimizerを実装する技術チームメンバー向けですが、Business Practitioner認定資格は、以下のような職務の方々にメリットがあります。
- Adobe Journey Optimizerビジネスコンサルタント
- マーケター
- マーケティングオートメーションビジネスプラクティショナー
- キャンペーンマネージャー
- キャンペーンストラテジスト
- マーケティングオートメーションスペシャリスト
- ジャーニーマネージャー
- デジタルマーケティングスペシャリスト
- CRMコーディネーター
- マーテックアナリスト
- ソリューションコンサルタント
- テクニカルコンサルタント
Business Practitioner認定資格の推奨スキル
受験者は、事前の実務経験を積むことで、認定資格の取得を有利に進めることができます。Business Practitioner Professional認定資格試験の準備として、習得しておくべきタスクをいくつかご紹介します。
- メッセージとシードリストの検証と校正。
- あらかじめデザインされたテンプレートやドラッグ&ドロップ機能を使った、メール、SMS、アプリ内メッセージ、プッシュ通知の作成。
- ジャーニーのテストと検証。
- ジャーニーとキャンペーン(メール、SMS、プッシュ通知のみ)の作成と、ジャーニーに基本的な条件と除外条件の追加。
- プロファイル属性とイベントデータを使用した基本的なパーソナライゼーションの知識。
- 購読リストの使用。
- プロファイル属性とイベントのレビュー(例:UIを使用したプロファイルの読み込み)。
- ランディングページの理解と使用。
- さまざまなジャーニーやキャンペーンを使用するタイミングの理解と、Journey Optimizerのキャンペーン機能を活用したメールの一斉配信の構築。
- データソース、イベント、アクションの使用方法の理解。
- ジャーニーレポートの監視とレビューによる、メールのエンゲージメント、バウンス、エラー率、スパム率、ドメインの問題の追跡。
- 基本的なセグメント基準の構築と検証。
- メールの配信停止リストと許可リストの理解。
- 単体イベントとビジネスイベントの理解。
- ジャーニーにおけるさまざまなアクティビティの理解と使用。
- テストモードやレポート機能を使った基本的なデバッグの習得(クエリサービスは不要)。
- ビジネス部門と連携したジャーニー要件の収集と文書化。
- ジャーニーとチャネルに関するベストプラクティスの知識(例:最適な送信時間、最適なチャネル、ユースケースごとの最適なジャーニーデザインパターン、トランザクションメッセージとマーケティングメッセージの使い分け)。
- 配信品質に関するコンセプトの理解(例:さまざまな種類のバウンスやウォームアップ)。
- フリークエンシー(配信頻度)とファティーグ(配信上限)ルールの理解。
- データセットのプレビュー。
- IDに関する基本的な理解。
- オーディエンス作成機能とダイレクトメールチャネルの使い分けの理解。
- 静的および動的オファーコレクションとシミュレーション(オファーのテスト)の理解。
- 新しいオーディエンス作成機能を使ったオーディエンスの構成。
- オーディエンスのインポート(例:CSVオーディエンスのアップロード)。
- 新しいHTMLコンバーターを使った、メール用HTMLのアップロードと自動変換。
- コンテンツテストの作成。
- コンテンツテストの結果測定。
- ジャーニー、キャンペーンなどへのタグ付け、フィルタリング、検索。
- テンプレートからのフラグメント作成。
- カスタムアクションの使用。
- Asset Essentialsでのコンテンツ作成。
- 外部データソースへの接続。
- オファー決定支援に関する基本的な知識の取得。
- エクスペリエンスデータモデル(XDM)に関する基本の理解。
- データのインポートとエクスポートの監視とレビュー。
- コンテンツテンプレートの作成。
- データ使用とラベリングの概念の理解。
Business Practitioner Professional認定資格の準備方法
Adobe Journey Optimizer Business Practitioner認定資格の準備とは、効果的なジャーニーの構築から、データとコンテンツを使った大規模なパーソナライズまで、プラットフォームの主要な機能に習熟することを意味します。アドビは、Adobe Journey Optimizer Business Practitioner Professional試験の準備に役立つ無料コースを提供しています。
各セクションで学習する内容の概要は、以下の通りです。
キャンペーンとジャーニーの最適化(48%)
- 特定のシナリオに基づき、カスタマージャーニーを構築、検証、評価する。
- 単体イベントとビジネスイベントの使い分けを理解する。
- ジャーニーのパフォーマンス指標を理解し、結果に基づいて最適化する方法を把握する。
オファー決定支援(12%)
- オファーのコレクションを作成し、正しく設定する。
- オファー決定支援の各段階を理解し、適用する方法を把握する。
- ユースケースに応じて、オファー決定支援と大規模なパーソナライズを使い分ける。
- 静的オファーと動的オファーを使い分けるタイミングを判断する。
- 作成したコンテンツ内でオファー決定アクティビティを使用する。
コンテンツ作成(20%)。
- Asset Essentialsを使用してクリエイティブ要素を管理する。
- 動的データを使用して、メールにパーソナライズされた項目を追加する。
- コンテンツテストの設定、構成、結果の解釈を行う。
- コンテンツフラグメントを理解し、効果的に使用する。
