新たなデジタルの旅へ、出航
Costa Crocièreのクルーズは、海の美しさと各地の文化・風土が溶け合う、発見の旅として設計されています。しかし、旅行者の期待が高度化するにつれ、乗船前のデジタル体験においても、その感動を届けることが不可欠となってきました。
世界200を超える美しい目的地を結び、年間数百万人の乗客を迎えるCosta Crocièreにとって、マーケティング環境はますます複雑化していました。データシステムの分断、コミュニケーションチャネルの断絶、地域ごとのサイロ化により、タッチポイントをまたいだ乗客の把握や、大規模なパーソナライゼーションの実現が困難な状況でした。
「旅行前、旅行中、旅行後を通じて、乗客の行動を一貫して追うことができませんでした」と、マーケティング・直販担当バイスプレジデントのGiovanna Loiは語ります。「各乗客の体験を統合的に把握できれば、オンラインで予約する場合もコールセンターに問い合わせる場合も、組織全体が同じ情報をもとに対応できます。一人ひとりが何者で、何を大切にしているかを共有することが必要でした。」
この課題認識をきっかけに、Costa CrocièreはCRM、コマース、カスタマーセンター、アナリティクス、クリエイティブオペレーションにわたる部門横断チームを結集し、すべての顧客接点で連携して取り組む新たな方針を打ち立てました。