- 拡張性の高いコンテンツ制作をサポートするメールテンプレートを構築する。
Adobe Experience Platformの基礎(20%)
- さまざまなデータタイプを扱い、その用途を理解する。
- プロファイル属性とオーディエンスのメンバーシップをレビューする。
- プロファイル用に有効化されているデータセットと、そうでないデータセットを区別する。
- IDタイプを理解し、ジャーニーで適用するタイミングを把握する。
- シーケンシャルオーディエンスのロジックを使用し、データ読み込みの問題をトラブルシューティングする。
- データの機密性やガバナンス要件に基づき、正しいデータラベルを適用する。
Developer Expert認定資格
Adobe Journey Optimizer Developer Expert認定資格は、複雑なデータ環境でリアルタイムのカスタマージャーニーを構築、設定、トラブルシューティングする技術プロフェッショナル向けに設計されています。この認定資格は、Journey OptimizerとExperience Platformの高度な機能を使用して、拡張性の高いクロスチャネル体験を実装および維持する受験者の能力を証明するものです。
Developer Expert認定資格が役立つ職務
- データアーキテクト
- データエンジニア
- ソリューションアーキテクト
- エンタープライズアーキテクト
- マーケティングオートメーション開発者
- CDP開発者
- CDPアーキテクト
- ディシジョンマネージャー
- キャンペーン開発者
- 配信品質コンサルタント
- RTCDPセグメンテーションスペシャリスト
- キャンペーンアーキテクト
- カスタマージャーニースペシャリスト
- モバイルおよびweb開発者
受験者が知っておくべきこと
Adobe Journey Optimizer Developer Expertを目指す受験者は、Adobe Real-Time Customer Data Platform(CDP)および、さまざまなマーケティングオートメーションシステムに関する、少なくとも1年以上の実務経験が必要です。また、ゼロからの開発と実装の指揮、ジャーニーのトラブルシューティング、製品の制限やガードレールの理解、高度なコードの使用、テンプレートの設定、カスタムアクションの構築、ベストプラクティスの実践といった能力も求められます。
Journey Optimizerは、Experience Platformを基盤としています。受験者は、Journey Optimizerのトレーニングに加え、Experience PlatformまたはReal-Time CDPに関するトレーニングを修了しているか、実務経験があることが推奨されます。準備には、アドビが提供するこの無料コースが役立ちます。
Developer Expert認定資格取得に向けた準備
Journey Optimizer Developer Expert試験は、5つの技術的なコンピテンシー(能力)領域で構成されています。受験者が学習すべき内容の概要は、以下の通りです。
管理と設定(20%)
- ユーザー権限とサンドボックス設定の理解。
- チャネルの管理とデータソースの設定。
- Journey Optimizer固有のAPI(スロットリング、配信停止、オブジェクトコピーなど)の適用。
- ジャーニー全体にわたるイベントとアクションの適切な設定。
ジャーニーオーケストレーション(22%)
- マルチステップ、マルチチャネルのジャーニーの構築。
- レポートの分析とパフォーマンスのデバッグ。
- ジャーニータイプごとの使い分けの判断。
- 実験用のテストケースの作成と管理。
オファー決定支援(16%)
- オファーの作成と管理(オファーコンポーネントを含む)。
- テストプロファイルを使った、オファーのシミュレーションと検証。
- Offer HubとEdge APIの違いの理解。
- さまざまな配信チャネルにおける意思決定の実装。
コンテンツ作成(22%)
- メール、SMS、プッシュ通知、アプリ内メッセージ用のコンテンツの構築と検証。
- パーソナライズ構文とヘルパー関数の使用。
- ジャーニーのデバッグと、確実な公開。
データモデリング(18%)
- プロファイルベーススキーマとイベントベーススキーマの使い分け。
- データ取り込みの設定とデータセットの構成。
- スキーマとユニオンスキーマの関係性の理解。
- セグメンテーションロジックの適用と、IDの効果的な管理。
Adobe Journey Optimizerの認定資格を取得して、活用を始めましょう。
アドビ認定プロフェッショナルである「Journey Optimizer Developer Expert」および「Business Practitioner Professional」試験の提供が開始されました。受験資格、推奨される準備方法、その他の考慮事項に関する詳細は、Journey Optimizer Developer Expert試験準備ガイドをご覧ください。
Adobe Journey Optimizer認定資格を取得することで、開発者とビジネスプラクティショナーは、実社会で成功するために必要な実践的スキルを身につけることができます。パーソナライズされたカスタマージャーニーの設計、複雑なデータ統合の管理、よりスマートなエンゲージメント戦略の推進など、どのような業務であっても、この認定資格は、カスタマーライフサイクルのあらゆる段階で成果を出すための専門知識があることを証明します。
Adobe Journey Optimizerの詳細はこちらをご覧ください。
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